貞子

どーも、四十郎のおっさん999です。

『貞子3D』や『貞子vs伽椰子』など、尖った企画でならアリな貞子お嬢様。しかし、『貞子3D2』とか真剣なホラーにしてしまうと、途端に駄目になってしまうのが、貞子お嬢様でございます。

ハリウッドリメイク版は、ふつーにホラー映画しているので、この差は、一体なんなんでしょうかね。


さて、今さら本気のホラー映画で貞子お嬢様の作品を新しく生み出そうという、今回の試み。残念ながら失敗したとしか言えない状況になってしまいました。

今回はガッカリホラー映画『貞子』の

ネタバレあり

感想を書いていきたいと思います。まだ本作を観ていない方は、ご注意くださいまし。




『貞子』



ネタバレなし感想

『貞子』のネタバレなし感想




緊張感ナッシング

1作目『リング』では、愛する子供が<貞子の呪い>にかかってしまい、それを解くために奔走する作品でした。『らせん』とは異なるパラレルな続編である『リング2』も、親子ではないけれど大人と子供の絆が描かれており、大人が子供を守らなければという緊張感がありました。

緊張感があるから、そこに恐怖が生まれる。

『リング』という作品は、愛する者が死の危機に直面しているという恐怖を描いているのですね。


しかし、本作では親子ではなく姉弟という設定に変更してしまっているため、今までのシリーズよりも恐怖の度合いが、かなり減少しました。というか、緊張感も恐怖も限りなくゼロに近いという。


さらにいうなら、作中では、あまり姉弟の絆を強く描写していないため、主人公が弟を助ける・心配するくだりが、どうにも腑に落ちない感じです。

色んな部分で、描写不足。怖い怖くない以前に、ホラー映画なのかどうかも、怪しい作品になっておりました。




唐突なブラコン根性にドン引き

親に捨てられてしまった主人公とその弟。だから二人の絆は強い……という事らしいのですが、それが後半になって唐突に登場します。

それまで親代わり的な立ち位置であった主人公が、急にブラコンを発揮し、冷静さを消失。それをポッと登場した男性キャラクターが引き継ぐという、なんとも微妙な関係が出現してしまいました。

男性キャラも、それほど重要ではなかろうと思っていたら、実は後半にやたら活躍したりして、うーん、なんか最初から最後まで設定に一貫性のない映画でしたね。




レビューや評価

怖くないし、くだらない。特に大島渡ってあたりからが酷過ぎる。話はショボくなる一方なのに演技と音楽だけはどんどん大袈裟になっていくという逆転現象が起こってます。

第1作以来の劇場鑑賞でしたが 怖さが半減でした。

酷評される程の酷い出来とも思わなかったけどなー


YAHOO!JAPAN映画『貞子』




今回のネタバレあり感想のまとめ

わざわざ貞子を起用して描くようなストーリーではなかったという印象の『貞子』。

児童虐待やSNS依存など、社会派な問題に切り込んでいる割には、そのあたりを適当に描いていて、なんとも中途半端。貞子お嬢様を起用しないと、最後まで物語を完結できない脚本家の才能の限界を見せつけた、そんな映画でした。

『貞子3D2』といい、杉原憲明さんは、脚本の書き方や物語の膨らませ方など、もう一度、勉強頂いた方が良いかもしれません。今後も邦画の世界で活動されるようですし。

という事で、今回は『貞子』のネタバレあり感想でした。

それでは、しーゆー!!




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