ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。
今回はピエロ登場のホラー映画『クラウン』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
『ザ・クラウン』というドラマがありますが、今回感想を書く「クラウン」は、王冠ではなくて、ピエロの事でございます。
目次
『クラウン』について
原題:『CLOWN』
製作:2014年アメリカ、カナダ
日本公開日:2015年3月21日公開
上映時間:1時間30分
レイティング:R15+
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
本作は、監督が学生の頃にユーチューブに公開した、フェイク映画の予告編が基になっているらしいです。
その予告編に、勝手にイーライ・ロスの名前を使ったところ、イーライ・ロス本人の目に止まり、フェイク映画が本当の映画になったという経緯があります。
ちなみに『クラウン』の監督は、この後、MCU版の『スパイダーマン』を監督することになります。
YouTube予告編動画
下記の動画は基となった予告編。
簡単なあらすじ
ピエロ好きな息子の誕生日に、予約していた出張ピエロが手違いで来れなくなってしまった。
妻のメグから、その連絡を受けたケント。
たまたま仕事で来ていた空き家にピエロの衣装があり、それを発見したケントは、その衣装を着て息子の誕生日を祝う。
パーティーが終わったケントは、ピエロの衣装を着たまま寝てしまい、翌日、その衣装を脱ごうとするも、なぜか脱げなくなっている。
焦るケントだったが、ピエロの衣装はどんどんケントの肉体と同化していくのだった。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT見放題にて鑑賞可能。本ページの情報は2020年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオプライム会員なら鑑賞可能。2020年12月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
スタッフ・キャスト(出演者)
監督・脚本:ジョン・ワッツ
脚本:クリストファー・フォード
製作:イーライ・ロス、ブライアン・オリヴァー、マック・カプチーノ、コディ・ライダー
撮影:マシュー・サント
出演者:アンディ・パワーズ、ローラ・アレン、ピーター・ストーメア、イーライ・ロス、エリザベス・ウィットメア、クリスチャン・ディステファーノ、チャック・シャマタ
クラウン(字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
雰囲気系ホラー映画としての怖さあり
前半と後半で異なる展開が用意されている、普通に面白いB級ホラー映画でございます。
シナリオも意外としっかり作られており、ホラー映画好きであれば、それなりに楽しめる作品となっております。
衣装が装着者を侵食していくというアイデアは、なかなかにユニークで、それがピエロの衣装というのが、なんとも不気味です。
ただ、ピエロそのものの恐怖を期待してしまうとNGで、本作の怖さは、人外に変貌していく点にあります。
そこにフォーカスできないと、「ピエロなのに怖くない」という感想を抱きやすくなってしまうところが残念ですね。
徐々に変わっていってしまう恐怖を味わう、雰囲気系ホラーとなっているので、雰囲気系ホラー映画が好きな方にはオススメしやすい作品。
グロ描写に期待してはいけない
『クラウン』には、確かにグロテスクな描写が存在します。
でも、グロ描写が苦手な人でも、ギリギリ許容できるかどうかというレベルの描写に収まっております。
というのも、直接的な表現はかなり少なく、間接的な描写に留まっているんですね。
観客のイマジネーションに依って、恐怖を構築しようとしている演出なので、グロ描写を目的に鑑賞してしまうと、ガッカリしてしまいます。
グロ描写を見たい方は、前回ご紹介した映画『テリファー』をオススメ致します。
『テリファー』には、グロ描写というか、ゴア描写しかないので。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
オムニバス用に作られた短編レベルのストーリーを薄めて伸ばして長編として見せられた感じで、残念だが恐怖が足りない。
Yahoo!映画『クラウン』
段々とクラウンに支配されていく過程が怖さを感じ、良かった。
Yahoo!映画『クラウン』
話はすごく単純で深く考えずに観れます
Yahoo!映画『クラウン』
今回のネタバレなし感想のまとめ
ピエロの存在そのものの怖さを期待してしまうとNG。
ゆっくりと悪魔に変化していく恐怖を味わうタイプのホラー映画となっておりますので、ご注意くださいませ。
という事で、今回は『クラウン』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
ネタバレあり感想
DVD・Blu-ray
↓クリックして頂くとモチベーションあがります!
この記事をお読みのあなたにオススメの記事