ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、一体だれに向けて製作されたのか、全く不明な、なんちゃってホラー映画『フィアー・サーカス』のネタバレあり感想を書いていきませぅ。
念のため、本作をこれから鑑賞しようと思っている方は、今回の感想は『フィアー・サーカス』を視聴いただいてから、お読み頂けると幸いです。
目次
ネタバレなし感想
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ネタバレあり感想
爽快感のない映画
自分が他の人々とは違う特別な人間であることを実感するために、殺人を繰り返していたサイコパスなサーカス一家。
終盤になって、過去にお金持ちの娘さんを殺害してしまっていたことから、お金持ちに雇われた殺し屋に襲撃されてしまった、案外に間の抜けたサーカス団でした。
殺し屋に捕まって、これから様々な拷問が課されるのかと思いきや、鞭でうたれたり、水に顔を押し付けられたり、よくわからない器具で痛みつけられたりと、イマイチな苦痛を、サーカス団たちは味わう訳でして、なんとも映画のテンションに乗れない場面が続きます。
このままサーカス団は壊滅するものと信じていたところ、奇術師だった男性が腕につけられていた鍵をはずして逆襲し、サーカス団は生存するというエンディングな訳ですが、個人的には、コレジャナイ感が半端ありませんでした。
うーん、散々、悪いことをしまくっているサーカス団には、最初から感情移入しないので、彼らがどのような最期を遂げるのかに興味がありました。
しかし、実際はサーカス団の長だった父親だけが絶命し、他はみんな健在というもので、お父さんも普通に死んじゃった。
本作のラストは、爽快感も何もない終わり方だったなーというのが、正直な印象でございます。
殺人の動機については、ラストでそれっぽいものが提示されるけれど、それだったら、家族ではなくて、一種の新興宗教に、赤の他人が集まっていた方が、まだ納得できたんですけどね。
お父さんが狂っているし、家族だから、みんな狂人になるよーというのは、さすがに納得できない訳でして。
最後の最後まで、誰に向けて、なにを描きたかったのかが、わからない映画でございました。
レビューや評価
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今回のネタバレあり感想のまとめ
やりたいことが整理できてなくて、とっちらかった映画という印象でございました。
サイコパスファミリーを主人公にするなら、人間ドラマではなくて、狂ってる部分を強調した方が、まだわかりやすい映画になったのでしょうけれども。
複数のアイデアを料理できずに失敗した感じの作品で、なんとも残念でございました。
という事で、今回は『フィアー・サーカス』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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サイコパスな人々を主人公にしないで、一般の人たちをメインにした方がわかりやすいですね。やっぱり。