映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、魔女を題材にしたホラー映画『ウィッチサマー』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
タイトルだけは知っていたのですが、詳細は知らない状態で、今回はアマプラでの鑑賞となりました。
目次
『ウィッチサマー』について
原題:『THE WRETCHED』
製作:2019年アメリカ
日本公開日:2021年3月19日(未体験ゾーンの映画たち2021)
上映時間:1時間35分
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
高校生のベンは、父親の住む町へやってきた。
両親は離婚してしまったのだが、夏の間、ベンは父と過ごそうと考えていた。
父の家の隣には、4人家族が住んでいて、父はそれなりに交流しているようだ。
新しい生活になじめないベンだったが、ある日の夜中、屋根裏で物音がする。
調べてみると、こんどは家の外から音がする。
結局、音の正体をつかむことはできなかったのだが……。
その日を境にして、隣家が妙な雰囲気に包まれる。
隣家に住んでいる少年ディロンが、ある時、母親の様子がおかしいと、ベンに訴える。
ベンは隣家を気にしていたが、数日後、ディロンが姿を消してしまう。
さらに、隣家にディロンのことを尋ねると、ディロンの父親は「自分に息子はいない」と突っぱねるのだった。
本作を視聴できる動画配信サービス
アマゾンプライム会員の方であれば、追加料金なしで鑑賞することができます。
会員でない方は、動画レンタルor動画購入にて視聴可能です。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2023年4月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
music.jp
会員の方は、動画レンタルにて視聴可能。
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スタッフ
監督・脚本・製作:ブレット・ピアース、ドリュー・T・ピアース
製作:チャン・ツェン、エド・ポルガーディ、
製作総指揮:レマン・ポーター、ラニア・ポーター、ウィリス・キング
SFX:ステファン・インホフ
VFX:ジョン・ブレンニック
特殊造形:ブライアン・ウェイド
キャラクター:キャスト
ベン:ジョン・ポール・ハワード
マロリー(マル):パイパー・カーダ
ディロン:ブレイン・クロッカレル
アビー:ツァラー・マーラー
タイ:ケヴィン・ビグリー
リアム:ジェイミソン・ジョーンズ
サラ:アジー・テスファイ
ウィッチサマー (字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
普通に楽しめるB級ホラー映画
あまり期待しないで鑑賞した本作ですが、懐かしい感じのホラー映画でした。
基本的には『フライトナイト』『IT』のような、ジュブナイルテイストの作品で、主人公である高校生が隣家の謎を解明していくというストーリー。
それに、ちょっとグロテスクな描写と展開を付け加えているホラーとなっており、B級ホラー映画を嗜んでいる方であれば、最後まで問題なく鑑賞できる作品に仕上がっております。
本作の特徴としては、意外とストーリー展開がグロテスクな感じでして、そこで好みが分かれるかも??
本編に不要な要素が目立つ
本作について、基本的に、私は楽しめたのですが、気になった点がありまして。
それが本編にあまり関係のないものが、ちょいちょい前面に押し出されていた点です。
例えば、冒頭のシーンは、本編から35年前の時間軸のお話で、それが結局のところ、本編とどのようにリンクしていたのか、イマイチはっきりしません。
また、必要以上に登場するパリピで陽キャな若者チームも、本筋に絡んでこない……にも関わらず、やたらと目立つんですね。
私が気になった点は、このふたつで、人によっては、さらに多くの「?」が浮かんでしまうかもしれず、そこそこの消化不良感。
いっそのこと、このあたりをバッサリとカットした方が、スムーズに展開したように思います。
ちょっともったいないですね。
魔女の設定が不明
個人的に一番もったいないなぁと感じたのは、本作に登場する魔女。
俳優さんも非常に頑張っており、造形も演出も申し分ないクオリティーです。
一方で、魔女の設定については、あまり練られていない印象。
映画の根本に関わる部分は、しっかりと設定が作りこまれているのですが、それ以外の作りこみが甘く、説明もほとんどない状態なので、化け物と対峙している恐怖しか、観客が味わえない点が残念。
化け物ではなく、むちゃくちゃ長生きな魔女ですから、魔女ならではの怖さを出していってほしかった。
最後は、単なるクリーチャー系ホラーになってしまって、ちょっと勿体ない感じです。
ラストシーンは考察できるかも?
魔女の設定と最後の場面については、色々と考察できる余地がありまして、考察がお好きな方は、色々と考察できるようになっています。
ただ、がっつり考察できるのか?と言われると、そういうタイプの映画ではないので、しっかりとした考察をしたい!という方には不向きかと思います。
気軽な考察を楽しみたい!という方向けですね。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
ヤフー映画『ウィッチサマー』でレビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
なかなか面白いB級ホラー映画でした。
そこはかとなく期待して鑑賞しても、問題ない感じのクオリティーの作品なので、B級ホラー映画好きの方にはオススメできますね。
という事で、今回は『ウィッチサマー』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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