
ども。映画好きな四十郎のおっさん999です。
今回ご紹介する映画は『ペイシェント 声なき患者』という作品です。
この作品、私は全く存在を知らなくて、DVDなども発売されていないようです。
2019年現在、配信限定の作品みたいで、完全ノーマークでした。
GYAO!の記事を書く際に、GYAO!を訪問した時に発見した映画。
今回は『ペイシェント 声なき患者』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきます。
目次
『ペイシェント 声なき患者』概要
原題:『PATIENT』
製作:2015年アメリカ
日本公開日:???
上映時間:95分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
あらすじ
病室で目を覚ましたレイチェル。
つきまとっていた老婆ともみ合いになり、その後に、自分は入院しているようだ。
下半身麻痺の重症を負ってしまい、身動きできないレイチェル。
そこに、死んだはずの老婆が現れる。
「死がお前を迎えに現れる」と不吉な言葉をレイチェルに投げつける老婆。
彼女の目的とは一体なんなのか?
その日から、レイチェルの元には、様々な「死」が訪問するようになる。
本作を視聴できる動画配信サービス
プライム会員の方は、追加料金なしで鑑賞可能です。
会員でない方は、動画レンタルor動画購入にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2023年3月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
スタッフ
監督・脚本:ジェイソン・シーディ
脚本:ブレット・ブルックス
キャスト(出演者)
アニー・リーズ、ブレット・ブルックス、ケイト・トンプソン、シェリ・ギルバート・ウィルソン、チェイス・ワインスコット
おっさんのネタバレなし感想
Z級ホラー映画を想像して、それを期待したところ、完全に裏切られた感じです。
ゴリゴリのB級ホラー映画でして、意外な事に悪くないテイストの作品でした。
良い拾い物でしたね。
物語や設定を作り込んでいて、かつ、ありきたりなホラー描写ではなく、雰囲気ある演出で、個人的にはグッドでございました。
良いところ
前置きが一切ない反面、メインの物語は、割とスローペースです。
私はこの緩いテンポがツボにハマりまして、最後まで鑑賞する事ができました。この点は好みがでる感じです。
ホラー描写については、『IT』や『ブライトバーン』のような派手さはありませんが、センスのある描写で、こちらも雰囲気映画好きの心に、深く突き刺さりました。
悪いところ
ストーリーはスローテンポと書きましたが、ほぼほぼ進行せず、ひとつの病室のみで物語が進みます。
一種のソリッドシチュエーション・ホラーともいえる作品でした。
私としては、この点は良かった訳ですが、一般的には受け入れにくい要素であると思うので、難しいところです。
また設定が作り込まれているにも関わらず、劇中ではあまり説明がないので、作品内で全て解説して欲しいと思う方は、ストレスMAXな映画であります。
レビューや評価
YAHOO!JAPAN映画には本作のページがありませんでした。
今回のネタバレなし感想のまとめ
Amazonのレビューを覗いてみると、本作を評価している方とそうでない方の差が、はっきり分かれていて、それはそれで面白かったですね。
雰囲気映画がお好きであれば、チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
という事で、ここまでは『ペイシェント 声なき患者』のネタバレなし感想でした。
これより下には、ネタバレありの感想を書いております。おっさん999のネタバレあり感想に興味がおありの方については、本作の鑑賞を終えた方のみ、ネタバレありの感想に目を通して頂けると幸いです。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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ネタバレあり感想
そんな訳で、ここからはネタバレを含んだ、おっさんの感想を書き連ねていきたいと思います。

選択する事の難しさ
この作品では、謎の老婆が主人公にひたすら「選択」を迫っています。
ラストにおいて、主人公も、そのお兄さんも、それぞれに「選択」をします。
この映画において、主人公が選ばなかった人々は、皆、その存在そのものを抹消されてしまいます。
他者を死なせてしまった責任を背負い、主人公は生きていく訳ですね。
また、お兄さんについても、主人公を救うべく、人を殺めてしまう。それについても、彼は背負い、これから生きていく。
この映画での選択は究極のものですけど、普段、私たちも選択をし続けて生活しています。
簡単なものが基本的ですけど、時々、とても難しい選択を迫られる事があります。
そんな時、自分は選択できるか?
選択するということは、選んだ責任というものが伴います。だから逃げてしまう人も多くいる訳ですけど、逃げちゃいけないですよね。
難しいからこそ、選択する事に価値があります。その価値は巡り巡って自分の元に返ってくる。
だから、何かを成す人は選択するのです。大きな選択をするには覚悟が必要。
自分にとっての大きな選択をひとつできたら、人として成長します。
本作のような究極の選択は、そうそう来ないでしょうけど、その時に備えて、できるだけ選択していきたいと、この映画を観終わって、そう感じました。
という訳で、今日はここまで。
本当に最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!