ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。
今回は、TSUTAYA DISCASで、タイトルだけ見てレンタルした作品『しに怖い夜』のネタバレなし感想を書いていきませぅ。
オムニバスドラマ形式の作品となりますため、今回はネタバレありの感想は書かない方向で。
目次
『しに怖い夜』概要
製作:2019年日本
上映時間:50分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
番宣!最後テロップが追加されました!#しに怖い夜#QAB pic.twitter.com/ZdymJRwWxr
— しに怖い夜 (@kowainight) July 31, 2019
あらすじ
トモダチ
ある日、ゆずきのバイト先であるカフェにふらりと姿を見せたエリカ。エリカはゆずきの同級生で久しぶりの再会だった。ゆずきは店内でエリカと昔の話に花を咲かせるのだが……。
運転代行
お酒を飲んで運転できない人に代わり、運転を代行するという仕事に就いている城間。ある日、いつものように依頼が入ったので、城間は指定された場所へ向かう。そこにいたのは、妙な雰囲気を漂わせる謎めいた女性だった。
ピアス
たまたま立ち寄った雑貨屋さんで、妙な店員さんに強く勧められたピアスを購入したチヒロ。そのピアスは、どことなく古めかしい。そのピアスを買った日を境に、妙な出来事がチヒロの周囲で起こり始める。
波間の女
お笑いの舞台に向けて稽古や公演の準備を進めているベンビー。テトラポッド付近で台本の内容をつめていた彼は、なにか妙な雰囲気を感じ取る。気のせいかと思い、事務所へ戻って、夜遅くまで作業をするベンビーに、不吉な存在が近づいてくるのだった。
旧盆帰り
家路を急ぐ学生の佐織は、時間短縮を狙って、今はもう使われていない旧道を選んでしまう。しかし、そこには得体のしれない森があり、同じような風景に佐織は迷い込んでしまう。ふと気がつくと、森にはなにかがうごめいていた。
視聴できる動画配信サービス
Amazonプライム・ビデオ
2020年4月10日時点の情報です。最新情報につきましては、アマゾンプライムビデオにてご確認ください。
スタッフ・キャスト(出演者)
トモダチ
監督:松田正
出演:松田ゆうな、賀数美樹、新本奨
運転代行
監督:知念だしんいちろう
出演:しろまゆうた、知念ありか
ピアス
監督:松田正
出演:砂川英依、横山胡桃、城間やよい
波間の女
監督・主演:ベンビー
出演:田場千珠、秋山ひとみ
旧盆帰り
監督:山城智二
出演:仲間星奈、城間やよい
しに怖い夜
QABでオンエア・再放送もされたホラードラマ
2019年に制作された『しに怖い夜』は、琉球朝日放送にて、2019年8月10日にオンエアされたオムニバスドラマでございます。
わたしはてっきり、ビデオ作品かと思っていたので、びっくりしましたね。
沖縄だけでオンエアされたホラードラマですか……羨ましいなぁ。
2019年8月19日にも再放送されたようですね。
沖縄だと、これからも再放送できる状況ですが、他の地域の方にも鑑賞して欲しいということで、今回DVD化されたのかもしれません。
おっさんのネタバレなし感想
ひとつのエピソードが約10分で、トータル50分のため、とても見やすい作品でございました。
季節の変わり目に『世にも奇妙な物語』などはありますが、こういう体験談を基にしたオカルト系ドラマは、今は数も大幅に減っているので、なんだか嬉しい気持ちで鑑賞することができました。
そう、この作品は、実話の再現ドラマになるんですよね。
もちろん、脚色もあると思いますが、実話ベースのドラマは、なんともいえない怖さがあって、私は大好きです。
どのエピソードも、程よい怖さがありますので、このタイプの作品に抵抗がなければ、オススメしたい作品となっております。
各エピソードの感想
トモダチ
オープニングに持ってくるエピソードとしては、もってこいでございました。
無自覚であることの怖さ含めて、非常にシンプルな恐怖体験談となっております。
運転代行
オチは早々にわかるのですが、それでも不気味な作品です。
ほどほどの怖さと、最後にはなんともいえない悲しさを感じることができるエピソード。
ピアス
意味不明系の怪奇譚となっておりまして、これは非常に怖いものでございました。
想像力豊かな方であれば、どんどん恐怖を感じるタイプのエピソードでしたね。
波間の女
『ハイサイゾンビ』に出演されていたベンビーさんの体験談。
ベンビーさんが監督・脚本・主演を務めていらっしゃいます。
これは非常にユニークな作品でして、深掘りしていけば、かんたんに一本の映画を制作できるくらいのアイデアでした。
個人的には、本作の中で、一番怖かったなぁ。
旧盆帰り
こちらは体験談ではなくて、創作になるエピソード。
不気味なのだけど、すごく切ない物語になっており、ラストを飾るに相応しい内容になっております。
レビューや評価
テレビドラマのDVD化作品のため、YAHOO!JAPAN映画には本作のページがありませんでした。
今回のネタバレなし感想のまとめ
実話ベース……と書いたのですが、実際のところは、全て創作かもしれません。
しかし、体験談だと思わせるだけの絶妙な、リアルとフィクションのバランスよ。
これらのエピソードを制作したのが、実はお笑いに携わる方々……というのも、またユニークです。
『ゲット・アウト』『us/アス』の監督のように、お笑いとホラーは相性が良いのかもしれませんね。
下手なホラーよりも、ずっと怖かったですから。
という訳で、今日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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