どーも、四十郎のおっさん999です。
最近の映画なのかしら?と思ったら、2008年の映画で、びっくりした『パラサイト・バイティング 食人草』。
制作は、ドリームワークスでして、なんとも時代を感じます。今は、もう元気ナッシングですもんね、ドリームワークス。
この映画の存在を全く知らず、予告編やレビューなどを見ないで、鑑賞してみました。
そんな訳で、今回は『パラサイト・バイティング 食人草』のネタバレなし感想を書いていきます。
目次
『パラサイト・バイティング 食人草』概要
原題:『THE RUINS』
製作:2008年オーストラリア
日本公開日:日本未公開
上映時間:90分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
あらすじ
メキシコで休暇を楽しむアメリカ人カップル2組。
ホテルのプールで楽しんでいた4人は、ドイツ人の青年マティアスと知り合う。彼の弟がマヤ文明の神殿にでかけたきり、連絡がとれないのだという。翌日にそこへ向かうというマティアスに、4人は同行することにする。
ギリシャ人のディミトリを加え、神殿へ向かう一行。
しかし、神殿へ到着した一行を待ち受けていたのは、言葉の通じない現地住民だった。
誤解を解こうとしたディミトリは住民の矢で射抜かれ、残された5人も他の住民たちに取り囲まれてしまう。
仕方なく、神殿を登る一行だったが、そこで携帯電話の着信音が鳴り響く。
スタッフ
原作:スコット・スミス『ルインズ 廃墟の奥へ』
脚本:スコット・B・スミス
監督:カーター・スミス
製作:クリス・ベンダー、スチュアート・コーンフェルド、ジェレミー・クレイマー
製作総指揮:ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンボーム、トリッシュ・ホフマン、ベン・スティラー
キャラクター:キャスト
ジェフ:ジョナサン・タッカー
エイミー:ジェナ・マローン
ステイシー:ローラ・ラムジー
エリック:ショーン・アシュモア
マティアス:ジョー・アンダーソン
ディミトリ:ディミトリー・ベイヴィーズ
日本語吹き替え版声優
ジェフ:風間秀郎
エイミー:MAI
ステイシー:花村さやか
エリック:坂詰貴之
マティアス:佐久田修
ディミトリ:青木強
パラサイト・バイティング(字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
食人草というから、てっきりビジュアルメインのホラー映画かと思いきや、心理的な恐怖を主題に据えた素敵な作品でございました。
普通、このタイプの題材だと、描写が簡単なので視覚的な恐怖に突撃しがちなのですが、そういう安易な方法に頼らなかったという点は好印象ですね。
食人草という、イマサラ感満載の題材を上手に活かしながら、ちゃんと物語を構成していて、観ていて飽きないB級映画に仕上がっておりました。
アメリカ人への皮肉ともとれる内容もグッドですな。
良いところ
食人草を単なるクリーチャーとして描くのではなく、自然の摂理の中に存在するものとして描写している点は良かった。この食人草の描き方が上手いんですよねぇ。
CGだとわかるのですが、人を必要以上に攻撃しないところに、不気味さがよく出ていて、雰囲気映画が好きであれば、楽しめる作品に仕上がっております。
また、ストーリーについて、ストレスなく、サクサクと進むので、この点も好印象ですな。
悪いところ
グロ描写が一部あるので、苦手な人は注意が必要です。
よくあるB級Z級映画のように、クリーチャーが大暴れして、次々に人々が血祭りにあげられるという作品を期待してしまうと、かなりガッカリするので、そこも注意が必要です。
人にパラサイトすることも特にないので、これは邦題も少し問題がありますね。
今回のネタバレなし感想のまとめ
さほど期待していなかったのですが、思いの外の良作で、ウハウハ状態。素敵な作品でした。
皮肉もちょいちょい入っていて、適度なホラーテイストを味わえる作品となっております。
オススメ!
という事で、今回は『パラサイト・バイティング 食人草』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
ネタバレあり感想
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