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続編は期待できないかもしれないホラーアクション映画『ヘルボーイ(2019年版)』のネタバレあり感想
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ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。

今回は、原作者であるマイク・ミニョーラさんが監修したリブート版『ヘルボーイ』のネタバレあり感想を書きたいと思います。

『ヘルボーイ(2019年版)』の内容をガッツリ書いております。

まだ『ヘルボーイ(2019年版)』を見ていない方は、鑑賞してから今回の感想をお読み頂ければと思います。



ヘルボーイ(字幕版)

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ネタバレなし感想

ネタバレあり感想

展開に難のある映画

今回のリブート版で問題だと感じたのはシナリオです。

他の部分は、それほど問題あるとは思いませんでした。

リブート版だから、ギレルモ・デル・トロ版とは違う事をしないといけませんしね。


しかし、だからといって、脚本を映画向けに書かないというのは、ちょっと違うかな?と思うんですよね。

序盤の吸血鬼化された同僚を助ける件は良いんですが、その吸血鬼は本筋に登場しないのは……ちょっとねぇ。

そこをスルーしても、巨人族を倒すためにヘルボーイと合流した秘密結社についての展開は許容できません。


巨人族を簡単にねじ伏せる事ができるのなら、そもそもヘルボーイと合流しません。

それなのに、自分たちだけで巨人族を倒せると過信して、わざわざ巨人族が近くにいる状況でヘルボーイを倒そうとする秘密結社。

案の定、ヘルボーイ襲撃中に巨人族に襲われ、部隊が全滅しているし……。


ヘルボーイの活躍を描きたかったのかもしれません。

しかし、普通なら巨人族をヘルボーイと共闘して、ヘルボーイの活躍を描きつつ、最後に秘密結社がヘルボーイを裏切って……という展開でも良かったはずなんですよね。

秘密結社の処理が面倒なので、本来ならありえないような展開にしてしまった感が凄いです。


その他にも、取ってつけたような展開もあって、シナリオの完成度が低い印象を受けました。

ラストのバトルシーンに爽快感なし

本作で一番ガッカリしてしまったのは、なんといっても最後の戦いです。


ニムエからパワーを授かったグルアガッハとヘルボーイが戦うのですが、グルアガッハが優勢という状況。

そこで、モンスター化する事を受け入れたダイミョウが加勢。

アリスの援護もあって、ヘルボーイチームがグルアガッハに勝つのかと思いきや、まさかの負けイベント。


結局、グルアガッハを倒したのはニムエでした。

さらに、色々とあって、エクスカリバーを手にしたヘルボーイは、人類を滅ぼすかどうか悩む悩む。

それから、アリスの力で一定時間復活した父親の説得により、ニムエを一撃で倒します。


うーん……。

コミックスではありなのかもしれませんが、2時間の映画のエンディングがこれって、あまりにも締まりがない。

爽快感が全くなくて、強敵に勝利した!という感じが、映画を通じて感じる事ができないというのは致命的かなと思います。

もっと見せ方があったように思うんですよね。


どこまでいっても、脚本に足元をすくわれたような作品になっていて、そこが残念でございました。

続編は厳しい

エンディングでは、エイブの登場を匂わせ、続編への製作が検討されている感じがしました。

しかし、アメリカで大コケした本作は、今後、続編の製作は厳しいように思います。


興行収入的に問題なかったとしても、映画としての満足度は高くないので、本作のように、映画のシナリオ執筆に長けている方を起用しないと、続編を作ってもコケる可能性が高いでしょうね。


今回のリブート版は、映画としてではなく、コミックスの実写映像化を目指していたように感じました。

それは成功していると思うんですよね。


ところが、それに数字がついていっていない感じ。

もし続編を作るのであれば、映画としての完成度も、併せて考慮しないと厳しいですね。

2021年3月の時点では、残念ながら、続編の話は出てきていない模様です。

レビューや評価

各シーン自体はそれなりにいい物の、全体を通して観るとチグハグというか違和感が常に付きまとう残念な出来

YAHOO!映画『ヘルボーイ(2019年版)』

ちょっとついてこれないところもありましたが、面白くないわけではありません

YAHOO!映画『ヘルボーイ(2019年版)』

ゴア表現期待してたが、期待以上の出来で大満足

YAHOO!映画『ヘルボーイ(2019年版)』

今回のネタバレあり感想のまとめ

ひっそり劇場公開され、そのままフェードアウトしてしまった印象のある今回のリブート版『ヘルボーイ』。

グロ描写メイン、原作好きの方には、満足度の高い作品って感じですね。

個人的には、あまり楽しめなくて残念でした。


という事で、今回は『ヘルボーイ(2019年版)』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!

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