
ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、興行収入だけは良い感じの村シリーズ第二弾『樹海村』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
お金は良い感じだけど、満足度が著しく低いという村シリーズ。
その第二弾は、どんな感じの映画に仕上がっているのか……。
目次
『樹海村』について
英題:『SUICIDE FOREST VILLAGE』
製作:2021年日本
日本公開日:2021年2月5日
上映時間:1時間57分
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
他者との交流を拒絶する天沢響は、普段から挙動が不思議な少女だった。
ある日、響は、姉である鳴の友達の引っ越しの手伝いをおこなっていた。
響が新居の床下を眺めているところを目撃した新居の主、阿久津輝は、床下に入り、そこで奇妙な箱を発見する。
鳴の恋人の鷲尾真二郎は、その箱には<呪い>がかかっているのではないか?と疑うのだが……。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ
監督・脚本:清水崇
脚本:保坂大輔
製作:紀伊宗之(企画・プロデュース)、高橋大典、中林千賀子、三宅はるえ
音楽:大間々昂
主題歌:CHiCO with HoneyWorks「鬼ノ森」
キャラクター:キャスト(出演者)
天沢響:山田杏奈
天沢鳴:山口まゆ
阿久津輝:神尾楓珠
鷲尾真二郎:倉悠貴
片瀬美優:工藤遥
アキナ(YouTuber):大谷凜香
天沢琴音:安達祐実
出口民綱:國村隼

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おっさんのネタバレなし感想
『樹海村』の元ネタについて
前作の『犬鳴村』は、犬鳴村という都市伝説が題材になっていました。
では、本作の場合、樹海村という都市伝説が題材になっているのかというと、そうではありません。
樹海の中に集落があって話題になったことは、確かにありました。
私が知っているところだと、グーグルマップができて、樹海の中の集落が発見されて、色々な噂が生まれたんですよね。
しかし、その集落を知っている人たちが「そうじゃなくて、普通の集落だよ」と教えて、この話は終わり。
そういうことで、犬鳴村のように、今でも語り継がれている、樹海村の都市伝説が題材ではありません。
では、本作の題材はなにかというと、ネットロアとして有名な<コトリバコ>です。
<コトリバコ>は、かなり長いお話なので、ここでは説明を割愛しますが、ネットで調べると色々と出てきます。
ですが、<コトリバコ>は、「検索してはいけない言葉」らしいので、調べるときは注意してください。
初心者向けのホラー映画
『犬鳴村』は怖くないけど、まぁまぁ不気味という感じのホラー映画でした。
本作の場合はどうなのかというと、怖くないし、不気味ではないけど、グロさはちょっとある、中途半端なホラー映画。
ホラー映画が好きな人が見ても、はっきり言って面白くないし、怖くありません。
ホラー映画が苦手な人や、ホラー映画が嫌いな人にとっては、怖い映画かもしれませんね。
というわけで、本作は『犬鳴村』と同じく、初心者向けのホラー映画となっております。
それにしても、個人的には『犬鳴村』よりも、ひどいクオリティーだなぁと感じました。
『犬鳴村』は、まだ頑張ってホラー映画にしようとしていたのですが、本作はそれすら放棄してしまった感があります。
映画製作に資金を出す人たちの、「手を抜きまくって、お金を稼げ!」という考えが透けていて、悲しい気持ちになりました。
『犬鳴村』と『樹海村』どっちが怖いか?
ぶっちゃけ、どっちもどっちなのですが、個人的には不気味な部分が多少なりともあった『犬鳴村』の方が、まだ怖かったかな?
どちらにせよ、ホラー映画が好きな人には、『犬鳴村』と『樹海村』を観るくらいなら、海外のZ級映画を見た方がまだマシとお伝えしますかね。
『デビルシャーク』や『フランケンジョーズ』の方が、ノリノリで製作している分、個人的には好きです。
続編となるシリーズ第三弾は『牛首村』
顧客満足度は低いけど、興行収入は良い感じだった『犬鳴村』。
第二弾となる『樹海村』については、内容をもっと良くするだろうと考えていたのですが、そんな気はさらさらなかったようです。
本作のプロットは、後半から『犬鳴村』と同じになっていて、絶望してしまった。
制作陣は、『犬鳴村』はお金がたくさん入ったから、内容も好評だった!と勘違いしているようで、『犬鳴村』のプロットを流用したのかもしれません。
さてさて、もはや面白くなるのは不可能であろう、村シリーズの第三弾は『牛首村』。
完全にネタ不足で、今回は聞いたこともない村の名前がタイトル。
こちらについては、劇場公開はすでに終了。
現在、DVDとBlu-rayが発売中。2022年9月26日にネタバレなし感想を投稿しました。
『牛首村』の予告編↓
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
ヤフー映画『樹海村』でレビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
『犬鳴村』の方がまだマシというレベルのクオリティーで、かなりびっくりしました。
というか、ビビりました。
これだったら、YouTubeで投稿されている自主制作のホラー映像の方が、よっぽどクオリティーが高いですよ。
レンタルすら躊躇われるレベルの映画、それが『樹海村』。
鑑賞するときは、相当の覚悟を持って、視聴に挑んでください。
という事で、今回は『樹海村』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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