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『深淵からの物体X ワーストコンタクト』のネタバレあり感想
(C)2012 Retaliation Films
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ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』から題名を借りた、なんちゃってクリーチャー系ホラー映画『深淵からの物体X ワーストコンタクト』のネタバレあり感想を書いていきませぅ。

ぶっちゃけ『深淵からの物体X ワーストコンタクト』を見るなら、DVDで『深海からの物体X』を鑑賞した方が良いと思うけれども!



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ネタバレなし感想

ネタバレなし感想では感想だけでなく、予告編動画やスタッフ・キャスト(出演者)などを掲載しております。

ネタバレあり感想

クリーチャーもグロ描写もナッシング

邦題が物体Xとなっているし、原題は『FROM BENEATH』となっているので、非常に気持ち悪いクリーチャー系のホラー映画を期待した、おっさんでございます。

「FROM BENEATH」とは、たぶん「下の方から……」みたいな意味になると思う訳で、クトゥルー神話の怪物をモチーフにした作品なのかな?と思ったんです。


しかし、本作では、ぐちゃぐちゃとした粘着質な気持ち悪さは全くありませんでした。

また、物語の根本に関わるクリーチャーの描写についても、ラストにちらりと触手らしきものが登場するだけです。


クリーチャーの全容は観客に示さず、最後まで「それっぽい」ものが画面に映るだけ。

非常に消化不良感が残ります。

最後にクリーチャーの全体の姿が登場して、ひと盛り上がりあるなら、まだ印象は良かったのですが……。


主人公たちに襲いかかった?クリーチャーは、結局、産業廃棄物の影響を受けて異様な進化を遂げた生物らしいのですが……最後まで全く説明がない点にも、不満が残ります。

わざわざクリーチャーを使う必要なしでは?

『深淵からの物体X ワーストコンタクト』では、クリーチャーに寄生された男性が、じょじょに理性を失っていく事に軸足を置いています。

クリーチャー関連の描写は安っぽいCGになっているのですが、それでも必要最低限に抑えられている事から、制作費がかなり少ないことが窺えます。


それだったら、いっその事、『インサニティ』のように、謎の薬でおかしくなって恋人に襲いかかるというような内容にした方が、普通に怖くて、それなりに面白くなると思ったんですけどね。

クトゥルー神話が放つ、「何かが潜んでいる」という恐怖を描きたかったのかもしれませんが、残念ながら、全く描写できておりませんでした。

エンディングの描写に疑問が残る

『深淵からの物体X ワーストコンタクト』のラストは、子供を身ごもったサムの体にも、謎のよくわからない触手のような入れ墨っぽいサムシングが浮き出て終わりというもの。

一瞬、寄生されていたジェーソンと愛し合ったから寄生されたように見れるのですが、姉夫婦の家で怪我している時に、そんな事をやっている暇はないだろうし、サムも結局はジェーソンと同じタイミングで寄生されていたと考えるのが自然かな?と思います。


そこで、「あれ?」となるのが、どうしてサムには自覚症状がなかったのか?

ジェーソンは、寄生されて程なくして、幻覚をやたらと見ておりますし、ふらふら夢遊病のように歩き回っているんですよね。

それなのに、サムには、それがなかった。


もしかして、女性にはクリーチャーに寄生されても抵抗力があるのかしら?

サムのお姉さんの死体が家の地下に放置され、誰かに封印されておりましら。

もしかして、お姉さんは、自分は寄生されていないと考えて閉じこもったのかしら??


いずれにせよ、途中で少しだけでもサムも寄生されていて、時々幻聴が聞こえるとか、そういう伏線を張っておいて欲しかったというのが正直なところ。

あまりにも唐突なエンディングで、「えぇ……」ってなりました。

口コミレビューや評価

下記サイトで『深淵からの物体X ワーストコンタクト』レビューや評価をチェック!

Filmarks

allcinema

今回のネタバレあり感想のまとめ

不定形な謎の生物による恐怖展開を期待していたので、完全に期待はずれでございました。

『深淵からの物体X ワーストコンタクト』を見るなら、『深海からの物体X』を見た方が、よほど有意義な時間を過ごせると、おっさんは思います。

『深淵からの物体X ワーストコンタクト』は悪いZ級映画。

『深海からの物体X』は良いZ級映画ですから。



という事で、今回は『深淵からの物体X ワーストコンタクト』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!

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変にクリーチャー物にするよりも、『インサニティ』のような作品にした方が、まだ製作しやすかったように思います。

人数少ないのに、寄生生物ものにチャレンジする精神は良いですが、いくらなんでも冒険しすぎでした。


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