本ページはプロモーションが含まれています。

ループ系ホラー映画『ハッピー・デス・デイ』のネタバレなし&あり感想
(C) Universal Pictures
スポンサーリンク

ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。

今回は、男漁りしまくりんぐの大学生が自分の誕生日に殺されまくる、最高にクールなホラー映画『ハッピー・デス・デイ』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきませぅ。

スポンサードリンク

『ハッピー・デス・デイ』について

原題:『HAPPY DEATH DAY』

製作:2017年アメリカ

日本公開日:2019年6月28日公開

上映時間:1時間36分

オススメ度:★★★★☆(四つ星!)

予告編動画

簡単なあらすじ

毎日、酒を飲んでは、色んな男性とデートしたり、肉体関係を持ったりする、大学生のツリー。

彼女は、他人に対して、わがままな態度をとっていた。

ツリーを心配してアドバイスしてくれる友人に対しても「大きなお世話」と返す始末。

誕生日の朝をカーターという男子学生の部屋で目覚めたツリー。

父親からの電話を無視し、いつものように時間を過ごす。

夜になり、パーティー会場へ向かうツリーは、途中にあるトンネルの中に置かれたオルゴールを発見する。

音楽を奏でるオルゴールを不審に思ったツリーは、直後、大学のマスコットであるベビーのお面を付けた何者かによって殺害されてしまう。

ハッと目を覚ましたツリーは、誕生日の朝と同じく、カーターの部屋に自分がいることに気付く。

誕生日の朝と同じ言葉をかけてくるカーター。それだけでなく、自分が昨日に経験した事象が次々と起こる。

混乱したツリーだったが、日付を確認した時、ツリーは誕生日をループしていることに気付くのだった。

本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT

会員は動画レンタルにて視聴可能。配信期限は2021年11月19日まで。

本ページの情報は2021年5月20日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。


Amazon

字幕版・吹替版、ともに動画レンタル、または動画購入にて視聴可能(配信期限ありのためご注意ください)。

2021年5月20日時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。

スタッフ

監督:クリストファー・B・ランドン

脚本:スコット・ロブデル

製作:ジェイソン・ブラム

キャラクター:キャスト/出演者(日本語吹き替え版声優)

テレサ・ゲルブマン(ツリー):ジェシカ・ローテ(行成とあ)

カーター・デイヴィス:イズラエル・ブルサード(中村章吾)

ロリ・シュペングラー:ルビー・モディーン(うえだ星子)

ダニエル・ボーズマン:レイチェル・マシューズ(山中まどか)

グレゴリー・バトラー:チャールズ・エイトキン(志賀麻登佳)



ハッピー・デス・デイ (字幕版)

ネタバレなし感想

明るく見やすいループ系ホラー映画

本作は2017年に製作されたのですが、その時には日本では公開どころか、DVDスルーさえもされなかったホラー映画です。

ブラムハウスが製作しているのに、日本の会社がどこも動かなかったのはビックリでございます。


2019年に続編である『ハッピー・デス・デイ 2U』がアメリカにて公開されたので、日本では1作目と2作目が同時期に公開されました。

私は映画館で上映された時に、観に行くことができなかったんですよね。ずっと気になっていた映画でして、DVDをレンタルして鑑賞しました。


結論から書くとですね、この映画、なかなかに面白く、楽しい映画でございました。

ループ系の映画って、陰鬱になるパターンもあるのですが、『ハッピー・デス・デイ』は、全体的に明るい作品になっています。

これは、ホラー映画であるよりも、青春映画であることに重きを置いて製作されたからかもしれません。


殺人鬼にツリーという主人公が惨殺されまくるのですが、殺され方は至ってフツーでして、特別グロいとか、そういうものはなく、見やすい映画になっています。

感じとしては、『スクリーム』や『ルール』に明るさをプラスした感じですかね?

起承転結もしっかりしているし、B級ホラー映画を嗜んでいる方であれば、しっかり楽しめる作品に仕上がっております。

良質なコメディーホラー映画

本作は、基本的にはホラー映画になっています。

間抜けなマスクを付けて、ストーカーよろしく、主人公を執拗に追いかけてくるので、普通にホラー映画です。

そこにコメディー要素をふんだんに盛り込んで、ミステリー要素もプラスしているという、結構盛りだくさんな映画なんですよね。


ちゃんとホラーしているのに、コメディーとミステリー部分を上手に織り交ぜて、観客を飽きさせないような工夫が施されております。

ホラー、コメディー、ミステリーのバランスが非常に良くて、苦労なく、最後まで鑑賞することができました。

ちなみに、犯人もきちんと存在しておりますので、ご安心を。

ループの理由は明かされない

書こうかどうか迷ったのですが、書いておいた方が良いかと思って、敢えて、ここに記します。


本作の肝となるべき、ループ部分については、劇中で、その理由が明らかになることはありません。

これはループの原因になっているものが、「ツリーを殺害する犯人を撃退すること」であることを、ツリーが早い段階で気付くからですね。


とにかくツリーは死にたくないし、無事に「明日」を迎えたいから、必死になって犯人を探したり、色んな方法で倒そうと試みる訳です。

観客は、ツリーがどのようにループから脱出するのかに興味がいくので、映画では「なぜツリーがループできるのか」についての理由を明かさなかったのかもしれません。


個人的には、そういうものだと割り切って、映画を楽しめたのですが、どうしても気になる方もいらっしゃるかもしれません。

そういう傾向にある方は、本作を鑑賞する際は注意が必要になります。


ハッピー・デス・デイ
(C) Universal Pictures

『ハッピー・デス・デイ』の続編について

『ハッピー・デス・デイ』には続編があります。

タイトルは『ハッピー・デス・デイ 2U』。

「ハッピーバースデートゥーユー」と掛けているところが、なかなかに洒落ています。

『ハッピー・デス・デイ 2U』もDVDになっているので、本作を鑑賞して気に入った方は、続編も鑑賞してみてはいかがでしょうか?


ちなみに、『ハッピー・デス・デイ 2U』が大ヒットすれば、『ハッピー・デス・デイ 3』が製作される可能性もあったそうです。

アイデアはすでにあって、その準備もできていたようなのですが、残念ながら『ハッピー・デス・デイ 2U』の興行収入がイマイチだったため、現時点では3作目の製作の可能性は、ほぼ0なのだそうです。無念。


【2020年6月11日追記】

2020年6月9日から10日頃、日本のいくつかの映画情報サイトにて、『ハッピー・デス・デイ3』についての続報が報じられました。

シリーズを通して監督を務めたクリストファー・B・ランドンは乗り気ではなく、プロデューサーのジェイソン・ブラムが製作に前向きになっているようです。

2作目の興行収入がイマイチだったため、当初ジェイソン・ブラムは製作には前向きではありませんでした。

しかし、ジェイソン・ブラムがオフィシャルではないものの、製作に向けて準備を進めているという事は、何か新しいアイデアを思いついたのかもしれません。

『ハッピー・デス・デイ3』は、一体どうなるのでしょうね……。

レビューや評価

ありふれたネタだけど、見せ方うまいのでテンポ良く見れて非常におもしろい。

Yahoo!映画

有名俳優や女優も出て無く、金も掛かっている様には決して見えず、一歩間違えるとB級C級作品に見えますが脚本がいかに大事かがわかる優良作品でした。

Yahoo!映画

そこまで怖いって感じはないけど、タイムループ描写は丁寧に作られているし、自己中だった主人公が自己犠牲に目覚めるけど、成長もきちんと描かれています。

Yahoo!映画

ネタバレなし感想のまとめ

普通なら、こういうクセのある映画は、好き嫌いの分かれるところなのですが、本作は概ね好評のようで、なかなか意外でした。

多少の下ネタがあるので、家族で見る映画ではありませんが、気心の知れた友人たちと見るには、ちょうどよい映画といえますね。

個人的には、オススメしたい映画です。


という事で、ここまでは『ハッピー・デス・デイ』のネタバレなし感想でした。

これより下には、ネタバレありの感想を書いております。おっさん999のネタバレあり感想に興味がおありの方については、本作の鑑賞を終えた方のみ、ネタバレありの感想に目を通して頂けると幸いです。


そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

DVD・Blu-ray


こちらは続編となります。

↓クリックして頂くとモチベーションあがります!



にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ

この記事をお読みのあなたにオススメの記事

ネタバレあり感想

そんな訳で、ここからはネタバレを含んだ、おっさんの感想を書き連ねていきたいと思います。

ハッピー・デス・デイ
(C) Universal Pictures

ツリーはなぜループしたのか?ちょっと考察してみた

ツリーがループする理由についてはスルーした方が楽しめるのですが、ちょっと考えてみました。

ツリーだけがどうやらループしているのは、ロリが真犯人であることが判明した時に明らかになりました。

ロリはループしていないし、その認識もしていない。

その事から、おそらくですが、ツリーの母親が関係しているのではないかって思うんですよね。


本編の舞台になっている日は、18日となっています。

18日はツリーの誕生日であると同時に、3年前に亡くなった母親の命日でもあります。

その母親がツリーの更生を願ったこと、またツリーを生かしたいと思ったから、ループの力が発生したのかもしれません。


18日は、ツリーにとって、始まりであると同時に終わりも意味する特別な日です。

だから、ツリーが他の日ではなくて、18日に殺されたからこそ、そのパワーが発現したのではないでしょうか。

でも、そのパワーは無限のものではなくて、有限でした。

ツリーが死を経験する度、その肉体が深く傷ついている訳で、その制限の中でツリーの成長を願った母親の想いが、ループ現象を生み出したのかな?って、私は考えております。


という訳で、今日はここまで。

本当に最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

DVD・Blu-ray

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事