
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、ホラー映画っぽいポスター、ホラー映画っぽい予告編で気になっていた邦画『カラダ探し』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
『カラダ探し』は、「エブリスタ」にて、オンライン小説として投稿された作品です。
その後、書籍版がリリースされ、そこから漫画版、WEBアニメなど、メディアミックスが展開されたそうで、今回、ワーナー ブラザースが、満を持して実写映画化した感じです。
私は、原作小説やコミカライズ版を読んでいない状態で、本作を鑑賞いたしました。
目次
『カラダ探し』について
製作:2022年日本
日本公開日:2022年10月14日
上映時間:1時間13分(73分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
高校生の森崎明日香は、クラスメイト全員から無視されており、家族にそのことを言えずにいた。
7月5日、学校にいるはずのない幼い少女が、明日香の前に現れる。
彼女は明日香に「私のカラダ、サガシテ」という、謎の言葉をかける。
その日の夜、いつものようにベッドに入り眠りについた明日香だったが、気がつくと、深夜の学校にいた。
そこには、明日香だけでなく、幼馴染や他のクラスメイトがいる。
状況を飲み込むことができない明日香たちだったが、そこへ全身、真っ赤な血に染まった少女が出現。
全員を次々に血祭りにあげてしまう。
死んだ――そう思った明日香が目覚めると、再び7月5日が訪れていた。
単なる夢かと思っていたが、どうやら違う。
学校に到着すると、あそこに集まっていたメンバー全員が、ループしている記憶を持っていた。
どうやら、明日香たちは<カラダ探し>に選ばれたらしい。
<カラダ探し>――バラバラにされた「カラダ」をすべて見つけないといけないデスゲーム。
驚異的なパワーを持つ「赤い人」から逃げつつ、明日香たちは、「カラダ」を全部発見しないとループから逃げられないのだが……。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ
原作:ウェルザード『カラダ探し』(エブリスタ)
監督:羽住英一郎
脚本:土城温美
製作:高橋雅美、池田宏之、藤田浩幸、伊藤功、竹澤浩、石垣裕之、藤倉尚、鎌田和樹、渡辺勝也、箕浦克史、渡辺章仁、池邉真佐哉、加太孝明、菊地修一、荒井ジョースケ、瓶子吉久、五十嵐淳之
エグゼクティブプロデューサー:小岩井宏悦
企画・プロデュース:原祐樹
プロデューサー:古屋厚
音楽:菅野祐悟
主題歌:Ado「行方知れず」
挿入歌:Ado「リベリオン」
キャラクター:キャスト(出演者)
森崎明日香:橋本環奈
伊勢高広:眞栄田郷敦
柊留美子:山本舞香
清宮篤史:神尾楓珠
浦西翔太:醍醐虎汰朗
鳴戸理恵:横田真悠
その他:栁俊太郎、西田尚美、柄本佑

カラダ探し
おっさんのネタバレなし感想
ホラー映画ではなく青春映画
本作の予告編を見てみると、ホラー映画のような予告編になっているのですが、実際のところ、青春映画に弱めのスプラッター演出が施された作品となっております。
ホラー映画ではなく、ジュブナイル映画ってところですね。
原作小説は、しっかりとしたホラーなのかどうか、ちょっとわかりませんが、少なくとも、本作はホラー映画ではありませんでした。
不気味な雰囲気を楽しむような映画ではなく、西洋的ホラーとして本作は製作されております。
視覚的な恐怖演出に振り切っている作品で、弱めなグロ描写が存在する映画です。
基本的なストーリーは、青春映画になっているので、アオハル展開の合間にホラー展開が挿入される構成になっております。
青春映画が好きな方や、ホラーが苦手な方には見やすい構成になっていると思います。
反面、ホラー映画が好きで、ホラー映画を楽しもうと思った、私のような人にとっては、残念ながら、楽しむことのできない構成となっています。
ホラー展開が始まったと思ったら、さっさとホラーが終了して、アオハル展開がスタート。
アオハル展開の方がメインになっているので、次のホラー展開までが、かなり長いんですよね。
個人的には、アオハル展開が邪魔をして、本作を楽しむことはできませんでした。
これは、あくまでも、私が本作をホラー映画として鑑賞した事が原因で、青春映画として鑑賞したら、ある程度は楽しむことができたかもしれません。
カラダを探しているシーンはあまりない
タイトルから想像していたストーリーとは、かなり違っていて、鑑賞している時に、かなり戸惑ってしまいました。
カラダを探すのかな?と思っていたのですが、探しているものの、かなりスピーディーにバラバラになった肉体を発見していくので、探している感じがほぼありません。
調査するシーンが一応あるものの、申し訳程度に存在するだけで、カラダ探しパートは、ダイジェスト映像となってしまっています。
また、登場人物たちを襲撃してくる<赤い人>なのですが、彼女はゆっくりと索敵して、ターゲットを襲う訳ではなく、アクティブに校内を動き回って、標的を発見したら、速攻で攻撃をしかけてくる人。
そして、大体、ほぼ一撃で登場人物が絶命してしまうため、恐怖を感じる前に、ホラー展開が終わってしまうという残念な感じになっていました。
<赤い人>が、やたらと積極的であるために、カラダを探すシーンが急ぎ足になってしまっていて、なんだか勿体ないなぁと思ってしまいました。
後半のホラー展開は良かった
前半では、登場キャラたちの命を奪い続ける<赤い人>が恐怖の対象なのですが、後半になると、別の存在が登場。
今までとは違う展開が用意されており、ホラー映画が好きな人でも、結構、楽しめるストーリーが展開されます。
前半と後半とで、ホラーのテイストが違う点は、個人的には良かったですね。
口コミレビューや評価
下記サイトで『カラダ探し』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
期待していた内容とは、かなり違っていて、正直なところ、あまり楽しむことができませんでした。
ホラー映画として鑑賞すると、かなり微妙な作品となっております。
しかしながら、青春映画として鑑賞すると、評価はかなり変わるかもしれないですね。
私は、そもそも青春映画を観ない人間なので、最後まで「うーむ……」という感じでしたが、青春映画がお好きな方で、ホラー演出も大丈夫な方には、オススメできるかも?
という事で、今回は『カラダ探し』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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