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『忌怪島 きかいじま』のネタバレなし感想/怖い映画ではなく不気味だった「村シリーズ」よりは面白いホラー映画
(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会
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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、『呪怨』『村シリーズ』でお馴染みの清水崇監督作品である『忌怪島 きかいじま』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。

仮想現実、メタバースを題材にしているホラーという情報しか持っていなくて、そんな状態での鑑賞となりました。

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『忌怪島 きかいじま』について

製作:2023年日本

日本公開日:2023年6月16日

上映時間:1時間49分(109分)

オススメ度:★★★☆☆(三つ星)

予告編動画

簡単なあらすじ

現実世界と瓜二つの仮想世界を作るVR研究チーム「シンセカイ」。

天才脳科学者である片岡友彦は、「シンセカイ」のチーフである脳科学者・井出文子に「相談がある」として、研究参加の依頼を受ける。

ある日、「シンセカイ」が置かれている離島へ足を運んだ友彦は、そこで井出文子がすでに亡くなっていることを知る。

それから、仮想世界において奇妙な現象が散見されることになり、やがて、その現象は、現実の島全体へと広がりを見せるのだった。

本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『忌怪島/きかいじま』

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本ページの情報は2023年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。


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スタッフ

監督・脚本:清水崇

脚本:いながききよたか

製作:柳迫成彦、與田尚志、藤島ジュリーK.、橋哲彦、牟田口新一郎、後藤明信、吉村和文、宮田昌広、檜原麻希

企画:紀伊宗之

企画・プロデュース:小杉宝

美術:都築雄二

特殊デザイン:百武朋

音楽:山下康介

劇中歌:「イマジョヌ唄」
 作詞:いながききよたか、清水崇、川松尚良
 編詞/方言監修:花井恒三、平岡正見、沖島基太、國武綾
 作曲:山下康介

VFXスーパーバイザー:鹿角剛

ホラー担当:川松尚良

キャラクター:キャスト(出演者)

片岡友彦:西畑大吾(なにわ男子)

深澤未央:生駒里奈

山本春樹:平岡祐太

北島弘治:水石亜飛夢

三浦葵:川添野愛

井出文子:伊藤歩

園田環:山本美月


南トキ:吉田妙子

金城リン:當真あみ

新納シゲル:笹野高史

園田哲夫:大場泰正

肥後:なだぎ武

秋奈:大谷凜香


赤い女(イマジョ):祷キララ



忌怪島/きかいじま

おっさんのネタバレなし感想

怖いというより不気味さを楽しむホラー映画

以前、ネタバレなし感想を書いた『返校 言葉が消えた日』と同じで、本作も怖い映画というよりは、不気味な雰囲気を堪能するタイプのホラー映画となっております。

怪異として登場する「赤い女」は、役者さんのお芝居も相まって、非常に怖いキャラクターに仕上がっております。

ただ、怖い以上にかなり不気味なんですよね。

目的も正体もわからない女性が、ゆっくりと近づいてくる……一体これから何が起きるのか、予想できない……いや、予想できるからこそ、どうして自分が?ってなる不気味さ。

ビジュアルメインのホラーが好きな方にはオススメできないのですが、雰囲気系のホラーがお好きであれば、チャレンジしてみても良いかもしれません。


本作はメタバースを題材に取り扱っているのですが、メタバースのアイデアを扱いきれていない点が気になりますね。

あくまで、怪異のトリガーにしか機能していなかったので、メタバース関係目当てで鑑賞すると、がっかりしてしまうかもしれません。

村シリーズよりは面白いホラー映画

冒頭で登場する男性の「あぅあー」的な悲鳴というか、怖がり方に正直なところ、爆笑してしまいました。

そして登場した主人公が、あまりにも見た目が幼いため、「もしかして、アイドル映画か?」と、かなり不安に陥ってしまいました。

アイドル主演のホラー映画って、よほどの化学反応が起きない限り、怖くもないし、面白くもないことが多いので、身構えてしまいました。


個人的には「村シリーズ三部作」よりは、まだ面白いかな?という感じですね。

「村シリーズ」よりも、まだ「ホラー映画」を意識して製作されている印象でした。

主人公の性格に一貫性をあまり感じないものの、そのおかげでテンポの早い映画になっております。

ポンポンといろいろなことが発生して、ストーリーが滞りなく進行していく点で「村シリーズ」よりは見やすいし、面白く感じました。

後半の展開は好みが分かれるかも

前半部分は、まだホラー映画している演出、ストーリーなのですが、後半になると、一気に監督のクセが出ました。

もはや何でもありで物語が進行していき、開き直りが凄い映画でした。

個人的には、この展開は面白いと感じたのですが、同時に恐怖を抱かせることに失敗しているなぁって、残念でもありました。


ホラーは、怪異について、ルールがないと怖くないんですよね。

無差別に襲ってくるものは確かに怖いけれど、映画で感じたい恐怖とは違うものだと、私は思うのです。

きちんとルールに則っていれば襲われない……けれど、一度でもそのルールを破ると、容赦なく襲いかかってくる……そういうものが映画にメリハリをつけてくれると思っている人間なので、本作の後半の展開はホラー映画としては良くないかな?

お化け屋敷のような演出・展開は嫌いではないけれど、そこにいるだけで襲いかかってくる点は、好みの分かれるところですね。

本作の最後は考察に向いていないかも

本作の最後については、考察するには説明が多すぎて考察する必要がないものになっております。

ただ、確かに唐突な印象の強いエンディングになっているので、そこに至るまでの登場人物たちの心情を考察できるかもしれません。

終盤までの展開と、最後の場面で、繋がっているようで、微妙に繋がっていないんですよね。


もうひとつ、ふたつほど場面があって、本作のエンディングであらば、まだわかるのですが、その部分が切り落とされていて、首を傾げる感じのラストになっています。

納得できないエンディング……というわけではなく、「あぁ、そうなるのか」って感じではあるのですが、煮えきらない印象は拭えないですね。

個人的には、ホラー映画っぽい、良い感じのエンディングかな?と思ったのですが、ここも好みが分かれるところ。

口コミレビューや評価

下記サイトで『忌怪島 きかいじま』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com

Movie Walker

今回のネタバレなし感想のまとめ

ちょいちょい『リング』っぽい演出が入る『忌怪島 きかいじま』。

仮想現実や脳科学をメインにしたホラー映画を期待していたのですが、「村シリーズ」と同じく、土着の怪異系のホラーに収まってしまったところは残念。

ホラー映画が苦手な方には、十分に恐怖を抱く作品ではありますので、苦手だけどチャレンジしてみたい!という方にはオススメでございます。


という事で、今回は『忌怪島 きかいじま』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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