
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、<ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース>第三弾となる映画『モービウス』の感想を書いていきたいと思います。
今回の感想では、ネタバレなしとネタバレありの二つの感想を書いていきます。
本作をまだ鑑賞していない方は、記事後半にあるネタバレありの感想はスルーしてください。
目次
『モービウス』について
原題:『MORBIUS』
製作:2022年年アメリカ
日本公開日:2022年4月1日公開
上映時間:1時間44分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
ノーベル賞に輝くほどの頭脳を持つ天才医師マイケル・モービウスは、血液の難病を患っていた。
子供の頃からの病気であり、それを治療するために、モービウスは医師になったのだった。
身体は痩せ細り、松葉杖なしでは、満足に歩くこともできないモービウス。
彼が研究を続ける理由は自分自身のためだけでなく、幼い頃に医療施設で仲良くなった親友のマイロのためでもあった。
マイロもまた、同じ難病を患っているからだ。
長年の研究の末に、モービウスは、コスタリカの死の山に生息するコウモリに着目。
コウモリを捕獲し、ついに血清の生成に成功する。
マイロからの支援もあり、モービウスは自ら被検体になる決意をするのだが……。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『モービウス』会員の方でも、追加料金が必要となります。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2022年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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会員でない方は、動画レンタル、または動画購入で、視聴が可能でございます。
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スタッフ
監督:ダニエル・エスピノーサ
脚本:マット・サザマ、バーク・シャープレス、アート・マーカム、マット・ホロウェイ
原作:ルイ・トーマス、ギル・ケイン『モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア』
音楽:ジョン・エックストランド
撮影:オリバー・ウッド
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
マイケル・モービウス:ジャレッド・レト(中村悠一)
ルシアン/マイロ:マット・スミス(杉田智和)
マルティーヌ:アドリア・アルホナ(小林ゆう)
ニコラス:ジャレッド・ハリス(佐々木勝彦)
サイモン・ストラウド:タイリース・ギブソン(楠大典)
アルベルト・“アル”・ロドリゲス:アル・マドリガル(牛山茂)

モービウス (字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
ホラーテイスト満載のB級アクション映画
本作は、<ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース>(以下SSU)というMCUとは異なるユニバース作品となります。
そのため、MCU作品のようなクオリティーを期待すると、ちょっと残念な気持ちになるかもしれません。
MCUは、ケヴィン・ファイギ氏の指揮の元で、一定のクオリティーを保つように製作されています。
SSUでは、ケヴィン・ファイギ氏にあたる人物が存在しないので、クオリティーにムラが出る感じになっていますね。
さてさて。
本作は、吸血鬼を題材にした映画になっておりまして、映画全体の雰囲気としては、ホラーテイストになっています。
グロ描写や痛々しいシーンがある訳ではないのですが、とても不気味な雰囲気を大切にしている作品なんですね。
そこに、バリバリのアクション要素付け加えている感じでございまして、なかなかに面白い映画でございました。
整合性とか、そういったところは考えないで、頭を空っぽにして楽しむタイプの作品。
アクションシーンの演出は、なかなか格好良いので、アクション好きにもオススメできる映画です。
考察には不向きな映画
映画が好きな方の中には、考察して、作品を深堀りしていきたいと考えている方もいらっしゃると思います。
ちなみに、私は考察しないタイプの映画好きでございます。
先程も書いた通り、本作は、頭を空っぽにして楽しむタイプの映画です。
なので、ある程度の整合性は保っているものの、エンタメを優先して、整合性を無視している部分もあるんですね。
そのため、考察してしまうと、「あれ、これは辻褄が合わないのでは??」という事になってしまう恐れがあります。
そういった感じで、本作は考察には向いていないタイプの映画です。
本作の続編は『クレイヴン・ザ・ハンター』
『モービウス』の続編に当たる作品は、『クレイヴン・ザ・ハンター』となります。
2022年9月時点では、『モービウス』の2作目は製作予定なし。
『クレイヴン・ザ・ハンター』は、2023年1月全米公開予定。
その後は『マダム・ウェブ』、『エル・ムエルト』、『ヴェノム3』と続きます。
製作スケジュールには、まだ組み込まれていないようですが、最終的には『シニスター・シックス』に行き着く模様です。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
ヤフー映画『モービウス』でレビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
軽い気持ちで鑑賞できる本作。
他のSSU作品との繋がりも薄いので、本作単体で楽しめる点も高ポイントですね。
アクション映画がお好きな方にはオススメできる作品です。
ただ、ホラーが苦手という方は、ちょっと気をつけた方が良いかも??
という事で、ここまでは『モービウス』のネタバレなし感想でした。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
この下にネタバレあり感想を書いております。
本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。
まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。
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ネタバレあり感想

最近はネタバレありの感想は書かなかったのですが、今回はどうしても書きたい事がありました。
本作のラスト……というよりは、ポストクレジットになるんですかね、この場面で、とある人物が登場しました。
バルチャーこと、エイドリアン・トゥームスです。
このキャラクターは、MCU作品『スパイダーマン:ホームカミング』で登場し、スパイダーマンによって捕まったヴィランです。
予告編でも登場していたので、MCU作品との繋がりを期待していたんですよね。
彼は、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の一件に巻き込まれ、SSUへ飛ばされてしまった様子。
ここまでは、アリだとして。
この後が、どうにも謎展開なんですね。
その後、郊外を車で疾走するモービウスが、バルチャーと出会うのですが、モービウスは、どうやらバルチャーに呼び出されたようなんです。
モービウスの前に現れたバルチャーは、なんとウィング・スーツを身にまとっていたんですよね。
SSUに飛ばされた時に同時にスーツも飛ばされたのかと考えたのですが、別で保管されているはずのスーツも一緒に飛ばされるのは、ちょっとご都合主義が過ぎます。
なので、SSUで製作した、新しいスーツなのかな?
SSUの世界は、MCUほどではないにしても、科学力や技術力が現代よりも発達している世界のはずなんですよね。
『ヴェノム』の1作目で、すでに宇宙生命体について把握している人がいたし、それを捕獲するだけの技術がありました。
そのため、『ヴェノム』と繋がっている本作も、『ヴェノム』の時よりも、技術が進化していると考える事ができます。
バルチャーは、SSUの技術を駆使して、似たようなスーツを製造したんじゃないかな?と、個人的には考えております。
モービウスは、本作時点では、まだ善人。
生きている人から直接、血を摂取することに消極的なんですよね。
そんな彼が、果たして、すでにヴィランとなっているバルチャーと組む事ができるのか……。
今後の展開に注目したいですね。
という事で、『モービウス』のネタバレあり感想でした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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