どーも、映画好きな四十郎のおっさんです。
今回は前回に引き続き、『リバイアサンX 深海からの襲来』について。
前回はネタバレなし感想だったので、今回はネタバレありとなります。
前回の感想では「クトゥルフ神話系」と気付いたら、まだ観れるんじゃね?って書いたんですが、ごめんなさい。
他の方のブログとか読んでいると、アレです。
やっぱりダメみたいでした。
モンスターが襲撃してギャーみたいなのを、みんな期待しちゃうからでしょうね。
鑑賞中に、気持ちの切り替えができなかったケース、多々あるようです。
わたしの場合、映画の趣味がアレなんで、それが功を奏した形なんでしょうかね。
そんな訳で、Amazonのレビューと他の媒体での評価が著しく違う、毛色のおかしい映画『リバイアサンX 深海からの襲来』のネタバレあり感想を書いていきます。
まだ本作を鑑賞していない、また、今後本作を鑑賞予定な方は、注意してください。
リバイアサンX 深海からの襲来(字幕版)
目次
ネタバレなし感想
ネタバレあり感想
ネタバレなし感想でも書きました通り、この映画、クトゥルフ神話をモチーフとした映画でございました。
それに気づいてからは、逆に「こんなものかな??」って感じで、物凄く生暖かい目で見守る事ができます。
でも、それに気付けなかったら、本当にイライラするだけの映画です。
何がイライラするって?
そりゃもちろん、主人公のオリーブオイルちゃんですよ!
クトゥルー神話関係の作品っていうのは、とにかく世界観の説明などが全くないんですよね。
「逆に、それが良いんだ」って人もいると思いますけど、そういうタイプはマイノリティーなはず。
圧倒的大多数の方々は、よくわからない状況を淡々と映し出していく本作に、物凄くイライラすると思います。
それ加えて、主人公のあまりの身勝手さに辟易します。
とにかく自分本位で、なんでもかんでも行動しまくりんぐです。
彼氏はね、もっとキレていいと思うんですよ。そりゃ、オリーブの妹ちゃんに心が移る訳です。
偉い教授先生に「自分ならできるよ!あんたが探しているワンピースを見つけてやんよ!」と売り込んだ割には、高性能な潜水スーツを破損させ、教授先生が長年探していた生命体を横取り。
そして、罪なき人々を次々と血祭りにあげていく、オリーブ。
彼女が狂っていく過程は良いんですけど、それよりも、彼女の人格そのものが最初からサイコパス感あるんで、恐怖感はイマイチ伝わってこない、残念無念な映画でした。
クトゥルフ神話にまつわる描写も、ザックリしているので、なんか、物凄く消化不良感が否めない。
どうせ説明不足なんだから、作品全体を雰囲気重視のアート系映画にした方が、まだ良かったのかもしれません。
そして、主人公視点だけにとどめておいて、他のキャラクターの行動は観客の想像にまかせると。
変なところで、真面目に映画しようとしているので、余計に可愛そうに思えてきます。
改善すれば、まだまだ鑑賞するに堪える映画になっていただろうだけに、監督や脚本の未熟さが悪目立ちする作品でございました。
レビューや評価
書くべきか書かざるべきか迷う作品だったが、一応は筋が通ったストーリーだったし、最後まで物語はけっこうじっくりと見せていたと思う。
まあ、正直なところ、まともに見れたわけでない。中盤から、後半はしんどい。
プロットは面白いと思うんですが、如何せん予算の無さが
映像にそのまま表れてまする・・・
タイトルで損している映画ですね。クトゥルフっぽくしたほうが売れるんじゃないかと。『深海からの呼び声』とかだったらピン来る人はいると思います
YAHOO!JAPAN映画『リバイアサンX 深海からの襲来』
今回のネタバレあり感想のまとめ
本作を誰かにオススメしたら、その誰かに、間違いなく、いろんな意味で色んなものを疑われてしまうであろう映画。
それが『リバイアサンX 深海からの襲来』です。
誰にもおススメできないZ級映画ですが、あれですね。
みんなで観て盛り上がるってタイプの映画かもしれません。ぜひとも、ニコニコ動画で取り上げて欲しいところだ。
という事で、今回は『リバイアサンX 深海からの襲来』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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