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豪華キャストが集結した映画『翔んで埼玉』のネタバレなし&ネタバレあり感想
(C) 2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会
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ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。

今回は2019年に大きな話題を巻き起こしたコメディー映画『翔んで埼玉』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきませぅ。


『翔んで埼玉』は、2020年2月8日21時(一部地域を除く)から、フジテレビ系・土曜プレミアムで地上波初放送されます!

しかもノーカット!(本当かな……)

その時間は残念ながら、テレビを観ることができないため、今回Amazonにて動画をレンタルして鑑賞しました。


最初は、TSUTAYA DISCAS でDVDをレンタルしようと考えたのですが、1位登録者の数に対して、在庫枚数が圧倒的に足りておらず、「こりゃ当分、DVDのレンタルできないな」と思って、動画をレンタルいたしました。

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『翔んで埼玉』概要

製作:2019年日本
日本公開日:2019年2月22日公開
上映時間:1時間46分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)

2019年に公開した本作の興行収入は、37.6億円!

埼玉県をディスった映画で、ここまでのヒットをするとは、ちょっと前代未聞かもしれません。

この映画についてクレームがなかったそうで、埼玉県の方々の懐の深さが素晴らしい。

『翔んで埼玉』の予告編動画

『翔んで埼玉』のあらすじ

日本の中心である東京都。

東京都民から、ずっとバカにされ、冷遇され続けてきた埼玉県人は、身を潜めて、静かに暮らしていた。

東京にある超名門校・白鵬堂学院に、海外から麻実麗という美少年が転校してきた。

親の仕事の都合で東京に住んでいる埼玉県人を集めたクラス・Z組を差別から庇おうとする麗。

そんな麗を白鵬堂学院生徒会長・壇ノ浦百美は快く思っていなかった。

百美は全校生徒の前で麗に挑戦を叩きつけるが、逆に麗の返り討ちにあう。

倒れてしまった百美を麗が医務室へ運んだことがキッカケとなり、百美は麗に強く惹かれるようになる。

しかし、ある日、麗が埼玉県人であることが露呈してしまい、麗は追われる身となる。

百美は埼玉県に強い拒絶反応を示したが、それを抑え込み、愛する麗の後を追うのだった。

今回利用した動画配信サービス


Amazonプライム・ビデオ

今回は、動画をレンタルして視聴しました。見放題ではないので、ご注意ください。

2020年2月8日時点の情報です。最新情報につきましては、各サイトにてご確認ください。

『翔んで埼玉』のスタッフ

原作:魔夜峰央「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
製作:若松央樹、古郡真也
主題歌:はなわ「埼玉県のうた」
挿入歌:さいたまんぞう「なぜか埼玉」

はなわさんが歌う「埼玉県のうた」↓

2019年4月1日に発表されたGACKT様のニューシングル「FLYING 砂炒魔(フライング サイタマ)」↓

『翔んで埼玉』のキャラクター:キャスト

<伝説パート>
壇ノ浦百美:二階堂ふみ
麻実麗:GACKT
阿久津翔:伊勢谷友介
壇ノ浦建造:中尾彬
壇ノ浦恵子:武田久美子
埼玉デューク:京本政樹
西園寺宗十郎:麿赤兒
おかよ:益若つばさ
下川信男:加藤諒
冒頭に登場する埼玉県人の青年:間宮祥太朗
神奈川県知事:竹中直人

<現代パート>
菅原好海:ブラザートム
菅原真紀:麻生久美子
菅原愛海:島崎遥香
五十嵐春翔:成田凌(友情出演)



翔んで埼玉

『翔んで埼玉』のネタバレなし感想

面白いだろうとは思っていました。

しかし、これが想像以上に良かったのです!

映画館で鑑賞したかったくらいの面白さ!

最初から最後まで見所しかない映画でして、鑑賞する人により、様々なメッセージを受け取れる素敵な作品でございました。

起承転結もしっかりしていて、未完の原作を2時間で上手にまとめておりました。


むちゃくちゃな世界観とコメディー要素を許容できない方には不評のようで、また、原作は『パタリロ!』の魔夜峰央さんの漫画のため、『パタリロ』が苦手な人は本作も苦手である可能性が高いです。

とはいえ、エンターテインメント映画として上手く製作されているので、大体の方は楽しめる映画になっています。

『プリンセス・トヨトミ』に通じるものを感じることができる『翔んで埼玉』。

わたしは、この映画を強くオススメしたい!

『翔んで埼玉』の良いところ

全力でバカをやりきる大切さ

一流の人達が、荒唐無稽なストーリーと世界観をシリアスに描く。

バカバカしい内容であるにも関わらず、俳優さんもスタッフさんも、みんな真剣に自分たちの仕事をこなしています。

みんなが真剣であるからこそ、映画を鑑賞中は、その世界観に引き込まれ、物語が進むにつれて、登場人物たちの心境とシンクロしていくのです。

いくらあり得ない内容の作品でも、全力でやりきる事がとても大切ですね。


コメディー作品なのに、中途半端なコメディーにはしないで、敢えてシリアス路線で貫き通した潔さが素晴らしい!

内容は超B級映画なのですが、作品に関わった全ての人のパワーによってA級映画に進化した作品。

日本映画の素晴らしさと底力を垣間見ることのできる、素敵な映画です。

実は郷土愛を描いている『翔んで埼玉』

埼玉県を壮大にディスりつつも、埼玉県の良さもしっかりアピールしている点が素晴らしい。

その他にも、ストーリーに絡んでくる千葉県のアピールもきっちり行われているし、群馬県は謎すぎて逆に行ってみたくなったし、埼玉県以外の宣伝もちゃんとしているんですよね。

郷土愛に溢れた映画で、観終わったら、埼玉県に少なからず興味が湧くようになっています。

『翔んで埼玉』の登場により、今後のご当地映画の在り方が、ガラリと変わるのではないかと思いますね。

全力で煽っていきつつ、しっかり良さをアピールするご当地映画の登場に期待したいです。

『翔んで埼玉』の悪いところ

特に、これといって悪いと感じた部分はないんですよね。

翔んで埼玉
(C) 2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

『翔んで埼玉』の口コミレビューや評価

駄作でしょう

YAHOO!映画

期待しすぎたのか、ちっとも笑えなかった。

YAHOO!映画

何も期待せず、準備せず見るべき映画だと思う。

YAHOO!映画

関東圏以外の人間にとっては、この映画は内輪ネタすぎて、本当の面白さは分からないかもしれない。

YAHOO!映画

地方ネタを抜きにして単純に見ても、差別され虐げられ自身も卑下する者たちが誇りを取り戻し立ち上がる熱いSFディストピア映画で心を打つではないか!!

YAHOO!映画

『翔んで埼玉』のネタバレなし感想のまとめ

関西人である私は、心の底から『翔んで埼玉』を楽しめていないのかもしれません。

それでも十分に映画を堪能できたので、クオリティーは確かなものです。

真剣にメッセージ性を手に入れようとすると、メッセージを受け取る前に、あまりのバカバカしさに嫌気がさすかもしれません。

この映画の正しい鑑賞姿勢は、何も考えないで、最初から楽しむつもりで観る!です。お間違えのなきように。


という事で、ここまでは『翔んで埼玉』のネタバレなし感想でした。

これより下には、ネタバレありの感想を書いております。おっさん999のネタバレあり感想に興味がおありの方については、本作の鑑賞を終えた方のみ、ネタバレありの感想に目を通して頂けると幸いです。


そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

『翔んで埼玉』のDVD・Blu-ray


『翔んで埼玉』の原作漫画

『翔んで埼玉』の関連アイテム

『パタリロ』は舞台化され、さらに同じキャストで映画版も製作されています。




『翔んで埼玉』に通じるものを感じる『プリンセス・トヨトミ』。



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『翔んで埼玉』のネタバレあり感想

そんな訳で、ここからはネタバレを含んだ、おっさんの感想を書き連ねていきたいと思います。

翔んで埼玉
(C) 2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

GACKTと伊勢谷友介のキスシーンは必見!

GACKTさんと二階堂ふみさんのキスシーンは想像できていました。

そして、そこに大きな驚きはありません。

劇中で二階堂ふみさん演じる百美は女性ではなくて男性。男性同士のキスシーンではありますが、二階堂ふみさんは女性なので、そこまで強烈さはありませんでした。

むしろ、必然さえ感じます。

しかし、中盤におけるGACKTさんと伊勢谷さんのキスシーンは、完全に予想外。

まさか、この二人でキスシーンを展開させるとは!

しかも、二階堂ふみさん以上にチュッチュしていて、驚愕しました。

別にBLが好きとかではないけれど、このシーンはインパクト大!で、なんか、ええもん見せてもろたわ~ってなりました。

終盤の展開が熱すぎる!

常に敵対している埼玉解放戦線と千葉解放戦線。

このふたつの組織が終盤に手を組んで、一緒に東京と戦う展開は、まさにテンプレート通りの展開ではありますが、非常に興奮しました!

というか、ちょっと感動してしまい、ウルウルしてしまった。

同じ社会に存在している敵は、考え方によっては、自身を成長へ導いてくれる、良きライバルになります。

この場面だけでも、様々な情報を受け取ることができる熱いシーンでした。

地元愛が芽生える

『翔んで埼玉』を観ると、埼玉県をはじめとした関東へ行ってみたい!という気持ちが湧き上がります。

そして、それ以上にこみあげてくるのが、地元愛です。

私の場合、大阪に愛情を持ったキッカケは『プリンセス・トヨトミ』でした。


都市伝説的にジョーク交じりに語られていたものを題材にした『プリンセス・トヨトミ』もまた、荒唐無稽な設定をシリアスに描いている映画です。

この映画を観て大阪を愛するようになりました。


私は、今、愛媛県に住んでいます。引っ越してきたのは2019年の12月です。

わたしは、愛媛県のことについて全く知らないのですが、『翔んで埼玉』を鑑賞して、愛媛県について、色々と調べてみたい!って思いました。

というか、調べねば!みたいな気持ちですかね。


『翔んで埼玉』を鑑賞した方は、ぜひ、住んでいる地域のことに興味を持ってみてください。

きっと素敵な発見があると思います。


という訳で、今日はここまで。

本当に最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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