
ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は『ゲットアウト』というホラー映画で大注目を集めた監督さんの第2作目『Us/アス』という作品について、ネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
この映画って、わたしは予告編を観ていなくて、あらすじだけ知っていたのですが、それから察するに、かなり玄人向けの映画だと思ったんですよね。
しかし、TOHOシネマズという劇場で上映するという事で、時間を作って観に行くことにしました。
『ゲットアウト』の例があるんで何ともいえないですけど、単館系の映画館で上映しないって事は、意外と内容は普通なのかな?って思ったんですよね。
そんな訳で、自分たちと瓜二つの人間が襲いかかってくるホラー映画『Us/アス』のネタバレなし感想、書いていきます。
目次
『Us/アス』概要
原題:『Us』
製作:2019年アメリカ
日本公開日:2019年9月6日
上映時間:116分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
予告編動画
あらすじ
夏休みを利用して、アデレードは夫と娘と息子の4人で、子供の頃に住んでいたカリフォルニア州のサンタクルーズへやってきた。
アデレードは子供の頃に不気味な体験をしていて、サンタクルーズにあまり良い思い出がなかった。
友人一家とビーチで落ち合い、楽しい時間を過ごすものの、息子の姿が見えなくなりパニックになるアデレード。
しかし、息子はトイレに行っていただけであり、大事には至らなかった。
微妙な空気のまま帰宅するアデレードたちだったが、夜になると、自分たちと瓜二つの不気味な人物たちが家を訪れるのだった。
今回利用した映画館
TOHOシネマズなんば
スタッフ
監督・脚本・製作:ジョーダン・ピール
製作:ショーン・マッキトリック、ジェイソン・ブラム、イアン・クーパー
製作総指揮:ダニエル・ルピ、ベアトリス・セケイラ
音楽:マイケル・エイブルズ
キャラクター:キャスト
アデレード・ウィルソン/レッド:ルピタ・ニョンゴ
ゲイブ・ウィルソン/アブラハム:ウィンストン・デューク
キティ・タイラー:エリザベス・モス
ジョシュ・タイラー:ティム・ハイデッカー
ゾーラ・ウィルソン/アンブラ:シャハディ・ライト・ジョセフ
ジェイソン・ウィルソン/プルートー:エヴァン・アレックス
ベッカ・タイラー:カリ・シェルドン
リンジー・タイラー:ノエル・シェルドン

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おっさんのネタバレなし感想
ホラー映画なんですが、わかりやすい怖さというよりも、雰囲気を重視した不気味な作品って感じでした。
『ゲットアウト』より、さらに玄人向けに進んだ感じですかね。
わかりそうでわからないストーリー展開と世界観はそのままに、しかし、よりテーマ性を掘り下げているように感じました。
映画の核となる部分ふくめ、かなり好き嫌いのわかれる映画かもしれません。
『ゲットアウト』であれだけ評価されたにも関わらず、今回もかなり攻めている作品になっていました。
この感じ、M・ナイト・シャマラン監督に通じるものがあると思うのは、わたしだけ?
個人的には、『ゲットアウト』以上に楽しめた映画。
オススメしにくいですけど、雰囲気映画が好きで、風変わりな作品をお好みなら、一度、チャレンジしてみてください。
良いところ
最近のホラー映画のようにわかりやすい怖さでない点が良かったですね。
『ゲットアウト』同様、人によって、恐怖に感じるポイントが変化するとこは非常にユニークです。
また、最後まで鑑賞すると出現する一貫したテーマに、ハッとさせられるので、映画としてのクオリティーも高いと感じました。
考察したい人向けの映画である一方で、主観的に鑑賞した方が絶対に楽しめる映画ということで、結構、クセがありますね。
悪いところ
先ほども書きましたが、とにかく好き嫌いが、思い切り分かれてしまう映画です。
人によっては、何が怖いのか、さっぱりわからないって方もいらっしゃるかもしれません。
明確な恐怖の描写があまりないので、観客のイマジネーションに依存する所が多々あります。
なので、わかりやすいホラーシーンが好きな方には楽しめない作品になっております。
今回のネタバレなし感想のまとめ
ぶっちゃけてしまうと、それほど期待していなかった『Us/アス』。
しかし、蓋を開けてみると、個人的には『ゲットアウト』以上に面白い映画だったというのが、正直なところですね。
なんともいえない余韻が残る映画で、何度も繰り返し鑑賞したくなる映画です。
という事で、今回は『Us/アス』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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