映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、オーストラリアのゾンビ映画『ゾンビ・サステナブル』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
本作は、2016年に日本にやってきた、異色のゾンビ映画『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』の続編作品。
個人的に待ちわびていた作品でございまして、ようやく鑑賞することができました。
……邦題をつけるのは良いのですが、前作との繋がりがわかるようなタイトルを付けて欲しいですね。
タイトルを見ただけでは、『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』の続編ってわかりませんから……。
目次
1作目『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』の感想
前作である『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』の感想は、ライブドアブログにて書いております。
本作は前作の完全な続編となり、世界観の説明や前作の登場キャラクターについての説明がほとんどありません。
そのため、予習は必須となりますので、ご注意ください。
『ゾンビ・サステナブル』について
原題:『WYRMWOOD APOCALYPSE』
製作:2021年オーストラリア
日本公開日:2022年10月21日(「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」)
上映時間:1時間30分(90分)
年齢制限:R15+
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
人類の大半がゾンビと化してしまった近未来。
生き残った人々は、燃料資源が使えなくなった代わりに、ゾンビを活用して生存を試みていた。
兵士であるリースは、抗ウイルス薬をもらう代わりに、生存者を捕らえ、研究施設に渡す……そんな生活を送っていた。
ある日、リースは、ゾンビウィルス治療の鍵を握る「ハイブリッド」の生け捕りを命じられる。
早速、「ハイブリッド」を探しに出かけるリースだったが、「ハイブリッド」の元から逃げ出した姉妹を発見し、ひとりを捕らえ、施設に連れて行く。
一方、ゾンビを利用して悪事を働く者たちに制裁を与えるために行動しているレジスタンスが、動き始めていた。
そのレジスタンスには、施設が目をつけている「ハイブリッド」が在籍していた。
本作を視聴できる動画配信サービス
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本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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スタッフ・キャスト
監督:キア・ローチ=ターナー
脚本:キア・ローチ=ターナー、トリスタン・ローチ=ターナー
製作:キア・ローチ=ターナー、ブレイク・ノースフィールド
撮影:ティム・ネイグル
編集:ブラッド・ハート、キア・ローチ=ターナー
音楽:マイケル・ライラ
出演者:ルーク・マッケンジー、シャンティ・バーンズ=コーワン、ジェイク・ライアン、ビアンカ・ブラッデー、ジェイ・ギャラガー、ニコラス・ボーシアー
ゾンビ・サステナブル
おっさんのネタバレなし感想
完全な続編ホラー映画
本作は、完全に『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』の続編として製作されておりますため、前作を鑑賞していないと、結構、ちんぷんかんぷん状態になってしまいます。
また、前作が日本にやってきたのが2016年だったので、鑑賞済みの方も、もう一度、前作を鑑賞してから、本作を観ることをオススメいたします。(前作鑑賞が最近であれば、問題ないかも?)
本作独自の設定や世界観、前作からの続投キャラクターの説明などが、ほとんどないため、本作だけ鑑賞しても、あまり面白くない感じになっております。
前作よりパワーダウンしてしまった映画
『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』は、全体的に、かなりハイテンションなゾンビ映画になっています。
既存のゾンビ映画にはないノリの映画で、個人的には、かなり楽しむことができた作品。
そして、『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』が日本にやってきた時点で、すでに続編製作が決定していて、ずっと続編を楽しみに待っておりました。
続編が製作され、遂に鑑賞することができたのですが、感想としては、かなりパワーダウンしてしまっているなぁ……というのが、正直なところ。
前作よりも、普通のゾンビ映画になってしまった感じです。
映画の前半は、本作の主人公の日常が描写されており、それが繰り返されているため、割と退屈な仕上がりになっております。
前作を一通り鑑賞している者としては、期待していた物が出てこないというストレスも相まって、前半部分は、正直にいうと、鑑賞する事に疲れてしまいました。
前作のようなワクワク感が前半にはないため、「きっと面白くなるはず!」という気持ちを持って鑑賞する必要があります。
後半から前作のような映画になる
後半になって、ようやくスイッチが入った印象ですね。
中盤以降は、期待していたもの以上の展開を用意してくれていて、とても楽しい時間でございました。
前半の早い段階から、この面白さを持ってきていれば、もっと良い作品に仕上がっていただろうに、とても勿体ない感じです。
後半戦は、本作の主人公と前作の主人公が現れて、ゾンビ利権ともいうべき巨悪と対峙するストーリーで、なかなかにハラハラ・ドキドキしました。
敵として登場する人型兵器タイプのゾンビも見どころのひとつですね。
前作とは、また違った面白さのある展開で、後半だけは満足度の高い作品になっています。
口コミレビューや評価
下記サイトで『ゾンビ・サステナブル』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
どうしてもパワーダウンしてしまった印象が拭えない『ゾンビ・サステナブル』。
悪くはないのですが、どうしても前作のようなテンションを期待していただけに、少し肩透かしを食らった感じです。
前作を鑑賞してみて「面白いやんけ!」って感じた方は、チャレンジしてみてください。
『WYRMWOOD』シリーズは、もしかしたら、三部作構成なのかもしれません。
現時点では、『WYRMWOOD3』の製作の話を見つけることができなかったのですが、そのうち、製作されるのだと思います。
製作されたら、ぜひとも日本にも輸入して欲しいですね。
彼らの物語の終わりを見てみたい!
という事で、今回は『ゾンビ・サステナブル』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
動画
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