映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、なぜかTSUTAYA DISCASの予約リストに放り込んでいた作品『林檎とポラロイド』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
当初、ライブドアブログの方で投稿しようと考えていたのですが、独特なSF映画の要素がありましたので、本ブログに投稿することにしました。
目次
『林檎とポラロイド』について
原題:『MILA/APPLES』
製作:2020年ギリシャ、ポーランド、スロベニア
日本公開日:2022年3月11日公開
上映時間:1時間30分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
突然、記憶喪失に陥る病気が流行する世界。
バスの中で目覚めた男は、記憶を失っていた。
一度、記憶喪失になった人々は、記憶を取り戻すことがないらしい。
治療のための回復プログラムに参加することになった男。
送られてくるカセットテープに吹き込まれている様々なミッションをこなしていき、それをポラロイドカメラで撮影し、記録する。
それが回復プログラムだ。
淡々とミッションをこなしていく中で、男は同じプログラムに参加している女性と出会う。
「新しい日常」に慣れてきた頃、買い物中に住まいを尋ねられた男が答えたのは、以前、住んでいた場所だった……。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『林檎とポラロイド』会員の方でも、追加料金が必要となります。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
hulu
会員の方は、本作を見放題にて鑑賞することができます。
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紹介している作品は、2024年2月時点の情報です。
現在は配信終了している場合や、動画レンタル・動画購入対象作品に変更している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
プライム会員の方でも、追加料金が必要です。
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スタッフ・キャスト
監督・脚本:クリストス・ニク
脚本:スタヴロス・ラプティス
製作総指揮:ニコス・スムピリリス、ケイト・ブランシェット、アンドリュー・アプトン、ココ・フランチーニ
プロデューサー:イラクリス・マヴロイディス、アンゲロ・ヴェネティス、アリス・ダギオス、ニコス・スピリリス、マリウス・ウォダルスキ、クリストス・ニク
音楽:ザ・ボーイ
出演者:アリス・セルヴェタリス、ソフィア・ゲオルゴヴァシリ、アナ・カレジドゥ、アルギリス・バキルジス
林檎とポラロイド(字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
つまらない映画なのに鑑賞後の余韻が凄い
最初に書いておくと、私個人の感想としては、本作はつまらない映画でした。
ストーリーは淡々と進み、エンタメ要素がほとんどなく、基本的に退屈な作品なんですよね。
盛り上がりは存在しているのですが、派手なものではありません。
わかりやすい面白さが劇中にないため、本作は、色々な人にオススメできるような、楽しい映画ではない。
正直なところ、鑑賞を中断しようと、何度か考えました。
それでも、着地点の想像がつかなかったため、最後まで頑張って鑑賞。
ラストまで、面白さがなかった……のですが、見終わってからの余韻が凄い。
鑑賞してから時間が経過しても、頭から離れず、ずっと余韻が残る。
面白い映画ではないにも関わらず、頭の片隅に存在する映画というのは、とても珍しいですね。
ストーリーの面白さを理解することはできなかったけれど、作品全体に漂う雰囲気は好みでした。
それが、もしかしたら、私の心に引っかかったのかもしれません。
私はつまらなかったのですが、本作を絶賛している方も大勢いらっしゃいます。
人を選びまくる映画なので、もし、予告編を見て、興味が出たら、ぜひ鑑賞してみてください。
唐突に終わるラスト
私は、この映画が、どのような結末を迎えるのか、その一点の興味のみで、最後まで鑑賞しておりました。
そして、本作のラストは、本当にとんでもなかった。
本作の最後は、本当に唐突に終わります。
「え、これで終わり??」ってビックリしますよ。
私は、何かを見落としたのかと思って、ラスト近くを、2~3度、見返しました。
見落とし等はなく、本作は、急に終わります。
バッサリと映画が終わってしまうからこそ、見終わったときの、なんとも言えない余韻が生まれているのかもしれません。
振り返ると、唐突な終わり方は、本作にとても似合っているように思います。
ストーリーや世界観だけでなく、映画の結末まで風変わりという、とてもユニークな映画でしたね。
考察することで意味を成す映画
本作の特徴として、説明がほとんど劇中に存在しないという点があります。
必要最低限の説明や描写は存在しますが、必要以上の情報は登場しないんですよね。
余白がとても多く設けられている作品で、観客に考える余地を与えている映画となっております。
そのため、考察することで、見終わってからも、色々と楽しめる映画に仕上がっておりました。
人によって、いろんな解釈が生まれる作品で、誰かと話したくなるような、そういうタイプの映画ですね。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
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今回のネタバレなし感想のまとめ
つまらない映画なのだけど、なぜか頭から離れない……『林檎とポラロイド』という映画は、不思議な魅力を持つ作品でございました。
個人的に面白くなかったのに、DVDの購入を検討したい気持ちがあって、おじさんは、ちょっと混乱しております。
エンタメ作品というよりは、芸術的な映画のため、様々な人にオススメできる作品ではありません。
予告編をチェックして、少しでも興味が湧いた方に限り、オススメできるかな?という感じです。
という事で、今回は『林檎とポラロイド』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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