
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、ホラー映画界隈で話題となったホラー映画『X エックス』の前日譚となる作品、『PEARL パール』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
私の趣味ではなかったものの、なかなかユニークなアイデアが散りばめられていた『X エックス』の前日譚ということで、結構、期待して鑑賞いたしました。
目次
『PEARL パール』について
原題:『PEARL』
製作:2022年アメリカ
日本公開日:2023年7月7日
上映時間:1時間42分(102分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
年齢制限:R15+
予告編動画
簡単なあらすじ
1979年、マキシーンがテキサス州の田舎で出会った老婆パールは、なぜ殺戮を始めてしまったのか?
時は遡って1918年のテキサス州の片田舎。
パールは戦場に赴いた夫のハワードを待ちながら、父親の介護と農場の仕事に日々を追われていた。
また、パールの母親であるルースは、パールに威圧的な言動を発し、パールを抑えつけようとしていた。
彼女はスターになることを夢見ており、時々、息抜きに街へ映画を観に行き、夢想して気持ちを紛らわせていた。
一見すると、都会に憧れる少女のようなパール。
だが、彼女には、時々、不意に動物に対して、残虐な行為をする一面を持ち合わせていた。
ある日、パールはいつものように街へ映画を鑑賞しにやってきた。
映画を楽しんで帰宅しようとした時、先程の映画を流していた映写技師と出会う。
彼とのやり取りを通して、パールはじょじょに自分の夢に対しての想いが大きくなっていく。
……と同時に、今まで内に秘めていたパールの残虐性までもが、外へ出ようとしていた。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ
監督・脚本・製作・編集:タイ・ウェスト
脚本・製作総指揮:ミア・ゴス
製作:ジェイコブ・ジャフケ、ハリソン・クライス、ケヴィン・チューレン
製作総指揮:キッド・カディ、デニス・カミングス、サム・レヴィンソンアシュリー・レヴィンソン、カリーナ・マナシル、ピーター・ポーク
音楽:タイラー・ベイツ、ティモシー・ウィリアムズ
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
パール:ミア・ゴス(森千晃)
ルース:タンディ・ライト(八十川真由野)
パールの父:マシュー・サンダーランド
ミッツィー:エマ・ジェンキンス=プーロ(瀬戸麻沙美)
映写技師:デヴィッド・コレンスウェット(神尾晋一郎)
ハワード:アリステア・シーウェル

Pearl パール
『X エックス』のネタバレなし感想
本作は、『X エックス』というホラー映画の前日譚となっております。
本作単体でも楽しむことができますが、前作を鑑賞すると、より楽しむことができます。
おっさんのネタバレなし感想
『X エックス』とは異なる趣の映画
『X エックス』は、スプラッター系のホラー映画で、割とわかりやすい感じの作品に仕上がっておりました。
そして、『X エックス』に登場したパールが、どのようにして殺人鬼に変わってしまったのか、そこに焦点を当てたということで、本作も同様のジャンルだと思って鑑賞……。
驚いたのは、全体的にホラー映画というよりも、パールという一人の女性を、主観的に描写する、人間ドラマだったということ。
確かに、スプラッター要素はあるし、全体的に不穏な雰囲気が漂ってはいます。
ただ、ホラー映画というよりも、観客にパールという人物を丁寧に紹介することに重点が置かれているように感じました。
『X エックス』のような映画を期待すると、とてもガッカリしてしまう構成になっていますね。
ただ、『X エックス』の世界観が好きな方であれば、きっとお気に入りになる作品だと思います。
『X エックス』の前日譚ではありますが、本作単体でも問題なく鑑賞することができる点は、とても良いですね。
本作を見終わった後に、改めて『X エックス』を鑑賞すると、また違った印象を持つかもしれません。
やっぱり気まずいシーンはあり
『X エックス』ほどではないけれど、本作にも、それなりに家族や友人と鑑賞すると、その場が気まずくなる場面が存在します。
ただ、『X エックス』では、一種のサービスシーンのような感じであるのに対し、本作でのセクシー描写は、パールの内面を具体的に描写しているようで、必要性のある場面のように感じました。
そうであっても、やっぱり、誰かと見るのは、オススメできないですね。
ひとりでひっそりと鑑賞することをおすすめ致します。
物足りなさはあるかも?
個人的には、もう少しパールの物語を見てみたいって感じました。
もうひとくだり、ふたくだりあって、『X エックス』のパールになるんじゃないかな?
本作のエピソードだけだと、『X エックス』に登場したパールにちょっと繋がりにくい感じ。
本作は、パールが本格的に壊れてしまった、そのきっかけだけを語っているため、私は物足りなさを感じてしまいました。
『X エックス』は、私には、それほど刺さることはありませんでした。
そして、本作も私の趣味ではないのですが、どういうわけか、妙な余韻が頭に残っております。
口コミレビューや評価
下記サイトで『PEARL パール』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
主演のミア・ゴスのキュートなところや、彼女のお芝居を思う存分に堪能できる映画に仕上がっております。
また、脇役を演じる方々も、力強い演技をしているため、誰かが埋もれるということもなく、クオリティーの高い作品に仕上がっております。
という事で、今回は『PEARL パール』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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