ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。
今回は、わりかし気になっていた映画『ヘルボーイ(2019年版)』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
今回感想を書くのは、ギレルモ・デル・トロ版の『ヘルボーイ』ではなく、原作者マイク・ミニョーラが監修・製作総指揮で携わった2019年版になります。
また、私は原作版を読んだことは一度もありません。
純粋に映画を鑑賞しての感想となっております。
目次
『ヘルボーイ(2019年版)』について
原題:『HELLBOY』
製作:2019年アメリカ
日本公開日:2019年9月27日公開
上映時間:2時間
年齢制限:R15+
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
暗黒時代に封印された<ブラッドクイーン>こと、魔女ニムエ。
ヘルボーイへの復讐を誓うグルアガッハは、ニムエの復活を目論む。
一方、超常現象調査防衛局(B.P.R.D.)のエージェント、ヘルボーイは人食い巨人討伐に向かう。
そこで、ヘルボーイは、世界を滅ぼすかもしれないという、自身の生誕についての秘密を知ってしまう。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT見放題にて鑑賞可能。配信期限は2022年2月4日まで。
本ページの情報は2021年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Hulu
会員の方は、本作を見放題にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
紹介している作品は、2024年2月時点の情報です。
現在は配信終了している場合や、動画レンタル・動画購入対象作品に変更している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
Amazon
アマゾンプライム会員であれば、字幕版と吹替版は追加料金なしで鑑賞可能。
会員でなくても、動画レンタルor動画購入にて視聴可能です。
2021年3月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
スタッフ
監督:ニール・マーシャル
脚本:アンドリュー・コスビー
原作:マイク・ミニョーラ
製作:ローレンス・ゴードン、ロイド・レヴィン、マイク・リチャードソン、フィリップ・ウェストグレン、カール・ハンプ、レス・ウェルドン、マシュー・オトゥール、レス・ウェルドン、ヤリフ・ラーナー
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
登場人物:キャスト/出演者(日本語吹き替え版声優)
ヘルボーイ:デヴィッド・ハーバー(山野井仁)
ヴィヴィアン・ニムエ/ブラッドクイーン:ミラ・ジョヴォヴィッチ(本田貴子)
トレヴァー・"ブルーム"・ブルッテンホルム教授:イアン・マクシェーン(鈴木琢磨)
アリス・モナハン:サッシャ・レイン(青山玲菜)
ベン・ダイミョウ少佐:ダニエル・デイ・キム(木村雅史)
ロブスター・ジョンソン:トーマス・ヘイデン・チャーチ
グルアガッハの声:スティーヴン・グレアム
レディ・ハットン:ソフィー・オコネドー
バーバ・ヤーガの声:エマ・テイト
アーサー王:マーク・スタンリー
マーリン:ブライアン・グリーソン
ガネイダ:ペネロペ・ミッチェル
ヘルボーイ(字幕版)
前作とのつながりについて
本作は、ギレルモ・デル・トロ監督の『ヘルボーイ』『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』との繋がりはありません。
原作者であるマイク・ミニョーラさんが製作に携わった本作は、いわゆるリブート作品となっております。
デル・トロ版『ヘルボーイ』より、特徴的な登場人物は登場しないので、デル・トロ版で予習する必要はない感じですね。
おっさんのネタバレなし感想
映画的な面白さはなかったリブート版
ギレルモ・デル・トロ版『ヘルボーイ』は、映画としては、とてもユニークで面白い作品でございました。
個人的には、ヘルボーイ自身が、もうちょっとクールなキャラクターだと思っていたので、「なんか違う」ってなりましたけどね。
でも、デル・トロ版『ヘルボーイ』は、楽しく鑑賞する事ができました。
では、今回のリブート版はどうだったのかというと、映画としては、結構残念なクオリティーでございました。
様々な部分は良いのですが、全体的につまらないという印象が残る感じ。
デル・トロ版は映画的な面白さを目指したのに対し、リブート版は原作重視を目指したのかもしれません。
どれくらい原作を重視しているのかは、私にはわかりませんけどね。
原作重視という部分は問題ないのですが、問題なのは、シナリオですね。
これが、とにかく本作をつまらなくしております。
映画用の脚本ではなく、TVドラマのミニシリーズ向けになっているんですね。
同じような展開が最後まで続いてしまうため、途中で飽きがきて、鑑賞が辛く感じてしまいます。
展開についても、「そうはならんやろ」というものがあって、2時間がかなり長く感じました。
原作好きであれば、キャラクター像や演出面に関して楽しめる感じになっているかもしれず、原作を知っているかどうかで、評価の分かれる作品という感じですね。
クリーチャー・モンスターについて
本作では、最初から、味方陣営にはクリーチャーは存在せず、ヘルボーイだけで物語を引っ張ろうとしております。
ですので、デル・トロ版のように、味方陣営のユニークな登場人物たちにワクワクしたいと思っても中盤までは満足できません。
一方、敵キャラクターは豊富にクリーチャーたちが登場します。
キレイな造形のモンスターは登場せず、ひたすら醜いクリーチャーたちばかりなので、個人的にはイマイチな感じがしました。
味方にクリーチャーが登場しないのであれば、せめて、一人くらい魅力的な敵のモンスターを登場させて欲しいのですが……。
あくまで映画としてではなく、原作の実写映像化として最後まで製作してしまったところが、本作の失敗だったのかもしれません。
グロさは素晴らしい
デル・トロ版では、グロさは、かなり抑えられておりました。
ホラーアクションというよりは、ダークファンタジーとして製作されていたデル・トロ版。
だからこそ、グロ描写については、掘り下げなかったという事でしょう。
リブート版では、デル・トロ版ではやらなかったグロ描写を、これでもか!というくらいに、ぶっこんできております。
グロ描写については、好き嫌いがわかれる要素ではありますが、ホラーといえばグロ!という方は、ある程度、満足できる感じかもしれません。
十分に刺激的な映像を楽しめる作品となっているので、グロテスク部分にフォーカスして鑑賞してみるのも、アリかもしれません。
YAHOO!映画での口コミレビューや評価
ヘルボーイの仲間の少女アリスとダイミョウ少佐が今一つ存在感がないのは残念だったかな。
YAHOO!映画『ヘルボーイ(2019年版)』
おもしろかった!
YAHOO!映画『ヘルボーイ(2019年版)』
よかった!展開が早すぎて追いつこうと前のめりになってしまった。
YAHOO!映画『ヘルボーイ(2019年版)』
今回のネタバレなし感想のまとめ
ミラ・ジョヴォヴィッチ好きなおっさんとしては、彼女の姿を確認できただけでも、鑑賞してみて良かったって感じですね。
私のようにイマイチだった方もいれば、絶賛されている方もいて、映画の趣味にかなり左右される作品なのかもしれません。
興味のある方で、グロ描写は大丈夫!という方は、一度チャレンジしてみてください。
という事で、今回は『ヘルボーイ(2019年版)』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
ネタバレあり感想
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