
ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。
『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは違い、肩の力を抜いて鑑賞する事ができる映画だった『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。
けれど、とても満足度の高い作品になっていました。
ティーンズ映画になっていて、けれど「ヒーローとは?」を主人公や観客に問いかける秀逸な映画。
今回は、そんな『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
まだ『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をまだ鑑賞していない方は、DVDやブルーレイのレンタルや購入、動画配信サービスで動画のレンタルや購入をして、本編を鑑賞の上、この感想をお読み頂けたら幸いです。

スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム (字幕版)
目次
ネタバレなし感想
ネタバレあり感想
MJと恋人になって成長する親愛なる隣人
本作を観終わった時の感想は、今後のピーター・パーカーの活躍がとても楽しみだっていうものでした。
前作では「ヒーローになりたい」と主張し、本作では、アベンジャーズや特にトニー・スタークの生き様を見て「自分はヒーローとなるべき器ではない」と、自分を否定したピーター。
けれど、今まで頑張っていたアベンジャーズのメンバーがいなくなり、世界中が不安に陥る中、人類がコンタクトできる気軽な存在としてスパイダーマンがクローズアップされていきます。
このあたりの戸惑いが、とても上手に描かれていて良かったと同時に、これからどのような形のヒーローとなるのか、楽しみですね。
また、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、ピーターは最初からMJを好きになっています。
『スパイダーマン:ホームカミング』において、ピーターの想い人はリズでした。
しかし、リズの父親がヴァルチャーであり、ヴァルチャーを退治したため、彼女への想いをピーターは絶ちました。
『ホームカミング』と『 ファー・フロム・ホーム 』の間に、ピーターとMJに何があったのかは、映画では描かれていません。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で指パッチンされて、ピーターもMJも消失した訳ですが、その前に、二人の心を揺るがす事件があったのかもしれませんね。
続編の製作も、色々と問題がありましたが、正式に決定したので、三部作完結編では、恋愛を通して、さらに成長したピーターが、立ちふさがる困難に、どのようにして立ち向かうのか。
とても楽しみです。
素晴らしすぎるミステリオ

今回のヴィランであるミステリオは、本作が公開されるまで、ヴィランである事が伏せられていました。というか、言及されませんでした。
原作ファンであれば、ミステリオはヴィランである事を知っている訳ですが、予告編では「別次元から現れたキャラクター」であると示されています。
そして、謎の敵であるエレメンタルズとミステリオが戦い、ニック・フューリーにも一目置かれている。
原作ファンであればあるほど、混乱したみたいですね。
本作に登場するミステリオは敵なのか、味方なのか。
実際のところ、途中まではヒーローにしか見えなかったのですが、中盤からその本性を現し、本当のヴィランである事が明かされます。
そこが凄いんですよね。
ジェイク・ギレンホールが演じているので、敵なのか味方なのか、さっぱりわからない訳ですよ。
原作を知らない普通の人であれば、絶対に騙されるはず。
しかも、その正体が明らかになるシーンを、サラリと流してしまうんですよ、この映画。
だから、一瞬、状況が飲み込めない。
このあたりの演出や役者さんの演技が凄くて、あやうく声をあげそうになりました。
原作ファンでさえも欺く、鮮やかな演出とシナリオに脱帽しました。
新生アベンジャーズに期待
アベンジャーズの中心を担っていたメンバーが、ついに卒業しました。
スタークは全宇宙を守るために命を散らし、今まで国や人類のために戦ってきたスティーブは、ようやく個人の幸せを掴む事ができました。
ブラック・ウィドウは命を落としたけれど、生まれてきた意味を見出したし、ホークアイは家族と静かに暮らす事でしょう。
ハルクはひとつになった事で、これから頼れる科学者として人類に貢献するかもしれず、ソーは新しい旅へ出発しました。
さて、これからのアベンジャーズは一体どうなるのか。
託されたサムとバッキーは中心になるでしょうし、ワカンダの若き王もその中に組みこまれるでしょうねぇ。
ドクター・ストレンジやキャプテン・マーベルは、ピンチに駆けつけてくれる人物だと思います。
そんなメンバーの中で、ピーターは本当にトニーの後継となるのか、はたまた違う役割を担うキャラクターになるのか
今後の新しいアベンジャーズへの期待が、グングン高まります。
エンドロール後の映像の意味は?ちょっとだけ考察
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のエンドロール(エンドクレジット)について、おわかりの方のいるかもしれませんが、改めて解説すると……。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーターと一緒に行動していたニック・フューリーとマリア・ヒルは、『キャプテン・マーベル』に登場した変身能力を有する宇宙人・スクラル人が化けていた姿でした。
ニックに化けていたのはタロスで、スクラル人の将軍。
マリアに変身していたのは、タロスの妻でしっかり者のソレン。
では、本物のニックたちはどこにいたのかというと、スクラル人の宇宙船に乗って、どこか旅をしているようです。
なぜ、ニックは宇宙へ旅に出ているのか?
残念ながら本編では、それについて語られておりません。
ここからは、ちょっとした考察なのですが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、ニックは、地球だけでなく、宇宙全体を守る存在を作る必要性を感じたのではないでしょうか。

活動を地球に限定していたばかりに、サノスの動きを察知できなかった事を後悔しているのかもしれません。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』までで、サノスの動きを調べていたのは、ソーだけで、ソーですらサノスの存在に行き着いていなかった。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはサノスを知っているけど、サノスに関心を持たなかった訳で、せめて彼らと繋がっていれば、指パッチンを阻止できたかもしれません。
ニックは、自身が何も知らないと思い、新しいヒーローをスカウトするために旅立ったのかもしれません。
アベンジャーズに立ちはだかる次なる敵の詳細は不明ですが、サノスよりも強大になることは間違いないでしょう。
そんな敵と戦うには、今の戦力では心細すぎる。
そのため、タロスたちと地球に残っているヒーローに地球を託して、ニックは広大な宇宙へ出発したのかもしれません。
今後、続々登場するであろうヒーローたちを、どのようにスカウトするのか。
ニックの活動に注目したいところです。
『モービウス』と繋がる可能性
MCU版スパイダーマンの3作目『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、2021年12月17日に全米公開予定となっています。
ですので、それまでスパイダーマン関係の物語について、動きはないのかなと思っていたところ、2020年1月14日、衝撃的なニュースが入ってきました。
ソニーが独自に展開している「 ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター 」に属している作品『モービウス』の予告編が公開され、そこにヴァルチャーが登場したのです!
予告編では、スパディーのポスターに「MURDER(殺人者)」という文字が書かれています。
これは、『ファー・フロム・ホーム』のラストで世間に公表された嘘の真実を、一般の人々が信じてしまったということを示唆しています。
嘘の真実とは、救世主ミステリオことベックをスパイダーマンが殺した、という内容のもの。
そんな訳で、MCU版『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』より先に、『モービウス』が『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』と繋がる可能性が非常に高いと考えておりました。
しかし、コロナの影響で『モービウス』の公開が延期してしまい、2022年になってしまいました。
結局、先に公開されるのは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』という事に。
果たして、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、ソニーが展開する<ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター>と繋がるのか。
それとも、『モービウス』で繋がるのか。
とてもワクワクしますなぁ。
レビューや評価
多国籍映画!人種のパレード!MJはキルスティン ダンストが一番です!ブサイク過ぎて兎に角、残念!しかも、胸も無し!キャスティング大失敗です!映画は良かったのですが…。
YAHOO!JAPAN映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
トニー・スタークがピーターに託した思いだけでもジーンとくるし
YAHOO!JAPAN映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
あれほど慕っていたトニーがいなくなりピーターがスパイダーマンとして
これからどうしていくのか…その成長の物語ですね
恋の進展もありMJも私はかわいいと思いますよ
敵に関して言えばやはりちょっとしょぼかったですかねぇ
肩のこらない楽しいエンターテイメントとしてオススメです♪
YAHOO!JAPAN映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
今回のネタバレあり感想のまとめ
実に爽快な映画だった『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。
MCU作品のひとつなので、本作単体での鑑賞は、厳しいところがあります。
けれど、MCUをずっと追いかけてきた人にとっては、素晴らしいギフトでございました。
という事で、今回は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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