ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。
今回は、ノルウェーのホラーテイストな映画『アサイラム・バスターズ』のネタバレ感想を書いていきませぅ。
目次
『アサイラム・バスターズ』概要
原題:『VILLMARK 2』
製作:2015年ノルウェー
日本公開日:???
上映時間:1時間37分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
あらすじ
森の奥地に、廃墟と化した病院がある。そこは1978年に閉院し、現在に至る。その病院には管理人が一人住んでいるという、そんな状況であった。
その病院が取り壊されることになり、事前調査として、ある会社が現地入りした。
広大な病院をたったの3日間で点検しなければならず、チームの空気は少し悪い状態だった。それぞれの仕事を始め、最初は順調に思えた。
しかし、あちこちに設置されたカメラや時々聞こえる物音により、チームメンバーは、じょじょに不安を抱くようになる。
今回利用した動画配信サービス
Amazonプライムビデオアマゾンのプライム会員であれば、無料で視聴する事ができます。ただし、配信期限があるので、興味がおありであれば、可能であれば、お早めの視聴をオススメいたします。
『アサイラム・バスターズ』を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT見放題にて鑑賞可能。2020年4月21日まで。
Amazonプライムビデオ
プライム会員特典で鑑賞可能。視聴期限があるので注意。
動画レンタル、動画購入での視聴も可能。
いずれのサイトも、2020年3月30日時点の情報です。最新情報につきましては、各サイトにてご確認ください。
スタッフ・キャスト
監督・脚本:ポール・オイエ
脚本:シェルスティ・ラスムセン
音楽:トロンド・ビャルクネス、ロイ・ウェスタッド
出演者:エレン・ドリト・ピーターセン、アンドレス・バースモ・クリスティアンセン、トマス・ノルシュトレム、ボード・オーヴェ
アサイラム・バスターズ(字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
人を選ぶ雰囲気系ホラー
タイトルからして、バリバリのZ級映画を想像していたのですが、良い意味で裏切られました。
物語の進行ペースは、割とゆっくりめなのですが、最初から不気味な雰囲気を作中に漂わせていて、最後まで問題なく鑑賞することができました。
私は、ガッツリと自分の映画の趣味にハマったので、結構楽しめたのですが、雰囲気系ホラーを楽しめない方には、辛い映画ではあります。
もし、本作を鑑賞する時は、ご自身の映画の趣味と相談の上、判断してくださいまし。
良いところ
幽霊なのか人間なのか
本作のユニークなところは、映画中盤まで病院を徘徊している人物たちが、スーパーナチュラル的存在なのか、生きている人間なのか、判断できないところにありますね。
謎の人物は、病院内に取り付けられているカメラに捉えられているのですが、主人公たちは終盤まで遭遇しないんですよね。
だから、幽霊なのか、実在する人間なのか、観客にもわからず、気味の悪い印象を観客が抱くように演出されています。
不気味さを掘り下げた物語と演出を心がけていて、視覚的な恐怖に頼らない点が、個人的には好印象でございました。
悪いところ
人を選ぶ心理的ホラー
本作は、不気味な雰囲気を楽しむタイプの映画なので、そういうタイプの映画が好きでなければ、楽しむことはできません。
グロテスクな描写も、さほどありません。痛々しい場面はあるんですけどね。
視覚的なホラーが好みの方には刺激が足りない映画なので、そういう方には不向きな映画となっております。
説明ナッシング
本作では、劇中で登場するいくつかの謎について、説明がほとんどありません。
ヒントはあるのですが、答え合わせが作品内で登場しないため、説明が欲しい人にとっては、モヤモヤが残る作品となっております。
考察できるくらいのヒントは提示されているので、作品について、色々と考えることが好きな人にはオススメできる映画かもしれません。
レビューや評価
Yahoo!映画には、2020年3月29日時点で、レビューは投稿されておりませんでした。
今回のネタバレなし感想のまとめ
個人的には、それほど悪い映画ではありませんでした。
雰囲気系ホラーがお好きであれば、それなりに楽しめる作品に仕上がっております。
一方で、雰囲気系ホラーが苦手な方、視覚的なホラーの方がお好きな方にはオススメできない作品でございます。
不気味な空気感を楽しみたいなら、オススメでございます。
という事で、ここまでは『アサイラム・バスターズ』のネタバレなし感想でした。
これより下には、ネタバレありの感想を書いております。おっさん999のネタバレあり感想に興味がおありの方については、本作の鑑賞を終えた方のみ、ネタバレありの感想に目を通して頂けると幸いです。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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ネタバレあり感想
最後まで謎
最後の最後まで、病院で殺戮をおこなっていた人物たちの正体はわからずじまい。
劇中では病院の管理人である人物の息子とされている人物ですら、本当にそうなのかも怪しい。
一応のヒントや答えのようなものは劇中で提示されるのですが、基本的には、考えたい人は考えてクレメンス……というスタンスです。
私は、このようなスタイル、大好きですね。
ヒントは多すぎず、少なすぎずというところで、考察したい気持ちを引き起こすように仕組まれています。
賛否の分かれる映画ではありますが、シナリオは上手で、演出もセンスを感じさせる素敵な映画でございました。
結局のところ、殺人をおこなっていた人物たちは、病院で何らかの手術を施された元患者なのか?
個人的には、この病院に迷い込んで、管理人に強制的に違法な手術をされてしまった旅行者という考えを推したいですけどね。
という訳で、今日はここまで。
本当に最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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