ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。
今回は、ついに公開されたクリストファー・ノーランの映画『TENET テネット』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
私は、2019年12月から愛媛県に移ってしまったので、本作をIMAXで鑑賞しておりません。
愛媛県にIMAXがある映画館、ないですからね……悲しい。
もし、あなたがIMAXで鑑賞できる環境にあるのなら、お金がかかっても、IMAXで観る事をオススメするよ!
なんていっても、IMAXスクリーンを意識して撮影されているからね!!(個人的にはIMAXレーザーGTスクリーンがオススメです。日本には2館しかないけど……)
なお、『TENET テネット』については、ネタバレあり感想は書きませぬ。
何度も鑑賞するタイプの映画なので、DVDやBlu-rayが発売されたら、その時に書くかもしれませんけれども。
目次
『TENET テネット』について
原題:『TENET』
製作:2020年アメリカ
日本公開日:2020年9月18日公開
上映時間:2時間30分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)
予告編動画
簡単なあらすじ
ウクライナにあるキエフのオペラハウスにおいてテロ事件が発生した。
現地の警察に紛れて、CIAの特殊工作員である男がオペラハウスに侵入。
任務である危険物の奪取に成功するが、プルトニウムだと知らされていたものは、全く別の物だった。
訝しがるものの、男はオペラハウスから脱出しようとするが、脱出は失敗。
ロシア人に捕まった男は、拷問を受けるものの、自決用の薬を飲み込む。
遠のく意識。
男が目を覚ましたのは、船の上。
自分の傍らには、フェイと名乗る男がいて、テロ事件は男を「TENET」という組織に加えるためのテストだった事を明かす。
「TENET」の目的は第三次世界大戦を阻止すること。
男が「核兵器によってもたらされるのか?」とフェイに尋ねると、フェイは答えた。
「それよりも悪い。核ではなく、<時間>が原因で、戦争が引き起こるかもしれない」
スタッフ
監督・脚本・製作総指揮:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス
製作総指揮:トーマス・ハイスリップ
撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ
美術:ネイサン・クロウリー
編集:ジェニファー・レイム
衣装:ジェフリー・カーランド
音楽:ルートヴィッヒ・ヨーランソン
視覚効果監修:アンドリュー・ジャクソン
特殊効果監修:スコット・フィッシャー
スタントコーディネーター:ジョージ・コトル
キャラクター:キャスト(出演者)
主人公(名もなき男、主役):ジョン・デヴィッド・ワシントン
ニール:ロバート・パティンソン
キャサリン・バートンエリザベス・デビッキ
アンドレイ・セイター:ケネス・ブラナー
プリヤ:ディンプル・カパディア
マヒア:ヒメーシュ・パテル
バーバラ:クレマンス・ポエジー
アイヴス: アーロン・テイラー=ジョンソン
フェイ:マーティン・ドノヴァン
マイケル・クロズビー卿:マイケル・ケイン
ボルコフ:ユーリー・コロコリニコフ
ホイーラー:フィオナ・ドゥーリフ
サンジェイ・シン:デンジル・スミス
おっさんのネタバレなし感想
意味わからなくても面白い映画!
『TENET テネット』は、過去の他のクリストファー・ノーラン作品に比べても、とてつもなく難しい作品になっております。
『メメント』『インセプション』『インターステラー』とは比較にならないくらい、ちょっと何がどうなっているのか、さっぱりわからん状態になる映画でございます。
しかし!
難解な設定は、あくまで、ストーリーを語る上で必要な装飾なのです。
本作も、他の作品と同じく、エンターテインメント作品であり、難しい事を考えるより、目の前で繰り広げられるスパイ・アクションを思い切り楽しめば大丈夫!
登場人物の一人も劇中で語っております。
「考えるな、感じろ」と。
考え始めると、どんどん思考が止まらなくなるので、1回目の鑑賞では、とにかく、ただ楽しむことが大切になります。
考察するなら、2回目からの鑑賞が良いと思います。
設定がかなり複雑ではありますが、スパイ映画としては、本当に普通に面白い映画でございます。
150分という長い上映時間であるにも関わらず、体感では2時間以下くらいに感じる、それくらい映画の世界に入り込んでおりました。
次に何が起きるのか、予測ができないのがノーラン作品の良いところで、本作も一体何がどうなるのかわからないハラハラ・ドキドキの展開が、凄く気持ち良い。
現象はわかるのだけど、目の前で繰り広げられている展開が理解できないという、かなり変わった体験もできて、個人的にはかなり楽しめた作品でございました。
人によって合う合わないが出てしまう作品なのですが、興味のある方は、ぜひぜひ映画館で鑑賞して欲しいところ。
IMAXで鑑賞できる方は、IMAXで鑑賞してみてね!
魅力的な世界観
『インセプション』の時に感じた感覚を、本作でも体験したおっさんです。
『インセプション』は、夢の中に侵入する事が、既に認知されている世界でした。
個人的には、この世界観が大好きでございまして、映画館で鑑賞してから、しばらくはずっと『インセプション』の事が、頭から離れませんでした。
それと同じ体験を、今回は『TENET テネット』で経験しました。
『TENET テネット』では、みんながみんな、とある事実を認識している訳ではないけれど、劇中に登場する人物は数名を除いて、みんな知っているんですね。
当たり前の事として、ストーリーが進行していく。
クリストファー・ノーランの映画の良いところって、個人的には、ここにあるって思っております。
独特の世界観が持つ、なんともいえない雰囲気が『TENET テネット』にはあって、今でも頭の中に『TENET テネット』が棲み着いている状態。
『インセプション』が大好きな人だったら、この作品も結構楽しめるんじゃないかな?って、私は考えております。
レビューや評価
頭が冴えている時間帯に画面の隅々まで注意して観ると面白い作品だと思います。
Yahoo!映画『TENET テネット』
見始めてから理解が出来たようなレベルまでになるのに時間がかかった。最後ぐらいになんとなく全体像が見えてきたと言う感じ。
Yahoo!映画『TENET テネット』
考えず、どっぷりと超絶映像世界を体感するのが正解。
Yahoo!映画『TENET テネット』
今回のネタバレなし感想のまとめ
映画館が遠く、お金に余裕がある訳でもないので、映画館での複数回鑑賞は断念し、私はブルーレイが発売されたら、即購入する予定でございます。
あぁ、早く発売されないかなぁ……。
やはりクリストファー・ノーラン、やってくれました。
新しい映像体験ができる『TENET テネット』。
興味のある方は、ぜひぜひ映画館で鑑賞してみてくださいまし。
という事で、今回は『TENET テネット』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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