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『邪願霊』のネタバレなし感想/考察できる系POVフェイクドキュメンタリーホラー映画
(C)1988コスモオフィス
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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、Jホラーの始まりの作品と言われている作品のひとつ、『邪願霊』という日本のホラー映画のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。


本作は、オリジナルビデオ企画として製作された、モキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)作品。

驚くべきことに、本作は、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』より10年前に作られております。


本作がリリースされた当時、たぶんレンタルビデオで見たことがあるような気がしたのですが……全く覚えていない。

子供だったし、しゃーないかな?

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『邪願霊』について

原題:『サイキックビジョン 邪願霊 狙われた美人キャスター』

製作:1988年日本

日本公開日:劇場未公開

上映時間:48分

オススメ度:★★★★☆(四つ星!)

予告編動画

簡単なあらすじ

このビデオは、あるテレビ・ドキュメンタリーの取材テープをもとに、再構成したものである――。

新人アイドルの加藤恵美による新曲「ラヴ・クラフト」のプロモーション企画として、ドキュメンタリー番組の製作がスタートする。

女性レポーターの沢木と番組取材班は、早速、「ラヴ・クラフト」の舞台裏撮影や関係者へのインタビューなど、仕事を始める。

ある日、ジャケット写真の撮影中に、加藤恵美の真上に設置されていた大型の照明機材が落下。

直前に、なぜか沢木が加藤恵美を助け出して事なきを得たのだが、後日、この日に撮影された全ての写真に、奇妙な人影が映り込んでいた。

さらに、メロディー先行タイプの曲である「ラヴ・クラフト」の作曲者について、プロジェクトの責任者である河西は固く口を閉ざしており……。

本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『邪願霊』

会員の方は、見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

本ページの情報は2023年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

スタッフ

監督・演出:石井てるよし

製作:石浜竜三

プロデューサー:藤田進、高橋廣行、木村智生

構成・サウンド・ビジュアルデザイン:小中千昭

編集:深沢佳文

音楽:うさうさ

ヘアメイク・フェイスデザイン:トニー・タナカ

キャラクター:キャスト

沢木恭子:石井一枝

河西祐二:梅原正樹

山岸:竹中直人

加藤恵美佐藤恵美

本人役:KURO、吉田照美、水野晴郎



邪願霊

おっさんのネタバレなし感想

雰囲気重視のホラー映画

本作は、中田秀夫監督や黒沢清監督、清水崇監督、脚本家の高橋洋氏といった、日本のホラー映画を引っ張ってきた方々に、多大な影響を与えた作品です。

特殊メイクによるホラー描写を入れつつも、生きている人なのか、それとも死者なのか、わからないという、日本でお馴染みの恐怖描写をメインにしている映画。

視覚的なホラーではなく、「なにかわからないが、なんとなく不気味……」という心理的なホラー作品となっております。

昨今の邦画ホラーが忘れてしまった<Jホラー>のテイストを、思う存分、味わえる、通好みの映画ですね。

1時間もないので、割とサクサク視聴できる点もポイントが高い。

前半は、普通のドキュメンタリー番組となっており、「ちょっとしんどいかな……」とちょうど感じるあたりから、不穏な空気が漂い始めるので、最後まで苦もなく鑑賞することができます。

考察できるホラー映画

本作は、登場人物たちの掘り下げが、ほとんど存在しません。

また、劇中で起きる現象や出来事について、必要最低限の情報しか提示されないタイプの作品です。

そのため、見終わった後に、色々と考えて楽しむことができる作り方になっています。

私は、劇中で示された内容を素直に受け取って終わりというタイプですが、考察が好きな方は、色々と考えて楽しめるホラー映画かもしれないです。

本編とは違うおまけがユニーク

本作には本編とは別で、おまけ映像がふたつありました。

ひとつは水野晴郎さんの怖い話。

個人的に、水野晴郎さんが、怪談めいた話をするイメージが全くなかったので、新鮮な感じでした。

水野晴郎さんの実体験なのか、それとも脚本なのか……。

もうひとつは、竹中直人さんのちょっとした小芝居。

こちらは、笑いながら怒る人を連想する映像になっていて良かったです。

口コミレビューや評価

下記サイトで『邪願霊』レビューや評価をチェック!

Filmarks

今回のネタバレなし感想のまとめ

街の風景がとても懐かしくて、作品の全体の雰囲気が大好きな作品。

雰囲気系ホラー映画がお好きな方に、オススメしたい映画ですね。

一方で、派手さを求める方には合わない作品だと思います。


という事で、今回は『邪願霊』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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