ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。
今回は、ピエロが襲ってくるタイプのホラー映画『キラークラウン 血の惨劇』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
『キラークラウン』というタイトルの映画は、昔の作品にあるのですが、今回感想を書くのは、2017年の映画でございます。
目次
『キラークラウン 血の惨劇』について
原題:『CLOWNTERGEIST』
製作:2017年アメリカ
日本公開日:???
上映時間:1時間20分
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
コルロフォビア(道化恐怖症)の大学生エマが住む街では、女子高生が何者かに殺されてしまう凶悪事件が発ししてしまった。
普段は平和な街だが、人々はその凄惨な事件に恐怖を覚える。
そんな中、エマやルームメイトのヘザー、友人のジョナのテンションはあがる。
だが、謎の殺人鬼ピエロの次なるターゲットは、なんとエマだった。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ・キャスト(出演者)
監督・脚本:アーロン・ミルテス
脚本:ブラット・ベレンジアン
出演者:ブリタニー・ベランデル<エマ>、エリック・コービン<リブケージピエロ>、シーン・パトリック・マレー<ジョナ>、モニカ・ベイカー<ヘザー>、バート・カルバー<ランドール>
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おっさんのネタバレなし感想
前半までは良い感じのホラー映画
殺人ピエロが殺戮するだけの単純なB級映画かな??と思って鑑賞したところ、割と、しっかりとした感じの映画でございました。
前半は。
後半からは完全なるZ級映画になってしまい、とても残念。
後半におけるストーリー展開が、あまりにも悪いため、ダメダメな印象を観客に残してしまうという作品です。
とても損してるなぁ。
前半は、ピエロの存在による恐怖を上手に描いており、物語の展開も視覚的なホラーに頼るのではなく、不気味な雰囲気を重視する作風。
という訳で、前半だけ見ると、割と良質なホラー映画という印象。
その反対で、後半における展開は、「なにこれ??」状態。
前半の展開でも一部「なにこれ」的なものはありました。
それでも、前半はまだ良いところが多かったので許容できる。
しかし、後半では、良いところよりも悪いところが上回ってしまったのが、すごく残念でございました。
尖った部分のないホラー映画
ピエロが悪役の映画というのは、昔から製作されております。
このブログでも、色んなピエロ系の映画をご紹介しておりました。
で。
他の作品だと、ピエロ+αの要素をぶっこんで、良くも悪くも印象を残そうと頑張っております。
が、本作では残念ながら、殺人ピエロというアイデアだけで、最後まで突っ走ってしまった。
尖ったアイデアが他にないため、本作は薄い印象しか残らない感じの仕上がりになっています。
道化恐怖症と絡めて、もうちょっとストーリーに動きがあれば良かったのですが、そういう事もナッシング。
もっと面白くなる可能性があっただけに、なんとも惜しい感じの映画でございます。
レビューや評価
せっかくのピエロホラーなのに、ピエロの格好をしたただの化け物にしかなっておらず、ピエロである必要が全く感じられない。
Yahoo!映画『キラークラウン 血の惨劇』
ピエロ自体の見た目はかなり怖かったし不気味で良かったのですが、何より設定がん???てなって、意味があまりよく分からなかったですね。
Yahoo!映画『キラークラウン 血の惨劇』
今回のネタバレなし感想のまとめ
『IT』のペニーワイズや『テリファー』のアートピエロのように、もっと特徴的なピエロであれば良かったのですけれど。
本作のリブケージは雰囲気重視で、特徴らしい特徴がなかったのが残念。
普通の狂ったピエロタイプだったので、それはそれで怖いけど、それだけでした。
なかなかオススメしにくい映画。
ピエロ映画が激好みです!という方以外は、チャレンジしなくても良い作品という感じでしょうか。
という事で、今回は『キラークラウン 血の惨劇』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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