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雰囲気系ホラー映画『ドント・イット』のネタバレ感想
(C) Samson Films Limited 2016
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ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、便乗タイトル映画『ドント・イット』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきませぅ。

『ドント・イット THE END』という作品がリリースされて、そちらが気になったので、まずは1作目であるはずの『ドント・イット』を鑑賞しました。

まぁ、1作目ではないみたいですけどね、えぇ。

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『ドント・イット』概要

原題:『A DARK SONG』
製作:2916年アイルランド、イギリス
日本公開日:2018年1月27日
上映時間:1時間39分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)

予告編動画

あらすじ

愛する息子を亡くしてしまったソフィアは、黒魔術を取り扱っているソロモンとともに、町外れの屋敷で儀式をスタートさせる。

その儀式は、想像を絶する、苦痛に満ちたものであった。

儀式が進むにつれて、奇妙な現象が発生し始めるのだが……。

本作視聴できる動画配信サービス

Amazonプライムビデオ

動画レンタル、もしくは、動画購入にて視聴可能。

2020年4月16日時点の情報です。最新情報につきましては、各サイトにてご確認ください。

スタッフ・キャスト(出演者)

監督・脚本:リアム・ギャヴィン

製作:ロリー・ギルマーティン、デヴィッド・コリンズ

出演者:キャサリン・ウォーカー、スティーヴ・オーラム、マーク・ヒューバーマン、スーザン・ラフナン



邦題について

本作は『A DARK SONG』という原題でございまして、『ドント・イット』は邦題となっております。

この邦題を付けたのは、アメイジングD.C.という会社で、B級映画やZ級映画をバシバシ輸入している、愛すべきトンデモ会社様でございます。

『ドント・イット』というタイトルは、もうおわかりの事だと思いますが、『ドント・ブリーズ』と『IT』に便乗したタイトルになっております。

DVDジャケットは、『ドント・ブリーズ』を意識して製作されておりますね。


↓本家の『ドント・ブリーズ』。

↓こっちが『ドント・イット』。構図が微妙に違うのは、色んな便乗映画でオリジナルの構図を使いまくってしまったからかもしれません。


ふたつの映画に便乗している割には、内容はそのふたつに全くかすっていない上に、ホラー映画はだいたい「ドント・イットじゃないのか?」と首をかしげてしまうので、色んな意味で、よくわからないタイトルです。

おっさんのネタバレなし感想

どんなZ級ホラー映画かな?って期待していたところ、これは……かなりクセのある映画でしたねぇ。

個人的には、割と楽しめた作品でして、本作は完全に雰囲気映画となっております。

おそらく、この映画で、私のような評価をする人って、ほとんどいないと思います。それくらい、人を選びまくる作品です。

ホラーには違いないのですが、人間の心理にフォーカスしている作品となっており、わかりやすいホラーではないので、好き嫌いがはっきり出る映画。

誰かにオススメできるようなタイプの映画ではありませんが、もし、雰囲気系映画がお好きであれば、チャレンジしてみてはいかが?って感じですね。

良いところ

とにかく最初から最後まで不気味です。

もう本当に、最後まで、不穏な空気オンリーです。

その点については、評価のわかれるところではありますが、雰囲気映画好きとしては、非常に好印象でございます。

言い換えると、不気味な空気感しかないので、それを受け入れられないと、全く楽しめないということなので、鑑賞する時は注意が必要です。

ちなみに、黒魔術やキリスト教の知識がなくても、普通に楽しめる内容になっておりまして、その点も好印象でございます。

悪いところ

本作は、とにかく雰囲気を重視しているので、説明を極限まで省いています。

そのため、本作は、徹底的にわかりにくい映画であります。

説明や解説が欲しい方にとっては、本作の鑑賞は苦痛以外のなにものでもないと思います。

ストーリー的な盛り上がりも、わかりやすいものではありませんので、本当に雰囲気映画が好きな人しか楽しめない作品ですね。

視覚的な恐怖描写は、終盤にちらりとあるのですが、それについても、サラリとしてあるので、そういう演出が好きな人は満足できない感じです。

徹頭徹尾、観客の想像力を頼るスタイルの映画となっております。

ヴィジュアル面をメインにしたホラー映画が好きな方には、本当にオススメできませぬ。

レビューや評価

意味わかんな~い

Yahoo!映画『ドント・イット』

心霊モノによくある信じる、信じないを繰り返して悪い方に話が進むパターン。

Yahoo!映画『ドント・イット』

今回のネタバレなし感想のまとめ

想像していた映画とは全く違う映画でしたが、個人的には満足できる作品でございました。

邦題が悪すぎる。普通に原題のまま「ダーク・ソング」で良かったのになぁ。

雰囲気系の映画がお好きな方には、オススメできる映画でございます。


という事で、ここまでは『ドント・イット』のネタバレなし感想でした。

これより下には、ネタバレありの感想を書いております。おっさん999のネタバレあり感想に興味がおありの方については、本作の鑑賞を終えた方のみ、ネタバレありの感想に目を通して頂けると幸いです。


そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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ネタバレあり感想

ダークで暗澹たる雰囲気のまま、映画は終わるのかと思いきや、ラストに悪霊と思われる存在に物理的ダメージを受けながら、神々しい天使に出会うという着地点を見せてくれる本作。

このような結末を用意してくるとは、この映画は、やはり只者ではありませんでした。

息子を殺した犯人に復讐するとばかり思っていたので、主人公が本当に望んでいたのは、自分自身と犯人さえも「赦す」力だったというのは、かなり意外でございました。

最後に登場する、あまりにも神々しい存在にもびっくりしてしまいました。もはや別映画の雰囲気を漂わせている……。

私は、本作の主人公に、ほとんど共感することができなかったのですが、それでも、見終わったあとに、なんともいえない奇妙な心持ちになる不思議な映画でございました。

個人的には、もっと早くに鑑賞しておけば良かったと思うくらい面白かった映画ですが、好き嫌いがむちゃくちゃでる映画やなって改めて思いました。


という訳で、今日はここまで。

本当に最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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