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存在感がイマイチなピエロのホラー映画『キラークラウン 血の惨劇』のネタバレあり感想
(C)2016 Exit 10 Films
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ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。

今回は、存在感の薄いピエロが登場するホラー映画『キラークラウン 血の惨劇』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。

がっつり『キラークラウン 血の惨劇』の内容について触れているので、まだ本作を鑑賞していない方は、『キラークラウン 血の惨劇』をご覧になってから、この感想をお読み頂けると嬉しいです。



キラークラウン 血の惨劇(字幕版)

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ネタバレなし感想

ネタバレあり感想

ピエロの正体は悪魔

本作の前半は、ピエロについて、主人公であるエマの幻覚や夢なのか、それとも現実なのか、わからないような構成になっております。

この部分は、とても不気味な感じに仕上がっており、前半の展開については、個人的には好きな部類のものでした。


後半になると、殺人ピエロは実在する事が観客にも示され、狂人がピエロに扮しているのか?と思わせる展開に。

しかし、ピエロがリアルな人間だと説明できない部分も、ちらほら登場して、頭の中が「???」で埋め尽くされます。


実は、アイスクリーム屋のおじいちゃんが召喚した悪魔<リブケージ>がピエロの正体である事が、終盤になって判明します。

ピエロの正体が悪魔である事はまだ良いのですが、なぜ悪魔を呼ばなければいけなかったのかについては、劇中で明らかになっておりません。


怖がり続ける毎日を過ごすのは可愛そう、という訳のわからない理由で、道化恐怖症の子供たちを手にかけているおじいちゃんについても、「そんな動機で??」という事で、到底、納得できるものではありませんでした。

ピエロ=悪魔でも良いので、もうちょっと、背景や設定をきちんとして欲しかった。

このあたりは、『クラウン』の方がしっかりしてましたね。


映画後半については、「ピエロは悪魔だから」ということで、悪魔だからなんでもできる!というチープな演出が目立つようになって、なんとも残念でございました。

ピエロ恐怖症克服に重点を置きすぎた

本作は前半の展開については、良い感じの雰囲気映画で個人的には良かったんですよね。

ところが後半の展開が、かなり雑な感じになっておりまして、なんともいえないガッカリ感に襲われました。


というもの、後半のストーリーは、「恐怖の克服」というテーマに重点を置きすぎて、結果としてメチャクチャになってしまった感じです。

ターゲット以外の人物の命を狙ったり、犯行予告の時間になっていないのにエマの命を奪おうとしたりして、「なんで?」と首を傾げてしまいました。


テーマは大切だけど、そのテーマに引っ張られすぎてしまった、悲しい映画といったところでしょうか。

レビューや評価

中盤までは怖くておもしろかったです。
終盤辺りからは設定が滅茶苦茶になり、おかしくないか?と思ってしまうシーンがいくつかありました。クラウンの正体が判ってからは全くおもしろくなく…。

Yahoo!映画『キラークラウン 血の惨劇』

今回のネタバレあり感想のまとめ

前半と後半とで、印象が全然違う作品でございました。

後半の展開について、もっと詰めていればB級映画の及第点をクリアできただろうに、なんとも残念でございますね。


という事で、今回は『キラークラウン 血の惨劇』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!


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