ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。
今回は、巷では『リング』『呪怨』に似ていると言われているらしいホラー映画『MARA/マーラ』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
今回の感想では、『MARA/マーラ』の内容をガッツリと書いております。
まだ『MARA/マーラ』を鑑賞していない方は、映画を鑑賞してからお読み頂けると幸いです。
MARA/マーラ(字幕版)
目次
ネタバレなし感想
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ネタバレあり感想
捻りはないけど素直なシナリオ
終盤近くにならないと、マーラが出現した理由が登場しない本作。
そのため、私は、睡眠障害について悩んでいる人をセラピーしている医者が、事件に絡んでいるって思っていたんですよね。
眠りの研究にのめり込んでいく内に、マーラの存在を知って、マーラを呼び出すために、不眠に悩んでいる人を利用しているのではないか。
このドクター、お金のかかった治療部屋を所有していて、「私の読みは正解かな?」と鑑賞しながら、ほくそ笑んでおりました。
実際、本作でキーマンとなる人物ドギーを見殺しにしたとも取れる流れがあったので、確信したのですが……。
結局のところ、睡眠セラピーをしていたお医者さんは、なんの関係もない方で、「嘘でしょ?!」って、一人で叫んでしまいました。
素直すぎる展開に、かえってビックリしてしまいました。
絶対に一捻り脚本に入れてくると思ったんだけどなぁ……。
奇抜なアイデアで勝負ではなく、起承転結をしっかり準備した上で、西洋的なホラーと東洋的なホラーを上手にミックスさせたクオリティーの高いB級ホラー映画でした。
マーラ発生理由が少し雑だった
マーラがなぜ出現したのか。
マーラが現れる前に、大きな事件や事故が絡んでいるらしい。
その当事者が罪悪感を抱えていると、どこからか、マーラがやってきて、その人物を殺してしまう。
厄介なのは、きっかけになる事件・事故に関係のない人に、マーラの呪いが感染する性質がある点。
終盤になって、主人公は、タカハシという日本人が、日本で事故を過去に起こしていて、罪悪感をずっと抱えていた事を突き止めます。
このあたりが、結構ざっくりしているなぁという印象が残って、少し残念。
日本で事故を起こしているなら、日本でマーラが現れるような感じがするんですよね。
時間差で現れたという事で納得はできるのだけど、もうひとつ、きっかけとなる要素が欲しかった。
例えば、かつてマーラに殺された人物の書いた日記をタカハシが入手する。
そして、タカハシがその日記を読んでしまい、マーラを認識。
罪悪感を抱えて過ごしていたタカハシの元にマーラが現れ、呪いが感染していく……。
そうすれば、もうちょっと納得できるような感じがするんですけれどね。
好みの分かれる結末
本作の結末は、ホラー映画らしいものになっています。
「なるほど!」と納得できるような終わり方で、結構、上手いラストだったと思います。
上手いというよりも、綺麗といった方が良いのかな?
とにかく、個人的には良い感じのエンディングでございました。
ただ、ホラー映画をあまり鑑賞していない方からすると、バッドエンドとなる本作の結末は許容できないかもしれません。
そういう意味では、好き嫌いの分かれるラストといえます。
レビューや評価
貞子や伽椰子を見慣れてるせいか全然怖くなかった。残念。
Yahoo!映画『MARA/マーラ』
怖い、っていうかジャパニーズホラー好きなんだろうなあこの監督、ってかんじ。
Yahoo!映画『MARA/マーラ』
今回のネタバレあり感想のまとめ
シンプルなホラー映画という事で、鑑賞しやすい作品でした。
もうちょっと話題になっても良いと思うんですけどね。
個人的には良い拾い物という感じで、鑑賞してみて良かったです。
という事で、今回は『MARA/マーラ』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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