
ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、ピエロが登場するけれど、怖くないホラー映画『ゲーム・オブ・クラウン』のネタバレあり感想を書いていきませぅ。
本作をこれから鑑賞しようとお考えの方は、『ゲーム・オブ・クラウン』を観てから、この感想をお読み頂けると嬉しいです。
目次
ネタバレなし感想
ネタバレなし感想では、感想だけでなく、予告編動画やキャスト名も掲載しております。
ネタバレあり感想
アイデアを活かせなかったホラー映画
旅行先の異国で事件に巻き込まれるアイデアは『ホステル』。
劇中でも提示されていたけど、本当にゲームなのかがわからなくなるというアイデアは『ゲーム』。
犯人が身近にいるというアイデアは『スクリーム』。
ラストの死んでいると思われていた人物が生きていたというアイデアは『SAW』。
ざっと思い浮かべるだけでも、これだけのアイデアがあります。
普通であれば、それぞれのアイデアが繋がりあって、エンディングへと物語が進む訳です。
しかし、本作では各アイデアが単発であったため、アイデアを継ぎ接ぎしただけという印象が残ってしまいました。
本作のメインとなるアイデアは、外国で誘拐事件に遭遇するというものだと思います。
そのアイデアを掘り下げつつ、他のアイデアを散りばめていけば、おそらく、それぞれに繋がりが生まれ、もう少し面白くなったように思うんですよね。
『ゲーム・オブ・クラウン』での失敗は、誘拐ゲームかもしれないというミスリードをしてしまった点にあると思います。
劇中でも、バックパッカーが言っているように、現地の警察は真剣に話を聞いてくれないという設定で物語を進めた方が、ストーリー進行もすんなりしたように感じました。
警察に相談したけれど取り合ってくれない。実は警察と誘拐している連中が繋がっていて……みたいな、結局、『ホステル』みたいになっちゃうけど。
主人公たちが動画を撮影していたので、遺書がわりに主人公が、動画サイトに公開して、それを観客が見ているとした方が、よほど怖かったと思うんですね。
そうなると、捨てないといけないアイデアが出てくるので、判断が難しいですけれど。
最初から、POVではなくて、普通にホラー映画として製作していた方が、アイデアを活かせたかもしれません。
レビューや評価
YAHOO!JAPAN映画では、『ゲーム・オブ・クラウン』のページはあるのですが、レビューを投稿している方がいらっしゃらないため、ここでご紹介することができません。
今回のネタバレあり感想のまとめ
素直にバッドエンドに突き進んでしまう点も、残念ポイントになります。
犯人に対抗して頑張って、あとちょっとで犯人を倒せるかも……というところで、実はもうひとり、協力者がいるんですよねぇーという展開で、バッドエンドなら、まだ盛り上がりと絶望感があって良かったのですが。
なんとも残念無念でございます。
という事で、今回は『ゲーム・オブ・クラウン』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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ピエロ系で怖い映画といえば、やはりこの作品でしょうか。オリジナル版より怖くはないですけどね。