映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、2023年の夏に公開されて、割と評価の高かった日本のホラー映画『ミンナのウタ』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
当初は期待していたものの、GENERATIONSが主演と聞いて、興味がかなり失くなってしまったんですね。
とはいっても、「しっかり怖い映画」という評判もあって、「どんな感じに仕上がっているのだろう?」と、ずっと気になっておりました。
目次
『ミンナのウタ』について
製作:2023年日本
日本公開日:2023年8月11日
上映時間:1時間42分(102分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
人気のダンス&ボーカルグループ、GENERATIONS。
ある日、ラジオ局の倉庫の整理を任された柳明日香に、GENERATIONSのメンバーのひとりである小森隼が声をかける。
その時、2人は、リスナーから送られてきた古いカセットテープを発見する。
どうやら、昔にオンエアされていたラジオ番組宛に送られてきたらしい。
気になるものの、仕事があるため、2人はそれをスルーしてしまう。
小森がパーソナリティーを務めるラジオ番組にて、リスナーから電話を繋いで話すというコーナーがある。
そのコーナーの中で、奇妙な出来事が発生する。
電話の相手が「カセットテープ、届きましたか?」とノイズ混じりに話している。
小森は意味がわからず、スタッフに視線を送るも、スタッフも首をかしげる。
その後、小森は突然、姿を消してしまう。
ライブ開催が数日後に迫る状況で……。
大事にしたくないマネージャーの角田凛は、元刑事で今は探偵を生業としている権田継俊に調査を依頼する。
それと同時に、GENERATIONSのメンバーが次々と不気味な出来事に遭遇していく……。
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スタッフ
監督・脚本:清水崇
脚本:角田ルミ
音楽:小林うてな、南方裕里衣
主題歌:GENERATIONS「ミンナノウタ」
製作:高橋敏弘、和田佳恵、木下直哉、中林千賀子、井田寛
エグゼクティブプロデューサー:吉田繁暁、浅野太
キャラクター:キャスト(出演者)
権田継俊:マキタスポーツ
GENERATIONS(メンバー本人役):白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友
角田凛:早見あかり
柳明日香:天野はな
高谷さな:穂紫朋子
高谷詩織:山川真里果
高谷洋一:松木大輔
高谷俊雄:白鳥廉
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おっさんのネタバレなし感想
怖いというよりも不気味、あるいは気味が悪い映画
視覚的な恐怖演出はあるのですが、個人的には、不気味なホラー映画という感じがしました。
テープに録音されているものも気持ちが悪いし、呪いに引きずり込まれる時の様子が、なんとも不気味。
西洋的なホラー映画を期待してしまうとガッカリしてしまう感じの映画ですね。
雰囲気系ホラー映画がお好きな方には、オススメできる作品となっております。
最近の日本のホラー映画の中では、かなりクオリティーの高い映画です。
GENERATIONSがしっかり巻き込まれる
GENERATIONSが主演ということで、正直なところ、中途半端なホラー映画に落ち着くのかな?と思っていたのですが……。
序盤から、早速、メンバーの一人がガッツリ巻き込まれ、さらに、次々とメンバーが呪いに感染するという展開に驚いてしまいました。
一般的なアイドル映画とは違う!ということを見せつけてくれて、とても嬉しくなりました。
元々、GENERATIONSのことは知っていたけれど、本作を見て応援したくなるくらいには、しっかりホラー映画に絡んでくれているので、満足度はかなり高いですね。
ラストについては、「そうなるよね」というご都合主義を感じざるを得ないのですが、それでも、すんなり受け入れる事ができるような構成になっております。
GENERATIONSが主演のホラー映画ということで敬遠している方には、個人的にはオススメしたいですね。
やっぱり『呪怨』になってしまう映画
GENERATIONSが、きっちりホラー映画で期待以上の活躍をしてくれているにもかかわらず、本作は、中盤以降、一気に『呪怨』になってしまっております。
この点が、非常に悔やまれる。
『呪怨』のフォーマットに則って、本作オリジナルの展開を目指そうと奮闘してはいるのですが、そのフォーマットから抜け出すことができていない。
『呪怨』のセルフリメイクを見ているかのような錯覚に陥ってしまう点が、とても残念です。
もしかすると、<呪怨ユニバース>を製作しようと考えているのかな?
『呪怨』が大好きな方にとっては、この点はプラスになるかもしれないですね。
『呪怨』の精神的な新作だと考えれば、また違った面白さがあるかも?
考察できる映画ではあるけど……
劇中で、真相を含めて、かなり説明されているので、ストーリー部分で考察できるところは、あまりない感じです。
一方で、設定的な部分での考察は、色々とできる感じになっているので、考察が大好きな方はチャレンジしてみても良いかもしれません。
例えば、ラジオ番組に送られてきたカセットテープは、本当は誰が差し出したのか?
<ミンナのウタ>は、本当に完成している状態なのか?
それとも、未完成の状態で、あれだけの影響があるのか?
その他にも、物語以外のところで考察できそうではあります。
……ただ、矛盾点をわざと残すようにしているかもしれないので、注意が必要かも?
続編的作品『あのコはだぁれ?』
2024年7月19日に公開されたホラー映画『あのコはだぁれ?』。
こちらは、『ミンナのウタ』の精神的な続編という立ち位置で製作、宣伝されていたのですが……。
『あのコはだぁれ?』を鑑賞した方によると、精神的な続編というよりは、直接的な続編となっているようです。
『ミンナのウタ』を面白く鑑賞できた方は、チェックしてみても良いかもしれません。
私はDVDレンタルを待つ感じです。
口コミレビューや評価
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今回のネタバレなし感想のまとめ
劇中で、しっかりと曲が流れるシーンは、かなり笑ってしまった。
単なる呪いが、やたらと壮大になってしまう点も含めて、気になるところはあるものの、個人的には、不気味な雰囲気を楽しむことができました。
という事で、今回は『ミンナのウタ』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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