
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、『死霊館のシスター』に便乗した邦題を付けられてしまったホラー映画『死霊のシスター』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
念のためですが、<死霊館ユニバース>とは関係のない作品ですので、ご注意ください。
目次
『死霊のシスター』について
原題:『CURSE OF THE NUN』
製作:2018年アメリカ
日本公開日:劇場未公開
上映時間:1時間20分(80分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
その館には自ら命を絶った修道女<シスター>の霊が棲んでいた。
アンナは離婚した前夫レックスとの間に生まれた娘クレアと、再婚相手であるマイクとともに、引っ越しの準備を進めていた。
アンナたちは、マイクの叔母が所有している家で暮らしていたのだが、郊外にマイホームを手に入れることができたのだ。
荷造りを進めるアンナに襲いかかってきたのは、ポルターガイスト現象と思しき現象だった。
床や壁に刻まれる「STAY」の文字……。
たまたま超常現象を研究しており、この家に詳しい青年が訪ねてくるものの、ふたりとも、家に閉じ込められてしまう。
アンナを狙っている者の正体とは一体、誰なのか……。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『死霊のシスター』会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2024年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
スタッフ・キャスト
監督・脚本・製作:アーロン・ミルテス
音楽:クリス・ベンドリック
出演者:レイシー・ハートセル、ブラッド・ベレミジャン、ジョナサン・エヴェレット、ケイト・キルコイン、ラエ・ハント

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おっさんのネタバレなし感想
怖いよりも不気味な低予算ホラー映画
巷での評判はイマイチな本作ですが、低予算ながらも頑張って製作されている作品となっております。
基本的に、家の中だけでストーリーが進むため、謎のシチュエーションがあったり、脚本に無理があったりしますが、面白くない訳ではありませんでした。
B級映画・Z級映画を嗜んでいる方であれば、普通にラストまで鑑賞できる映画ですね。
本作は、怖いというよりも、不気味な作品になっています。
正体不明のシスターは確かに怖いのですが、引っ越し直前になって、突然発生するポルターガイスト現象というのは、考えてみると訳がわからなくて気持ち悪い。
シスターが登場するまでは、奇妙な現象で観客の恐怖を煽る構成になっていて、雰囲気系ホラー映画がお好きであれば、楽しむことができます。
シスターが現れても、家の中に閉じ込められる恐怖が続くので、ホラー映画としては、よくできていると、個人的には思います。
主人公に共感しにくい点が残念
本作の主人公なのですが、時々、ホラー映画に登場する、共感できないタイプの主人公になっています。
ピザの代金が足りないのに、気にしないというシーンが最初に登場し、「なんじゃ、こいつ」という気持ちが湧き上がり、それがなかなか払拭できないのですね。
途中から、この気持ちはなくなっていって、主人公を応援できるようになるのですが、もしかしたら、序盤で脱落してしまう方がいるかもしれません。
キリスト教の知識があるとわかるかもしれない演出
私はキリスト教について知識がないため、一部の演出で「???」ってなった部分があります。
もしかすると、キリスト教の知識があると、そういった演出の意図を汲み取ることができるかもしれません。
知識がないと楽しめない訳ではありませんが、持っていると、もう少し楽しむことができるのかもしれません。
口コミレビューや評価
下記サイトで『死霊のシスター』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
個人的には、再婚相手の叔母が、とても怪しかったのですけどね……。
一捻り的アイデアもあって、意外と楽しむことができた作品です。
低予算映画やB級・Z級映画がお好きであれば、チャレンジしてみても良いかも?
という事で、今回は『死霊のシスター』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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