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いわくつきのホラー映画『アントラム 史上最も呪われた映画』のネタバレなし感想
(C)2018 ELSE FILMS/Michael Laicine & David Amito
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ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。

今回は、ホラー映画『アントラム 史上最も呪われた映画』のネタバレなし感想について書いていきたいと思います。

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『アントラム 史上最も呪われた映画』について

原題:『ANTRUM THE DEADLIEST FILM EVER MADE』

製作:2018年カナダ

日本公開日:2020年2月7日公開

上映時間:1時間34分

オススメ度:★★★★★(五つ星!)

予告編動画

簡単なあらすじ

1979年にアメリカで製作された一本の映画があった。

『アントラム』。

死んでしまった愛犬の魂を救うために、姉弟が地獄を目指して穴を掘るというストーリーの作品。

この映画は、とある噂のために、業界では有名な映画であった。

――『アントラム』を見ると死ぬ。

1988年にハンガリーのブダペストで初上映された時は、映画館が火災に見舞われる。

その火事については、首を傾げる部分が多々あったらしい。

その後、本作は様々な映画祭へ出品されるが、上映はされておらず、主催者や関係者が相次いで死んでいった。

その過程において、フィルムは行方不明になり、どのような映画なのかは、長らく不明であった。

ところが、ドキュメンタリー作家であるマイケル・ライシーニとデヴィッド・アミトが本作のフィルムを発見。

二人は、『アントラム』を公開するために、関係者への取材をおこない、『アントラム 史上最も呪われた映画』を製作。

長らく謎に包まれていた『アントラム』の全貌が、ついに明らかになる。

本作を視聴できる動画配信サービス

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動画レンタル、動画購入にて視聴可能。

2020年7月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。

スタッフ・キャスト(出演者)

製作・監督・編集:マイケル・ライシーニ、デヴィッド・アミト

出演者:ニコール・トンプキンス、ローワン・スミス、サーカス=サレフスキ、ダン・イストラーテ、シュー・サキモト、クリステル・エリング



アントラム 史上最も呪われた映画(字幕版)

おっさんのネタバレなし感想

上質な雰囲気系ホラー映画

本作はとても珍しい構成になっております。

最初に『アントラム』という映画についての背景と、数人のインタビューが盛り込まれているんですね。

『アントラム』にまつわる数々の呪われたエピソードが語られ、そこから今まで見た事のないような「警告文」が登場します。

「マジか……」ってなりました。正直なところ、鑑賞しようかどうか、迷ってしまった。


その後、『アントラム』本編がスタートします。

本編終了後、エンドクレジットとともに、『アントラム』の科学的な検証が簡単におこなわれ、ジ・エンド。

映画本編とドキュメンタリーで構成されている、ユニークな作品です。


で。

『アントラム』についてなのですが、これはかなり評価の分かれる映画だなぁという印象。

ぶっちゃけ、私は大好きなタイプの映画でして、雰囲気系のホラー映画となっておりました。

視覚的なホラー描写は存在せず、ひたすら不気味な映像と音で、観客の不安を煽っていくタイプの作品。

そのため、ビジュアル的な恐怖が好きな方にはオススメしない映画です。


不気味な空気感に対して恐怖を覚える方であれば、本作が描く恐怖を感じ取る事ができると思います。

本作の雰囲気については、アニヤ・テイラー=ジョイ主演の『ウィッチ』に近いかな?

ストーリーはしっかりしている

『アントラム』の物語について、これは私が個人的に思っていたよりも、しっかりしていて驚きました。

確かに色々な所で「うん?」と首を傾げる箇所は存在します。

それでも、最初から最後まで、きっちり物語が綴られている点について、個人的に好印象でございました。

……あくまで、表向きの物語は、ですけれどもね。


劇中における真実は全く明かされないため、説明が欲しい方には、不向きな作品となっております。

映画内で示されたストーリーを元に、観客が色々な考察をおこなうという感じになっているので、そういう系統の映画がお好きであれば、一度チャレンジしてみはいかがでしょうか?

映像が素晴らしい

この部分は好みによると思いますが、1979年に製作された『アントラム』は、アイデアやカメラワーク、昔ながらの技術によって、不気味な物語を構築しております。

現代映画のようなCGを使って終わり……という訳ではありません。

製作陣の試行錯誤、創意工夫を垣間見る事ができます。

それらが不気味な味わいを醸し出しており、この雰囲気にマッチすれば、最後まで怖く鑑賞する事が可能。


一方で、昔の映像手法に馴染めない方は、逆に白けてしまう可能性があります。

古い映像に抵抗がない方にはオススメできますが、古い映画はあまり鑑賞していないという方には不向きな作品となっているので、注意が必要です。

口コミレビューや評価

なんかイヤな気持ちにさせるくらいのことしてみせてもらいたい。

Yahoo!映画『アントラム 史上最も呪われた映画』

本篇は通常運転。色々小細工をしながら、不気味感を出しているのは良かったです。

Yahoo!映画『アントラム 史上最も呪われた映画』

ほの暗い雰囲気の映像が好きな方は観に行かれると楽しいと思います。

Yahoo!映画『アントラム 史上最も呪われた映画』

今回のネタバレなし感想のまとめ

完全な雰囲気映画ということで、巷の評判は賛否分かれております。

どちらかというと、否の方が多いかな?という感じですね。

大体がホラー映画の趣味のミスマッチによって「なんじゃこりゃ」という感想を抱いているような、そんな感じでございます。

雰囲気系ホラーがお好きで、古めかしい映像に抵抗がない方には、オススメできる作品となっております。


という事で、今回は『アントラム 史上最も呪われた映画』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

ネタバレあり感想

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雰囲気系ホラー映画といえば、こちらもありますね。観客の想像力によって恐怖の度合いが変化する、ユニークな作品です。

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