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カルト映画になれなかった実写映画版『ライチ 光クラブ』のネタバレあり感想
(C)2016「ライチ☆光クラブ」製作委員会
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ども、映画好きな四十郎おっさん999でございます。

今回は、漫画が原作の映画『ライチ 光クラブ』のネタバレあり感想を書いていきませぅ。

実写映画版『ライチ 光クラブ』を鑑賞していない方は、映画を鑑賞してから、この感想をお読み頂けたらと思います。


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ネタバレなし感想

こちらの記事では、感想だけでなく、簡単なあらすじ、本作を配信している動画配信サービス、DVDや漫画などのグッズ情報も掲載しております。

ネタバレあり感想

原作の漫画を読んでいないため、映画単体での感想になる事を、ご了承くださいませ。


さて、本作については、漫画原作の邦画の悪いところが、出てしまったように感じました。

小道具や登場人物たちの衣装、役者さんのお芝居などから、本作のスタッフ陣は、作品に対する敬意と愛情がある事がわかります。

この部分は本当に素晴らしい事です。

原作のある映画で、これが出来ている日本映画は、本当に少ないですから。


でも、プロデューサーは考えるべきでした、演劇や漫画と実写映画の違いというものを。

漫画や演劇は、勢いと熱量さえあれば、多少首をかしげる展開であっても、読者や観客はテンションに飲まれて、作品の世界観やノリにハマる事ができるんです。


しかし、実写映画には、作品と観客の間に距離感が存在します。

実写映画になってしまうと、観客が冷静になって、「これはどういうことなの??」って気づきやすくなります。

そのため、頭に浮かぶハテナをなくすべく、掘り下げができる部分は掘り下げした方が良かったように感じました。


漫画では、前日譚となる『ぼくらの☆ひかりクラブ』が存在するので、この外伝からも、もっと要素を追加した方が、映画としてはもうちょっとしっかりしたのではないかなぁって思います(本作は外伝のエピソードを追加しているみたいですが、それ以上の掘り下げが必要かな?と思ったのです)。

そうなってくると、2時間では短いため、個人的には最初から二部作構成で映像化する覚悟が欲しい所ですが……まぁ難しいのでしょうね。


監督のセンスで作品を再構築するか、徹底的に原作漫画を映像化する事にこだわるか。

本作の場合、どちらかの戦略で制作しないといけなかったのに、中途半端に、しっかりしたB級映画として完成させてしまった点が、本作の微妙な評価に繋がったように思います。

せっかくだから、R15ではなくて、R18くらいにぶっ飛んだ映画でも良かったのでは?。

原作漫画には、結構なグロ描写があるみたいなので。


変にR15にしてしまったから、俳優さん目当ての方が「なにこれ?」という印象を持ってしまう感じになったようなので、最初から中途半端な覚悟ではなくて、がっちりした覚悟が欲しかったところです。


とはいえ、なんともいえない世界観と奇妙な登場人物たちが織りなすドラマは、なかなかユニークでした。

奇抜な雰囲気を楽しむ事ができたので、本作を鑑賞して良かったです。

レビューや評価

こちらは一言で言うと「予算がなかったのかな」でした。
CGが安っぽくグロシーンがそれほど怖くないです。

Yahoo!映画『ライチ光クラブ』

大事なところが無くて、余計なものがあった。
けど、この映画嫌いじゃない(笑)

Yahoo!映画『ライチ光クラブ』

今回のネタバレあり感想のまとめ

原作が好きな方の間でも賛否が分かれているので、色んな意味で衝撃的な作品なのかもしれません。

ただ飛び抜けた部分がないので、カルト映画になる可能性を秘めていたのに、残念ながらカルト映画にはなれなかった、悲しい映画という感じです。


という事で、今回は『ライチ 光クラブ』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!


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『片腕マシンガール』みたいに、ガッツリ突き抜ける事ができれば良かったのになぁ。

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