
ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。
今回はZ級映画『ゾンビ・レックス ジュラシック・デッド』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
劇場公開時のタイトルは『ゾンビ・レックス 殺人ゾンビ恐竜 誕生』という事で、ゾンビ映画である事を強調しておりました。
しかし、実際は、それほどゾンビ味のある映画ではありませんでして、DVDレンタルの時に原題からタイトルを取って、『ゾンビ・レックス ジュラシック・デッド』に落ち着いたっぽいですね。
今回はネタバレありとなるので、まだ本作を鑑賞していない方はご注意くださいまし。
目次
ネタバレなし感想
ネタバレあり感想
スケールがやたらと大きい
最初は世の中に復讐したいマッドサイエンティストの逮捕あるいは抹殺が、国民軍と名乗るチームの仕事でした。
そのマッドサイエンティストも、自分を追放した政府や学会を見返したいくらいの気持ちだったのですが、どういう訳か、隕石の地球落下を完璧に予測していたり、隕石の落下による電磁パルス対策も万全という……。
挙げ句の果てには核ミサイルを作動させるという所業までやり遂げるマッドサイエンティスト。
そんな事できるなら、もっと凄い事ができるはずなのですが、そこにツッコむのは野暮というもの。
というかですね、恐竜を現代に復活させている時点で、このマッドサイエンティスト――ボーグ博士は、もっと評価されるはずなんですよね。
そのあたりはガンガンとスルーしていくスタイル、嫌いではないですけどね。
片っ端からアイデアを放り込んでいるけれど、どの要素も消化できずに終わっている点が、本作をZ級映画たらしめているのかもしれません。
隕石とかはまだ良いとして、なんなの、写本って……。
やりたい事がたくさんあるのはわかるし、頑張っているのだけど、その場のノリでシナリオを書いている感じで突っ走った感があって、なんとも残念です。
ゾンビである必要性がナッシング
色んな方が指摘しているのですが、ゾンビというものは、普通の人間がゾンビ化する事によって凶暴になるところが怖い訳でして。
基本的に、さほど脅威とならない人々が脅威となる点に恐怖を抱くのだと思うんですが、恐竜は最初から怖い。
草食恐竜なら良いですが、本作で登場するのはティラノサウルスです。
ティラノサウルスである時点で、恐怖はMAX状態。
なので、わざわざティラノをゾンビ化させる必要性が感じられないんですね。
そこがとても残念でした。
たとえば、中盤まで普通にティラノサウルスとの戦いがあって、一度は倒す。
けど、マッドサイエンティストが薬を投入して復活させるという展開であれば、もうちょっと違う印象になったんですけどね。
最初からゾンビにしてしまった所に、本作最大の失敗が潜んでいるように感じました。
レビューや評価
ここまで低予算&行き当たりばったりだと還って普通の大作映画には無い味わいが出てきている?作品ですので、みんなでワイワイ突っ込みながら観ると愉しいかもしれません
『ゾンビ・レックス 殺人ゾンビ恐竜 誕生』
今回のネタバレあり感想のまとめ
ニコニコ動画の生放送向けの映画でしたね。
アイデアてんこ盛りなのですが、ひとつひとつをもうちょっと丁寧に作り込んでいれば、もう少し良い感じに仕上がったように思うだけに、色々と残念な映画でございました。
という事で、今回は『ゾンビ・レックス ジュラシック・デッド』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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ゾンビにする必要があるのかないのかを考えてしまうという点で、こちらと似た何かを感じました。ただこちらの方が普通に面白いです。