映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、『犬鳴村』に便乗した邦題を付けられてしまった、悲しきホラー映画『風鳴村』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
気になっていた映画だったのですが、巷の評判が悪くて、少し躊躇っておりました……。
目次
『風鳴村』について
原題:『THE WINDMILL MASSACRE』
製作:2016年オランダ
日本公開日:劇場未公開
上映時間:1時間25分(85分)
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
年齢制限:R15+
予告編動画
簡単なあらすじ
ベビーシッターとして働いていたジェニファーは、ある日、雇い主に偽造パスポートを使用していたことがバレてしまい、逃亡する。
行く当てのないジェニファーは、たまたま通りがかった観光バスツアーに乗り込むことに成功する。
ツアーの参加者がバスに乗り込み、バスが発車する。
途中、目的地のひとつである風車で降りて、見学しつつ、風車についての解説を聞く参加者たち。
そして、次の目的地へ向かうため、バスが再び動き始めるが、バスのエンジントラブルに見舞われ、バスが停止してしまう。
運転手でもお手上げ状態であるため、助けが来るまで、バスの中で一晩を過ごすことに。
しかし、少しでも早く状況を好転させるべく、ジェニファーは、バスの中から見ることのできる風車に行くことを決意するのだが……。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ・キャスト
監督・製作:ニック・ヨンゲリウス
脚本:クリス・W・ミッチェル
製作:エリック・ブレナー、ダニエル・クーフート
出演者:シャーロット・ボーモント、ノア・テイラー、パトリック・バラディ、フィオナ・ハンプトン、アダム・トーマス・ライト
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おっさんのネタバレなし感想
思った以上に面白くて不気味なホラー映画
今回は、アマゾンプライムビデオで鑑賞したのですが、アマプラでの評価は芳しくない感じ。
また、邦題が酷いものだったので、全く期待しないで鑑賞したのですが……これは面白かった!
思った以上に、しっかりしたB級ホラー映画で、視覚的なホラーというよりは、雰囲気重視のホラー映画となっております。
テンポも早く、前半に意味ありげに挿入されているシーンについて、後半で、ある程度、回収して、ストーリーを展開していくので、とても見やすい映画でございました。
シナリオが思いの外、しっかりしており、これは観て良かった!と思うことのできる作品ですね。
ホラー映画を日頃から観ている方には、ぜひともオススメしたい作品です。
少しグロ描写あり
本作には、グロ描写が存在します。
そのため、グロテスクな描写が苦手な方は、注意が必要です。
ただ、本作で登場するグロ描写は、それほど強烈なものではないため、グロ描写が大好きな方は、それ目当てで鑑賞してしまうと、ガッカリしてしまう感じ。
グロ描写はあるけれど、それがメインではないという映画ですね。
気にすると色々と気になる映画
本作の脚本は、意外としっかりしていると、私は思うのですが、それでも、気になるところは、いくつかあります。
映画の世界に入り込んで鑑賞することのできた私でも、ちょっと「うん?」ってなるところがあったんですよね。
そのため、客観的に映画を鑑賞するスタイルの方だと、一度、気になってしまうと、途端に色々と気になり始めてしまうかもしれません。
ちなみに、登場人物のひとりである、日本人のタカシのように、敢えて説明していない部分がいくつかありまして、断片的に提示されるヒントを拾って、自分で想像して補足していく要素も、本作にはあります。
考察とまではいかないのですが、自分で「こういう事だったのかな?」と考える楽しみを持っていないと、最終的に「面白くないなぁ」ってなってしまうかもしれません。
口コミレビューや評価
下記サイトで『風鳴村』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
スプラッター系のホラー映画ではありますが、グロ描写よりも不気味な空気感を大切にした作品です。
まるで『犬鳴村』をパクったかのような邦題が、足を引っ張りすぎて無念すぎる映画。
B級ホラー映画がお好きな方であれば、ぜひぜひ鑑賞して欲しい、良作でございます。
という事で、今回は『風鳴村』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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