映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、私の大好きな監督の一人である、ロバート・ロドリゲスが監督や脚本などを手掛けたスリラーアクション『DOMINO ドミノ(2023)』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
目次
『DOMINO ドミノ(2023)』について
原題:『HYPNOTIC』
製作:2023年アメリカ
日本公開日:2023年10月27日
上映時間:1時間34分(94分)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
予告編動画
簡単なあらすじ
刑事であるダニーは、自分の一瞬の不注意によって、娘のミニーを誘拐されてしまった過去がある。
犯人は逮捕されたものの、「身に覚えがない」と一貫して主張。
結局のところ、ミニーの場所はおろか、生死さえも不明の状態で、ダニーは妻との関係も破綻してしまい、カウンセリングを受けなければいけない状況にまで追い込まれていた。
カウンセリングの最中に、相棒のニックスから「銀行の貸金庫に強盗が入る」という連絡があった。
匿名の電話で通報されたその情報を受けて、ダニーとニックスは張り込みの指示を受け、現場へ向かう。
先に張り込みをおこなっていたチームと合流したダニーは、現場と周辺を撮影しているカメラを眺め、一人の男に注目する。
その男は、思い出せないが、「どこか見覚えのある男」だった。
なおも観察していると、その男は、どうやら警備員や民間人と暗号を使用して会話しているらしい。
犯人とグルになっている内部の人間がいると確信したダニーは、男より先にターゲットになっている貸金庫の中身を確認する。
そこには、一枚の写真が入っており、その写真にあるメッセージが書かれていた。
「レブ・デルレーンを見つけろ」
その写真に映っているのは、他の誰でもない、愛娘の姿だった。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ
原案・監督・脚本・製作・撮影・編集:ロバート・ロドリゲス
脚本:マックス・ボレンスタイン
製作:マーク・ギル、ガイ・ボッサム、リサ・エルジー、ジェフ・ロビノフ、ジョン・グレアム、レーサー・マックス
音楽:レベル・ロドリゲス
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
ダニー・ローク:ベン・アフレック(森川智之)
ダイアナ・クルーズ:アリシー・ブラガ(永宝千晶)
ニックス:J・D・パルド(関口雄吾)
リバー:ダイオ・オケニイ(伊藤健太郎)
カール:ジェフ・フェイヒー(森功至)
エレミア:ジャッキー・アール・ヘイリー(山路和弘)
デルレーン:ウィリアム・フィクナー(郷田ほづみ)
10歳のミニー:ハラ・フィンリー(千本木彩花)
ドミノ ブルーレイ&DVDセット (2枚組)
おっさんのネタバレなし感想
普通に面白いスリラーメインのアクション映画
劇場公開当時、たまたまYouTubeで予告編を視聴しておりまして、かなり面白そうな映画という印象を抱きました。
ただ、日本のポスターや公式ホームページで、あまり良くない文言がありまして……。
あなたを待ち受けるのは、想像の3周先を行く驚愕のラスト。必ず、もう1度観たくなる。
冒頭5秒、既に騙されている。世紀のアンリアル・エンターテインメント超大作。
こういったキャッチコピーやフレーズが使用されると、ハードルが一気に高くなり、結果的に、まぁまぁやなぁって感想に落ち着くんですね。
そのため、映画館ではなく、レンタルで鑑賞しようと考えた次第です。
それで、今回、Blu-rayをレンタルして本作を鑑賞したのですが、普通に面白い、スリラー要素メインのアクション映画でございました。
謎が謎を呼ぶストーリー、俳優たちの熱演、奇をてらっていない王道の演出……色々な方にオススメしたくなる……クオリティーの高い映画だと、私は感じました。
アクションメインではないので、スリラー要素が苦手な方は楽しめないかもしれませんが、二転三転する物語がお好きな方であれば、きっと楽しめるはず。
個人的には、大好きな部類の映画でして、DVDもしくはBlu-rayが欲しくなりました。
ちなみに、本作は、ホラーではありませんが、途中までは、下手なホラーよりも、よっぽどホラーしております。
そのため、ホラー映画が好きな方も、面白く鑑賞できると思います。
シナリオが秀逸
本作の脚本は、監督であるロバート・ロドリゲスと、マックス・ボレンスタインという方が書かれているようですね。
シナリオのクオリティーが非常に高く、途中で「こういう事ね」とわかったとしても、どのように収束していくのか、気になるような工夫が施されております。
ネタバレしても、最後まで面白く鑑賞できるという点で、本作の脚本は素晴らしいと思います。
続編を匂わせるミッドクレジットシーンは蛇足
映画が終わり、エンドロールが始まり……途中で映像が挿入されます。
いわゆるミッドクレジットシーンと呼ばれるもので、ここで続編への匂わせが行われるのですが、本作は、言ってしまえば、アイデア一発勝負の映画なので、この映像は蛇足のように感じました。
私は、この映画が大好きではありますが、続編を観たいか?と言われると、「ノー」と答えます。
それほどに、本作で物語が綺麗にまとまっているんですね。
なので、続編へと繋げたい願望が表に出てきてしまったミッドクレジットシーンを観て、「それはちょっと違うかな?」と、若干、本作に対しての評価が下がってしまいました。
このあたりは、完全に好みの問題ではありますね。
口コミレビューや評価
下記サイトで『DOMINO ドミノ(2023)』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
思った以上に面白く鑑賞することができました。
観終わってから邦題を眺めてみると、原題よりしっくりきますね。
確かに「ドミノ」だね……。
スリラー映画がお好きな方は、ぜひぜひチェックしてみてください。
という事で、今回は『DOMINO ドミノ(2023)』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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