
ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』からタイトルを借りているホラー映画『深淵からの物体X ワーストコンタクト』という作品のネタバレなし感想を書いていきませぅ。
目次
『深淵からの物体X ワーストコンタクト』について
原題:『FROM BENEATH』
製作:2012年カナダ
日本公開日:???
上映時間:1時間22分
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
それは、太古からずっと潜み生きている。
それは、我々に寄生して同化する。
それは、もう、お前の中にいる―。
姉夫婦が新しく手に入れた家にやってきたサムとジェーソン。
田舎町であることに不満を持つサムとは対照的に、都会にはない生活に興奮するジェーソンだった。
家に到着した二人は、姉家族を探すが、彼らはどこにもいない。
しばらくしたら帰ってくるだろうと考えた二人は、家の近くにある池に入り、時間を過ごす。
池からあがったサムの体には、大きめのヒルのような生物がくっついており、ジェーソンに至っては、その生物が皮膚の下に潜り込んでいた。
傷の手当をするために家に戻る二人は、そのまま眠ってしまう。
スタッフ・キャスト(出演者)
監督・脚本・製作:ディヴィッド・ドウセット
製作:アッシュ・モリソン
音楽:ジェシー・ウェンツロフ
出演者:ジェイミー・テンプル、ローレン・ワトソン、ブレイク・レッター
おっさんのネタバレなし感想
自主制作ホラー映画
物体Xと水辺という組み合わせは、昔に『深海からの物体X』という映画があります。
『深海からの物体X』は、昔に鑑賞したので、感想をブログには書いておりません。またそのうちに書いてみたいですね。
『深海からの物体X』は期待通り、かなりグチャグチャした気持ち悪いホラー映画でして、『深淵からの物体X ワーストコンタクト』もそういう類の映画だと思ったんです。
しかし、実際に鑑賞してみると、完全な自主制作映画でございました。
本当に自主制作映画かどうかは、正直なところ、わからないのですが、クオリティーは、まさに面白くない自主制作映画でございます。
『深海からの物体X』は、面白いかどうかを尋ねられると返答に困る作品ですが、視覚的な気持ち悪さは良かったんですね。
ところが、『深淵からの物体X ワーストコンタクト』は、面白くないだけでなく、ビジュアル的な恐怖も、ほぼナッシング状態。
完全なる地雷映画といったところでございました。
Z級映画愛好家以外の方には、オススメできない作品となっております。
ホラーなのにホラーじゃない
最初の方で、個人的に気持ち悪いシーンがちらりとありましたが、『深淵からの物体X ワーストコンタクト』では、基本的にホラー的な描写が、ほとんどありません。
制作費がないため、不気味な雰囲気だけで映画を構成しようと頑張っている感じ。
けれど、演出と脚本が、雰囲気系ホラー映画の作り方をしていないため、全く怖くないし、不気味な空気感も上手に出すことができておりません。
そのため、雰囲気系映画の楽しみ方ができない作品となっております。
寄生される主人公の一人については、どんどん化け物になっていく訳ではなくて、じょじょにおかしくなっていく系統です。
そのため、「お、寄生するタイプのホラー映画か!」と思って期待すると、かなり痛い目に遭いますね。
消化不良な映画
とにかく説明不足すぎるため、最後の最後まで消化不良感が否めません。
意味深な場面や文言が登場しますが、基本的にすべて回収されることなく、映画はエンディングを迎えます。
かといって、考察するような魅力はないし、そもそも情報量が少なすぎるので深く考えることもできない作り。
最後まで製作したガッツは素晴らしいですが、お金がないなりの頑張りを、脚本でもうちょっと見せて欲しかったです。
レビューや評価
…最高にひどい
Yahoo!映画『深淵からの物体X ワーストコンタクト』
楽しいB級かと思いきやダメなB級
Yahoo!映画『深淵からの物体X ワーストコンタクト』
観ればわかるよ 本当にすごい映画
Yahoo!映画『深淵からの物体X ワーストコンタクト』
今回のネタバレなし感想のまとめ
ひとつの映画を完成させている点においてのみ、評価される作品といった感じ。
話のネタが欲しい方や、幅広くZ級映画を収集している方にのみ、鑑賞をオススメする作品でございます。
という事で、今回は『深淵からの物体X ワーストコンタクト』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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