映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、ずっと気になっていた映画『オカムロさん』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
事前情報を持たない状態で鑑賞したのですが……うーむ。
目次
『オカムロさん』について
製作：2022年日本
日本公開日：2022年10月14日
上映時間：1時間13分（73分）
オススメ度：★★☆☆☆（二つ星）
年齢制限：R15+
予告編動画
簡単なあらすじ
大学生5人がキャンプ場で惨殺されるという、凄惨な事件が発生した。
唯一生き残った女性は、友人たちが命を落としていたときに眠っていたという事実と、友人たちを一気に亡くしたトラウマを抱えながら、日々を過ごしていた。
彼女は苦しみながらも、いつか犯人に復讐すると心に決めているのだが……。
その事件の犯人は、都市伝説として存在する＜オカムロ＞。
検索しただけで、斬首してくるという＜オカムロ＞は、やがて流行り病のように、日本に住んでいる人々の首をどんどん切り落としていく――。
本作を視聴できる動画配信サービス
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配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。
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スタッフ・キャスト
監督・脚本・編集・出演：松野友喜人
出演者：吉田伶香、バーンズ勇気、伊澤彩織、六平直政
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おっさんのネタバレなし感想
ホラー映画ではなくアクション映画
実際に語り継がれている「オカムロ」という怪談・都市伝説を題材にしたホラー映画かと思いきや、本作はアクション映画になっております。
ホラー映画を楽しみに本作を鑑賞すると、かなりガッカリしてしまうので、注意が必要です。
映画の序盤から、メインであるはずの＜オカムロさん＞が登場しまくって、人々を襲いまくる展開は、なかなかユニークではありますね。
この時点で、ホラー映画ではない事がわかるので、この構成は親切かもしれません。
不気味な雰囲気も存在せず、＜オカムロさん＞の襲撃と主人公の特訓シーンの繰り返しという、かなりZ級映画寄りな作品になっておりました。
アクションはかなり頑張っておりまして、格好良いシーンが連続しております。
それなりに迫力もありまして、アクション映画として鑑賞すると、まぁ悪くないかな？という感じになっています。
イメージ先行型の映画
本作は、『プー あくまのくまさん』と同じで、撮影したい構図・絵面があって、ストーリーよりも、それらを優先している作り方になっているように思います。
とにかく自分のイメージしている映像を撮影し、その映像をつなぐために、ストーリーを用意している感じですね。
そのため、整合性は存在せず、その場のノリで物語が進行していくスタイルです。
本作は、割とテンションが高めで、整合性がなくても、意外と鑑賞することができます。
ただ、終盤で、さすがに「それはないだろう」って感じになってしまう点が残念。
終盤で＜オカムロさん＞の正体という、訳のわからない展開が用意されており、「はぁ？？？？」って首をかしげてしまう物語が観客に示されます。
この展開によって、本作のストーリーはしっかり練られていない事が露呈してしまい、私は、一気に白けてしまいました。
ストーリーを考える事が面倒だったのか……もしストーリーよりも映像を優先したいというのであれば、先にYouTubeで短編動画を投稿して、総集編として映画を作った方が、まだ評価されたように思います。
本作は、映画ではなく、あくまでイメージ映像集といった感じですね。
血しぶきシーン多め
本作は、スプラッターやゴア演出があるわけではないので、グロいシーンはほとんどありません。
一応、首が斬り落とされるので、人によってはグロく感じかもしれませんが、グロ大好きな方が満足できるような場面はありません。
また、血しぶきの場面が多くありますので、苦手な方は注意が必要です。
口コミレビューや評価
下記サイトで『オカムロさん』レビューや評価をチェック！
今回のネタバレなし感想のまとめ
とにかく映像最優先にしてしまった結果、声が小さくてセリフが聞こえないシーン、オカムロさんに関する設定が雑すぎる、唐突に拳銃などが登場する、果てはオチも適当と、かなりのガッカリ映画になってしまった。
ストーリーや設定が、もっと練られていたら、『ゼイラム』のような映画に仕上げる事もできただろうに、とても勿体ない。
Z級映画を探している方限定でしか、オススメできない映画ですね。
という事で、今回は『オカムロさん』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー！
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