
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、DVDレンタルで鑑賞したホラー映画『X エックス(2022)』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
ホラー映画だとは知っていたのですが、内容は把握していなかった状況での鑑賞でございます。
目次
『X エックス(2022)』について
原題:『X』
製作:2022年アメリカ
日本公開日:2022年7月8日
上映時間:1時間45分
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
年齢制限:R15+
予告編動画
簡単なあらすじ
1979年のテキサス州にある田舎町の農場にやってきたマキシーンたち。
彼女たちは、『農夫の娘』というセクシャルな映画の撮影のために、農場を借りたのだった。
だが、今回の映画製作を企画したウェインは、農場主であるハワードに来訪の目的を告げておらず、ただ宿泊するだけと伝えていた。
大勢でやってくるとは聞いていないと愚痴るハワードをなだめ、ウェインは彼を説得。
なんとか滞在を了承してもらえるのだが、ハワードは不満そうだった。
ハワードが外出したのを見計らって、撮影をスタートさせる一行。
撮影は順調だった――ハワードの妻であるパールが、その撮影を覗き見るまでは……。
本作を視聴できる動画配信サービス
記事作成時点では、サブスクで追加料金なしで鑑賞することができるVODサービスを見つけることができませんでした。
U-NEXT『X エックス(2022)』
会員の方でも、追加料金が必要となります。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
本ページの情報は2023年2月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
hulu
会員の方は、本作を見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
紹介している作品は、2024年2月時点の情報です。
現在は配信終了している場合や、動画レンタル・動画購入対象作品に変更している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
動画レンタル、または動画購入にて視聴可能です。
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2023年2月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
music.jp
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スタッフ
監督・脚本・製作・編集:タイ・ウェスト
製作:ジェイコブ・ジャフケ、ハリソン・クライス、ケヴィン・チューレン
製作総指揮:キッド・カディデニス・カミングス、サム・レヴィンソン、アシュリー・レヴィンソン、カリーナ・マナシル、ピーター・ポーク
音楽:タイラー・ベイツ、チェルシー・ウルフ
編集:デヴィッド・カシェヴァロフ
製作会社:A24、マッド・ソーラー、ブロン・スタジオズ
日本配給:ハピネットファントム・スタジオ
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
マキシーン:ミア・ゴス(森千晃)
ウェイン:マーティン・ヘンダーソン(遠藤大智)
ボビー・リン:ブリタニー・スノウ(弘松芹香)
ジャクソン・ホール:スコット・メスカディ(田所陽向)
ロレイン:ジェナ・オルテガ(中井美琴)
RJ:オーウェン・キャンベル(赤坂柾之)
ハワード:スティーヴン・ユーレ(小林操)
パール(おばあちゃん):ミア・ゴス(宮沢きよこ)
デントラー保安官:ジェームズ・ゲイリン

X エックス(字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
怖いより不気味な映画
本作は、スプラッター系のホラー映画でございまして、好きな人は好きというタイプの映画です。
しかし、本作のユニークな点は、不気味な雰囲気を大切にしているところですね。
終盤まで、ほとんどストーリーが展開しないので、割と退屈ではあります。
それでもラストまで鑑賞できたのは、奇妙な空気感が映画を支配していたからだと思います。
一体ここから、どのような展開を経てホラー映画になるのか。
その興味から、視聴を諦めることなく、鑑賞することができました。
農場主のご夫婦の雰囲気が、とにかく不気味なんですよね。
普通といえば普通なんですが、なんとなく違和感がある二人で、画面に登場するだけで、緊張感が出ておりました。
怖い映画を期待して鑑賞すると、割と肩透かしになる可能性があるので、注意が必要です。
雰囲気映画にスラッシャー映画要素がプラスされている……そんな感じで観た方が良いかもしれません。
考察向けの映画ではない
シナリオそのものは、結構シンプルで、わかりやすいものになっております。
劇中で明らかになっていない要素もあるので、考察できそうではあるのですが、考察することを前提にして製作されている訳ではない作品です。
そのため、考察向けのホラー映画ではないと、個人的には考えております。
考察がしたい!という気持ちで本作を鑑賞すると、ちょっとガッカリしてしまうかもしれません。
タイトルになっている『X(エックス)』が、一体、何を意味していたのか……劇中で答えは出ているけれど、それ以外の意味があるかもしれません。
タイトルについては、色々と考察すると、面白いかもしれません。
グロありセクシーありのホラー映画
スラッシャー映画要素があるので、グロ描写……というかゴア描写に近いものが登場するので、苦手な方はスルーした方が良いかもしれません。
『テリファー』みたいに、グロ描写に力を入れている訳ではないので、サラッとしております。
そのため、グロ描写が苦手な方でも、まだ鑑賞できるレベルではありますので、ご自身の許容度とご相談の上、チャレンジしてみてください。
また、映画の製作で牧場にやってくる主人公一行ですが、その映画のジャンルがピンクなんですよね。
そのため、劇中ではセクシーシーンが、がっつりあるので、鑑賞するときは一人の方が良いと思います。
ピンク要素が苦手な方も注意が必要となります。
続編製作が決定しているA24初の三部作ホラー映画
本記事作成時点での情報
映画鑑賞中は知らなかったのですが、本作の続編に『パール(原題:Pearl)』があります。
『パール』は、本作に登場したおばあちゃん=パールの若い時代のお話で、どのようにして、彼女の凶暴性が成長したのか……を描いている作品なんだとか。
アメリカでは、すでに公開済み、割と好評のようです。
記事作成時点では、日本での公開は未定となっております。
そして、実は三作目として『マキシーン(原題:MaXXXine)』が製作中。
こちらは、本作の主人公であるマキシーンが、再び主人公として登場するようです。
最終的には、『X エックス』『パール』『マキシーン』の三部作構成になる予定で、本作を手掛けたA24としては、初めてのトリロジーとなるとの事。
何気なく鑑賞した『X エックス(2022)』ですが、ここまで世界観が広がるとは思いませんでした。
本作を気に入った方は、続編についての続報をお待ちください。
2023年4月27日追記
前日譚である作品が、『Pearl パール』というタイトルで日本公開が決定しました。
劇場公開日は、2023年7月7日(金曜日)です。
本作を気に入った方は、ぜひぜひ映画館で、なぜパールがシリアルキラーになったのかを確認してみてください。
ちなみに、完結編である『マキシーン(原題:MaXXXine)』は絶賛製作中。
参考:ホラー通信様「『X エックス』前日譚『Pearl パール』7月公開 スターを夢見る少女が無邪気なシリアルキラーに変貌」
2024年3月23日追記
『Pearl パール』のネタバレなし感想を投稿しました。
口コミレビューや評価
下記サイトで『X エックス』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
話が展開するまで、非常に時間のかかる映画ではありますが、好きな人は好き!というタイプの映画でした。
私はそこまでハマりませんでしたが、ハマってしまうと、何度も見てしまう、奇妙な魅力を持っているホラー映画なのではないでしょうか。
という事で、今回は『X エックス(2022)』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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