映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、邦画のサスペンスホラー映画『人狼ゲーム』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
人狼ゲームそのものは、なんとなく知っておりますが、それを基にした映像作品や漫画作品、小説などには、ほとんど触れておりません。
以前、海外が製作した『人狼ゲーム 夜になったら、最後』を鑑賞したくらいですね。
本作はシリーズ化しているらしく、もし本作が面白ければ、続編を鑑賞しようかな?と考えておりましたが……。
目次
『人狼ゲーム』について
製作:2013年日本
日本公開日:2013年10月26日
上映時間:1時間50分(110分)
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
高校2年生の仁科愛梨は、ある日、目が覚めると、見たことのない施設に寝転んでいた。
ほどなく自分と同じ境遇の若者と出会い、テレビが置かれた部屋に集まる。
そこで彼らに告げられたのは、生死を懸けた「人狼ゲーム」に強制参加させられているということだった。
生き残れば1億円。
村人と人狼に分かれて、相手方を全滅させれば勝利だという。
果たして、人狼は誰なのか。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ
監督:熊坂出
製作総指揮:吉田尚剛
エグゼクティブ・プロデューサー:永森裕二
プロデューサー:平体雄二、飯塚達介、藤田大輔
原作:川上亮『人狼ゲーム』(竹書房)
脚本:夏野みや子、川上亮、熊坂出
特殊造形:石野大雅
音楽:スパン子
企画・配給:AMGエンタテインメント
キャラクター:キャスト(出演者)
仁科愛梨:桜庭ななみ
井上このみ:竹富聖花
井上真理絵:藤井美菜
多田友宏:太賀
稲葉瞳:大沢ひかる
藤木毅:入江甚儀
猪瀬尚子:梶原ひかり
町村誠一郎:岡山天音
川崎文隆:藤原薫
下林勇平:平埜生成
『人狼ゲーム』シリーズの順番
1作目『人狼ゲーム』
2作目『人狼ゲーム ビーストサイド』
3作目『人狼ゲーム クレイジーフォックス』
4作目『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』
5作目『人狼ゲーム ラヴァーズ』
6作目『人狼ゲーム マッドランド』
7作目『人狼ゲーム ロスト・エデン』(テレビドラマ)
8作目『人狼ゲーム インフェルノ』(『ロスト・エデン』の続編)
9作目『人狼ゲーム デスゲームの運営人』
人狼ゲーム
おっさんのネタバレなし感想
俳優さんが頑張っている映画
本作は、言ってしまえばソリッド・シチュエーション・スリラーというジャンルになると思いますが、それで思い浮かべる作品は、やっぱり『ソウ SAW』なんですよね。
目覚めると見知らぬ部屋にいて、望んでいないのにデスゲームが始まる……という舞台設定を見ると、自然と『ソウ SAW』と比べてしまう訳ですが、『ソウ SAW』は2004年の映画です。
本作は、2013年製作なので、『ソウ SAW』と並ぶか、それを超えるくらいの意気込みで、脚本が練られているのでは?って期待してしまったのですが……。
ツッコミどころが凄まじく、鑑賞するのに、かなりのパワーが必要になる作品でした。
登場人物たちが、なぜ選ばれたのか……キルゲームが中継されているけど、それにしてはテンポが悪い……挙げ句、生存者には1億円しか渡さない……。
映画がスタートしてから、頭の中に「?」がひたすら出てくる内容でしたね。
さらに、あらゆる謎が基本的に一切明かされることもないので、ひたすらストレスがたまる映画。
俳優さんの演技力で、なんとかラストまで鑑賞したのですが、脚本のクオリティーの低さにビックリしました。
若手の人たちが集まっている感じですが、かなり良い感じのお芝居で、観客を引っ張ってくれたので、すごく感謝でございます。
本作は、映画好きではなくて、映画をあまり見ない人に向けて作られている感じなので、普段は映画はスルーしている方には、オススメしても良いかもしれません。
主人公に共感できない
本作の主人公は、個人的に、全く受け付けることができませんでした。
自分が死ぬかもしれないのに、立ち位置をどうするのか、何も考えていないんですよね。
自分の感情を最優先にして、勝手な行動をするのですが、解決に必要と思われるような言動はしないという、かなり困ったキャラクターです。
『バトル・ロワイアル』みたいに、主人公がウジウジしていても、周囲が勝手に物語を進行してくれるのであれば、納得して、鑑賞することができます。
ただ、本作は、他の人物たちが動いても、スピーディーにストーリーが展開しない構成になっているんですよね。
なので、生き残りたい訳でもない、何をしたいのかもよくわからない主人公に付き合わされる感じになってしまって、とてもしんどい。
桜庭ななみさんの演技力の高さもあいまって、主人公に対してのヘイトが、とてもたまっていく映画でした。
人狼ゲームそのものの映像化ではない
本来の「人狼ゲーム」に詳しい訳ではないのですが、本作は「人狼ゲーム」の映像化というよりは、キルゲームの映画を作るために、「人狼ゲーム」の設定を持ってきた作品って感じですね。
おそらく純粋な「人狼ゲーム」を期待してしまうと、かなりガッカリしてしまうのでは?
誰が人狼なのか……推理と推理をぶつけ合うシーンも、時間制限があるので、冷静に、がっつり時間をかけて行われる訳ではありません。
なので、本作は、「人狼ゲーム」をモチーフにした、ソリッド・シチュエーション・スリラーもどきって感じですね。
「人狼ゲーム」が好きな方には、あまりオススメできないかも?
口コミレビューや評価
下記サイトで『人狼ゲーム』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
少しだけグロい描写がありますので、苦手な方は要注意ですね。
ラストについては、本当にひどいの一言。
今までの2時間を返せ!って言いたいくらいの感じで、鑑賞した後の疲労感が半端ありませんでした。
犯人……というか人狼が誰なのか……くらいは、さすがにちゃんと明かされたので、まぁまだ良かったかな?
という事で、今回は『人狼ゲーム』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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