イット・カムズ・アット・ナイト
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ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、観客が色々と思考することができるホラー映画『イット・カムズ・アット・ナイト』のネタバレあり感想を書いていきませぅ。

『イット・カムズ・アット・ナイト』は、考察するタイプの映画となっておりますので、ネタバレあり感想は、『イット・カムズ・アット・ナイト』を鑑賞してから、お読みいただきますよう、お願い致しますね。


ネタバレなし感想

ネタバレあり感想

「IT」は正体は猜疑心?

人によって、本作が指し示す「IT」は異なると思います。

私は、本作における「IT」は、猜疑心なのではないか?と考えております。


自分たち家族だけなら、猜疑心が生まれることは少ないと思うんですよね。

パンデミックで制限された世界においては、窮屈でも、厳格なルールが必要で、ルールの徹底を図るリーダーも必要です。

リーダーの指導の元、自分たちの安全が約束されているのであれば、よほど不平等なことがない限り、家族間で猜疑心が生まれることはないかと。


しかし、見知らぬ他人が、自分たち家族の生活圏内に現れたら、どうなるか。

他者を信じたい気持ちと疑う心に、人は板挟みになるのではないでしょうか。

主人公は、その板挟みに囚われてしまい、苦悩します。

苦悩の果てに、主人公は家族以外の人間に対し、どんどん疑い深くなっていく。


息子は、17歳なので、素直に他者に優しくしようとするのですが、この対比が個人的に考えさせられるものでした。

人に優しくできるのは、自分自身が安心・安定しているからこそなんだと思います。

自分の生活が安定していると信じている息子は他者に優しさを発揮できるけど、主人公は自分たちが安定しているとは思っていない。

主人公は、家族を生かすため、自分たちを脅かす可能性のある他者を疑い始める。


極限状態に置かれた人間の心の弱さについて、色々と考えを巡らすことのできる映画でございました。

あなたは、本作の「IT」をどのように考えましたでしょうか?

夢遊病だったのは誰だ?

途中参加したボーイが夢遊病で、赤い扉を開けてしまったから、病気が家の中にはいってきてしまったというのが、終盤直前の展開でした。

最初は素直に、ちっちゃい子供が扉を開けてしまった。

そこに、たまたま病気になったけど家に戻ってきたワンコがいて、ボーイはワンコに触れたんだと思ったんですよね。


けど、二つの家族が口論しているシーンを見て、「いや、これはトラヴィスが夢遊病なんじゃないか?」って疑い始めてしまいました。

トラヴィスは、不眠症で、度々、夢と現実が混同しているようなシーンが多いんですよね。

夢の中で扉を開けたけど、実際トラヴィスはこの時に赤い扉を開けてしまって、ワンコに接触したんじゃないかって、私は考えております。


もしかしたら、ワンコを家の中に入れたのもトラヴィスなんじゃないか?

そう考えると、この後の主人公家族の行動は、うすら怖いものを感じます。

家族を守るためなのですが、自分たちこそが正しいと信じ、他者を問答無用で断罪するという行動に対して、恐怖心を覚えてしまいました。

両親たちに悔いはない

トラヴィスは結局、病気を発症。お母さんも病気になっていき、家族は全滅というエンディングなのですが、救いだったのは、両親に悔いはなかった点だと思います。

そりゃ、もっと生きたいとか思ったはずですが、そうではなくて。


もし、全滅するのであれば、「あの時こうしておけば良かった」って後悔するよりも、「自分たちの信じることをやり抜いての結果だから、これでいいや」と納得できる方が良いと思うんですね。

両親は自分たちの信じた道を突き進んだ訳で、そういう点で両親は、ある種の納得をしているような気がしました。

レビューや評価

ぜーーーーーんぶ、謎のまま物語は終了します。

Yahoo!映画『イット・カムズ・アット・ナイト』

不確定な不安感が良いか悪いかは見た人次第。

Yahoo!映画『イット・カムズ・アット・ナイト』

メディアやファシズムの思想コントロールで及ぼされる思い込みの怖さをメタファーとして描いた傑作です。

Yahoo!映画『イット・カムズ・アット・ナイト』

今回のネタバレあり感想のまとめ

私は絵画について詳しくないので、この感想では言及しませんでしたが、他の方のブログでは、絵画についても考察されているので、気になる方は、他のブログも読んでいくと、色々と面白いと思います。

一回だけでなく、二回、三回と見たくなる素敵な雰囲気映画でした。


という事で、今回は『イット・カムズ・アット・ナイト』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!

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