映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、ゾンビ映画かと思って鑑賞した恋愛映画『HOSTILE ホスティル』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
あらすじをちょっと読んだ状態での鑑賞となりました。
目次
『HOSTILE ホスティル』について
原題:『HOSTILE』
製作:2017年フランス
日本公開日:2018年9月15日
上映時間:1時間23分(83分)
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)
年齢制限:R15+
予告編動画
簡単なあらすじ
文明が崩壊してしまった近未来。
生存者であるジュリエットは、過酷な状況下の中で、ベースキャンプに持ち帰ることができる食料や水といった資源を探し彷徨っていた。
ベースキャンプに戻る途中で、大切な写真が風で飛ばされてしまい、そちらに気を取られ、それが原因で車が横転してしまう。
足を骨折して身動きが取れない状況の中で、ジュリエットは過去を思い返す。
文明が崩壊する前、ジュリエットには恋人であるジャックがいたのだが……。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『HOSTILE ホスティル』会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2024年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
スタッフ
監督・脚本:マチュー・テュリ
製作:ザヴィエ・ジャン
音楽:フレデリック・ポワリエ
撮影:バンサン・ビエヤール=バロン
編集:ジョエル・ヤコベッラ
キャラクター:キャスト(出演者)
ジュリエット:ブリタニー・アシュワース
ジャック:グレゴリー・フィトゥーシ
クリーチャー:ハビエル・ボテット
その他:ジェイ・ベネディクト、デイビット・ガスマン、リチャード・メイマン
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おっさんのネタバレなし感想
ホラー映画ではなく恋愛映画
本作は、ゾンビではなく、謎のクリーチャーが登場する恋愛映画となっております。
私はホラー映画として鑑賞してしまったため、残念ながら、最後まで楽しむことができませんでした。
クリーチャーというか、ゾンビっぽくなってしまった謎の病気の感染者と終末世界を題材にしたラブストーリーというのが、本作の基本的なストーリーになっております。
そのため、感染者や終末世界についての状況説明はないし、主人公が前向きに絶望的な世界を生き抜くというような展開もありません。
ひたすら、主人公が、幸せだった頃の思い出に浸るという感じの作品です。
途中で恋愛映画として切り替えて鑑賞すると、なかなかユニークではあるのですが、ただジュリエットやジャックの掘り下げが甘いので、表面的な恋愛物になっている点が残念。
ラブストーリー物として観ても、結構、中途半端な感じなので、もし、本作を鑑賞するのであれば、それらを頭の片隅に置いたうえで、観てみることをオススメいたします。
色々と考察できる映画ではある
本作は、ジュリエットの現状と回想で構成された作品となっております。
なので、ジュリエットが知っている情報のみが観客に示されている状態。
提示される情報が限定的であるため、様々な考察ができる作品となっております。
考察できるくらいには、情報が劇中に散りばめられているので、最後まで面白く鑑賞することができた方は、考察してみても、楽しいかもしれません。
本作のタイトルになっている「HOSTILE ホスティル」は、「敵対的な」という意味があるようで、「敵意」が本作のテーマになっているのかな?
回想シーンではジュリエットの敵意、終末世界では感染者の敵意が描写されていて、監督のメッセージが色々と込められているっぽいですね。
回想シーンと終末世界のそれぞれの考察、そしてふたつを繋げての考察……考えてみると、色々と面白いかもしれないです。
口コミレビューや評価
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今回のネタバレなし感想のまとめ
ホラー映画として鑑賞していたので、映画がスタートしてから40分くらいで、ようやく感染者が本格的に登場した時は、結構テンションが上がりましたが、その後、そのテンションは失速。
ラストについても、早々に予想できるくらいにベタなものだったので、私は面白く感じなかった作品。
巷の評判も芳しくないのですが、恋愛映画として見ると面白かったという方もいらっしゃるので、興味のある方はチャレンジしてみてください。
という事で、今回は『HOSTILE ホスティル』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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