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ホラーではない映画『フィアー・サーカス』のネタバレなし感想
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ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

数日間、原因不明の偏頭痛で、ずっと寝込んでおりました。

本日は、まだマシだったので、映画の感想を書いております。

そんな訳で、今回は、ホラー映画だと思って視聴した映画化『フィアー・サーカス』のネタバレなし感想を書いていきませぅ。

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『フィアー・サーカス』について

原題:『THEATRE OF FEAR』
製作:2015年イギリス
日本公開日:???
上映時間:1時間20分
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)

予告編動画

簡単なあらすじ

町外れでひっそりと開催される「真夜中のホラーショー」。

予告もなく突然に現れては、夜に怪しげなショーを観客に見せるのだが、どういう訳か、このショーを見た一部の人間が行方をくらますという。

誰にも知られていない奇妙な事実だが、ショーを手掛けるサーカス家族は、次の興行を目指して移動する。

今回利用した動画配信サービス

Amazonプライムビデオ

アマゾンのプライム会員であれば、無料で視聴する事ができます。ただし、配信期限があるので、興味がおありであれば、可能であれば、お早めの視聴をオススメいたします。

スタッフ・キャスト(出演者)

監督・脚本:アンドリュー・ジョーンズ

出演者:ジャレッド・モーガン、リー・ベイン、シャイリーン・アシュトン、サム・ハーディング、ネイサン・ヘッド


おっさんのネタバレなし感想

ホラー映画ではなかった

タイトルからして、てっきりホラー映画かと思って鑑賞したのですが、なんと本作はホラーではありませんでした。

映画の画像からして、ピエロや他のサーカス団のキャラクターたちが、キルゲームを仕掛けるような作品かと思ったのですけれどもね。


以前、このブログで取り上げたことのある作品で『フィナーレ そいつが見えたら、終わり。』『THAT/ザット ジ・エンド』というホラー映画がありまして、作品の内容的には、それらに近い作品です。

しかし、本作では、ホラー映画として製作されていないため、全体的に怖くないし、グロ描写も特になし。

一体だれに向けて製作された映画なのか、首をひねってしまう奇妙な映画といえます。


まさか『フィナーレ そいつが見えたら、終わり。』や『THAT/ザット ジ・エンド』の方がしっかりしてるとは、夢にも思いませんでした。

深掘りしないストーリー

サイコパスなサーカス団に襲撃される主人公……という一般的な物語ではなく、サイコパスなサーカス団を主人公に設定してしまったため、人間ドラマが中心になってしまった本作。

それならそれで良いのだけど、人間ドラマがメインの場合、物語は登場人物たちの心理を描くことで、盛り上げポイントを作っていく訳ですよね。


ところが、本作では、その肝心要であるキャラクターの背景であったり、深層心理であったりを中途半端に描いて終わりにしてしまっているんですね。

ピエロの人や腹話術の人なんかは、それこそ映画を一本作れる感じのアイデアを搭載しているのに、サラッと流してしまって、映画が終わってしまいました。


葛藤そのものは描かれているけれど、その裏側にある心を深掘りしていないので、観客は「あっそう」って感じで共感も何もできない状況です。

一体、この映画は、何を描きたかったのだろう??


見終わっても、どうして製作されてしまったのかが謎、という不可思議な作品といった感じです。

俳優陣は良い感じ

本作に登場している役者さんは、皆さん、良い感じでございます。

役者さんが頑張っていたからこそ、最後まで見ることができました。

個人的には、腹話術の人が一番良かったですね。

特にラスト近辺のお芝居は、好きな感じでございます。

レビューや評価

YAHOO!JAPAN映画には本作のページがありませんでした。

今回のネタバレなし感想のまとめ

サイコパス側を描くのであれば、徹底的に掘り下げて描写しないと、エンターテインメントにならないことが良くわかる映画です。

特別、雰囲気が良い訳でもないし、痛々しいシーンはちょっとだけあるけど、グロ描写とまではいかないし、特徴らしい特徴のない残念な映画。

ピエロが登場する映画を網羅したいという方以外は、オススメできません。


という事で、今回は『フィアー・サーカス』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

ネタバレあり感想

DVD・Blu-ray

本作は動画配信のみとなっており、日本語字幕に対応したDVDやブルーレイディスクでの販売はしていないようです。

ちなみに輸入盤(日本語字幕は対応していないヤーツ)については、DVDがAmazonで購入可能です。


Theatre of Fear.

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本作と同じ監督が製作したホラー映画。こちらは個人的には好きな作品です。この監督はクオリティーに、ばらつきがあるのかもしれない。



本作がやりたかったのは、これではないのか?と思うような作品。『ホステル』には及ばないけれど、普通に最後まで楽しめるホラー映画。



本作よりは面白いけど、オススメするか?と言われると……そんな映画。ちなみに『THAT/ザット』という映画と関係はありません。

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