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『ハウス・バウンド』のネタバレなし感想/『壁の中に誰かがいる』を彷彿とさせる良質なコメディーホラー映画
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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、続編の製作も決定した『M3GAN ミーガン』の監督の出世作である『ハウス・バウンド』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。

2014年に製作された映画で、今まで日本に入ってきていなかったようですが、『M3GAN ミーガン』のヒットのおかげで、この度、日本へ輸入されたようです。

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『ハウス・バウンド』について

原題:『HOUSE BOUND』

製作:2014年ニュージーランド

日本公開日:2023年7月14日公開(「カリコレ2023/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2023」)

上映時間:1時間47分(107分)

オススメ度:★★★☆☆(三つ星)

予告編動画

簡単なあらすじ

カイリーは、お金を稼ごうと仲間とともにATM強盗するも失敗してしまい、警察に逮捕されてしまう。

その結果、カイリーは、母親の実家での軟禁処分という裁定が下される。

怒りを抑え込むことができないカイリーは、実家での生活にイライラして、すぐに癇癪を起こしてしまう。

そんなカイリーは、一刻も早く、実家から抜け出そうと、色々と画策するも、追跡装置が働いていて、なかなか上手くいかない。

そうしていると、家の中では、奇妙な現象が起き始め、カイリーは実家そのものが漂わせている、不気味な空気感に怯え始めるのだった。

本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『ハウス・バウンド』

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本ページの情報は2023年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください


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スタッフ

監督、脚本、編集:ジェラルド・ジョンストン

製作:ルーク・シャープ

製作総指揮:ダニエル・ストーリー、アント・ティンプソン、マイケル・クーメリッヒ、クリス・ランバート

撮影:シモン・リエラ

音楽:マフイア・ブリッジマン=クーパー

美術:ジェーン・バックネル、アーニャ・ホイットロック

衣裳デザイン:リシー・メイヤー

メイクアップ:ジャシンタ・ドライバー

出演者:モルガナ・オライリー、リマ・テ・ウィアタ、キャメロン・ローズ、ロス・ハーパー、ライアン・ランプ、グレン=ポール・ワル



ハウスバウンド

「ハウスバウンド」の意味

「ハウスバウンド(housebound)」の意味は、「家の外へ出ることができない」という意味なのだそうです。

主人公が、警察の追跡装置をつけており、実家から外に出ると、すぐにわかってしまうため、このタイトルがついているというわけですね。

作品の特徴を端的に表していて、かつ、説明的になりすぎない……なかなかに良いタイトルではないでしょうか。

おっさんのネタバレなし感想

最後まで見やすいコメディー系ホラー映画

不気味なポスターの情報しか持っていなかったので、本作は、シリアスなホラー映画だと思って鑑賞したところ、コメディー要素の多いホラー映画でございました。

がっつりコメディー……というわけではないものの、ちょっとした笑どころが、随所に散りばめられており、最後まで鑑賞することができました。

本作の場合、ストーリーのメインとなる舞台が固定されているため、シリアスだけで進行すると、飽きが来てしまう恐れがあります。

そういった懸念部分を、本作ではコメディー要素をある程度、設置することによって、クリアしております。

海外のコメディー要素が苦手な方は、少し注意が必要ですね。

不気味な雰囲気を楽しむホラー映画

本作は視覚的なホラー映画ではなく、「何かが存在しているかもしれない」という空気感を堪能する系統のホラー映画となっております。

雰囲気系ホラー映画がお好きで、なおかつ、コメディー要素も楽しめる方であれば、本作は結構面白く感じるのではないでしょうか。

逆に、ビジュアルメインのホラーが好きな方には、本作はちょっと厳しいかもしれません。

途中でギブアップする可能性があるので、ご自身の映画の趣味と相談してから、決断することをオススメ致します。

『壁の中に誰かがいる』のリメイクに近い映画

1991年に製作された、ウェス・クレイヴン監督作品の『壁の中に誰かがいる』という映画があります。

ライブドアブログに以前、感想を書いた事のある、有名なホラー映画ですね。


四十郎おっさんが綴る映画やアニメの感想まがい(ライブドアブログ)

本作は、『壁の中に誰かがいる』を現代に設定を変えて、リメイクしたかのような映画になっております。

ストーリーはほとんど違うので、リメイクではないものの、根底のアイデアは、『壁の中に誰かがいる』と同じ感じですね。

本作の場合、家の中で起きている怪奇現象が、<オカルト>なのか、<リアルな人間の仕業>なのか、最後まで、行ったり来たりして、『壁の中に誰かがいる』との差別化を図っております。

『壁の中に誰かがいる』がお好きな方は、チャレンジしてみても良いかもしれませんね。

私は『壁の中に誰かがいる』が結構好きな感じだったので、本作も割りと楽しむことができました。

口コミレビューや評価

下記サイトで『ハウス・バウンド』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com

Movie Walker

今回のネタバレなし感想のまとめ

ちょっとグロ描写や、痛々しいシーンがあるので、苦手な方は要注意。

ぼかしたようなエンディングではなく、ちゃんと全てが明らかになって解決する映画で、個人的には、色々な方にオススメできる良質な映画という印象でございます。

気になった方は、ぜひぜひチャレンジしてみてください。


という事で、今回は『ハウス・バウンド』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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