
ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。
さて、二日目から通常営業でございます。
今回ご紹介する映画は『ザ・ポルターガイスト 悪魔の棲む家』という作品です。
なにやら『ポルターガイスト』と『悪魔の棲む家』という名作ホラーを合体してしまった、とんでもない邦題ですね。
全く聞いたことのない作品ですが、早速、感想を書いていきませぅ。
目次
『ザ・ポルターガイスト 悪魔の棲む家』概要
原題:『POLTERGEIST ACTIVITY』
製作:2014年イギリス
日本公開日:劇場未公開
上映時間:1時間23分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
あらすじ
妻を亡くし、娘と一緒に新しい家に引っ越してきた男性。
ふたりとも、心に深い傷を負ったものの、心機一転、新しい生活を頑張ろうとしていた。
しかし、新しく購入した一軒家では、正体不明の怪現象が、度々、発生する。
憔悴しきった二人は、隣人から、恐るべき事実を教えられるのであった。
本作を視聴できる動画配信サービス
Amazonプライムビデオ『ザ・ポルターガイスト 悪魔の棲む家』
動画レンタルor動画購入にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2023年3月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
スタッフ・キャスト(出演者)
監督:アンドリュー・ジョーンズ
出演者:リー・ベイン、ナタリー・マーティンス、ジャレッド・モーガン

ザ・ポルターガイスト 悪魔の棲む家(字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
期待するとNGだが、わりと良作
かなりの低予算で制作されている事がわかる作品でした。
こういうテイストの映画、嫌いじゃないぜ。
マイペースなストーリー展開と頑張ってホラーしようとしている演出は、おっさん的には好印象でございました。
なんだろう、がっついていないホラー映画という感じで、良い感じでゆるく視聴することができる作品。
もうちょっと雰囲気重視でも良かったかな?って感じなのですが、意外と悪くなかった、というのが素直な感想です。
良いところ
雰囲気映画が好きならオススメ
怖いというよりも不気味な雰囲気に重点を置いている作品です。
これは制作費の都合もあったと思うのですが、本作の場合、良い具合に作品に反映されておりました。
何かしらの現象だけを描写しているところは、結果的に東洋的なホラー演出を踏襲するものになっています。
低予算を逆手にとって、イギリスのゴシックホラー的テイストを生み出そうとしている努力は素晴らしいですね。
悪いところ
安っぽさが耐えれるかどうか
個人的には、それほど気にならなかった点ですが、低予算映画の宿命で、全体的にチープさが漂っております。
このチープさを耐える事ができるかどうか、ここに全てがかかっているといっても過言……ではありませんね。
理由付けは敢えてしない方が良かった
プロット上では理由を付けるべきなのでしょうが、劇中で理由を説明する必要はなかったかな?って感じました。
隣人から、ある程度の情報を主人公が入手すれば観客は納得する訳で、終盤における展開は蛇足かな?って印象。
このあたりは好き嫌いが分かれてしまう感じですね。
口コミレビューや評価
下記サイトで『ザ・ポルターガイスト 悪魔の棲む家』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
思っていたよりも悪くなかった作品でした。
確かに、ちょっと退屈に感じる部分もあるにはあるのだけど、それでも鑑賞することが苦痛って事はありませんでした。
雰囲気映画好きであれば、一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
という事で、ここまでは『ザ・ポルターガイスト 悪魔の棲む家』のネタバレなし感想でした。
これより下には、ネタバレありの感想を書いております。おっさん999のネタバレあり感想に興味がおありの方については、本作の鑑賞を終えた方のみ、ネタバレありの感想に目を通して頂けると幸いです。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
本作は、配信オンリー作品のようで、日本国内用のDVDやBlu-rayは販売されていないようです。
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ネタバレあり感想
そんな訳で、ここからはネタバレを含んだ、おっさんの感想を書き連ねていきたいと思います。

お父さん切ない
終盤における、父が娘に対し、自分の心情を吐露するシーンは、少しジーンときました。
優しく接したいのに、やり方がわからない。
そんな父親の心を、どストレートにセリフにしているので、色々と考えてしまった。
映画では父娘ですけど、色んな関係性に置き換える事ができるため、「家族」について思索を巡らせるキッカケになる作品ともいえます。
見捨てないでー
そんなお父さんですが、娘さん以外はアウトオブ眼中な訳で、お隣さん、霊障に詳しいおじいちゃん、霊能力者のおばさんを巻き込んでおきながら、一切、心配しないという人間性をラストにおいて発揮します。
いや、そこは助けようとしよーぜ。
尺の都合もあったのかもしれません。
でもね、キャラクターに「娘さんを守れ!」とか、一言だけ発させておけば、印象は全く違ったのにって感じました。
良い人なんだけど、最後の最後に、なんか、クズっぽい性格を発揮してしまった点は、非常に残念です。
という訳で、今日はここまで。
本当に最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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