ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、映画館で鑑賞するタイミングを逃してしまった作品『オールド』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
ちょっと具体的に書いてしまうと、すぐにネタバレになってしまう作品なので、今回の感想は、いつも以上にフワフワしたものとなります。
目次
『オールド』について
原題:『OLD』
製作:2021年アメリカ
日本公開日:2021年8月27日公開
上映時間:1時間48分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
予告編動画
簡単なあらすじ
カッパ一家は、バカンスを過ごすために、美しいビーチ目当てに、南国のリゾート地を訪問する。
実はこの旅行、両親が離婚する前に計画された、最後の家族旅行である。
息子と娘も、なんとなく、そのことを察しており、ホテルについても、あまり良い雰囲気になれない一家だった。
翌日、一家はマネージャーからプライベートビーチへ招待される。
そこには、同じくマネージャーに招待された人々がいた。
休暇を楽しむ一行だったが、浜辺で女性の遺体を発見したことにより、状況が一変する。
女性は、一行よりも先にビーチへ到着していたセダンの友人であったため、セダンに容疑がかかる。
だが、セダンはそれを否定する。
その間に、高齢だったアグネスが突然死してしまう。
さらには、子供だったマドックス、トレント、カーラの3人が、急速に成長し、いきなりティーン・エイジャーになってしまう。
不可解な現象に困惑する一行は、そして気付くのだった。
このプライベートビーチでは、通常よりも遥かに早く、時間が進行することに……。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ
監督・脚本・製作:M・ナイト・シャマラン
原作(原案):ピエール・オスカル・レヴィー、フレデリック・ペータース『Sandcastle』
製作:マーク・ビエンストック、アシュウィン・ラジャン
製作総指揮:スティーヴン・シュナイダー
キャラクター:キャスト・出演者(日本語吹き替え版声優)
ガイ・カッパ:ガエル・ガルシア・ベルナル(小松史法)
プリスカ・カッパ:ヴィッキー・クリープス(斉藤梨絵)
トレント・カッパ(6歳):ノーラン・リヴァー(織田海誓)
トレント・カッパ(11歳):ルカ・ファウスティーノ・ロドリゲス(山崎智史)
トレント・カッパ(15歳):アレックス・ウルフ(木村良平)
トレント・カッパ(中年):イーモン・エリオット(神奈延年)
マドックス・カッパ(11歳):アレクサ・スウィントン(三本采香)
マドックス・カッパ(16歳):トーマシン・マッケンジー(清水理沙)
マドックス・カッパ(中年):エンベス・デイヴィッツ(宮島依里)
チャールズ:ルーファス・シーウェル(てらそままさき)
クリスタル:アビー・リー(藤井ゆきよ)
アグネス:キャスリーン・チャルファント(三沢明美)
カーラ(6歳):カイル・ベイリー(山下音彩)
カーラ(11歳):ミカヤ・フィッシャー
カーラ(15歳):エリザ・スカンレン(田所あずさ)
ジャリン・カーマイケル:ケン・レオン(佐藤美一)
パトリシア・カーマイケル:ニキ・アムカ=バード(廣田悠美)
ミッドサイズ・セダン、ブレンダン:アーロン・ピエール(樋山雄作)
運転手:M・ナイト・シャマラン(虎島貴明)
オールド(字幕版)
おっさんのネタバレなし感想
人によって評価がはっきり分かれる映画
本作は『シックス・センス』や『アンブレイカブル』トリロジーで有名なM・ナイト・シャマラン監督作品です。
シャマラン作品は、基本的にアイデアが独特で、どの作品も評価の分かれる映画という性質があります。
本作も、人によって「面白い」「面白くない」が明確に分かれる映画になっていましたね。
個人的には、本作は、とても怖くて、考えさせられる映画といった感じです。
面白かったよ!
グロ描写といった、わかりやすいホラー要素は本作にはないものの、とても不気味な映画でございました。
「時間が病にかかったとしたら?」という、不気味で気持ち悪いアイデアを、淡々と描いていく本作は、とてもシャマランらしい作品ですね。
視覚的なホラー描写が好きな方には、あまりオススメできない映画です。
時間が急速に進行していくというストーリーは、ホラー映画っぽいのですが、本作を鑑賞すると、自分自身の「生と死」について考えたくなりました。
割と哲学的な映画だなぁと、見終わった後に、ふと、そう感じました。
カップル不向きの気まずい映画
本作は、カップルで見る映画ではないかもしれません。
すでに結婚していたり、交際期間が長いカップルなら問題ないと思うのですが、交際期間があまり長くないカップルが見たら、かなり気まずいかも。
「うわっ、なにこれ??」というシーンはひとつしかないのですが、それがかなり強烈なんですよね。
詳しく書くことができないのですが、このワンシーンの存在が大きすぎて、デートで鑑賞する作品には向いていません。
お家でDVD鑑賞しようと考えているカップルは、別の映画に切り替えた方が良いかもしれないです。
客観的に鑑賞するとつまらないかも?
私は、特に違和感なく本作を最後まで鑑賞することができました。
私の場合、映画の世界に入り込む鑑賞方法なので、本作に矛盾を感じることはありませんでした。
「あれ、おかしいな??」と引っかかる事なく、最後まで楽しく鑑賞することができたのですが、客観的に映画を鑑賞するタイプの人は注意が必要かもしれません。
分析型の方が本作を視聴すると、ツッコミどころで、反射的にツッコミしてしまって、集中力が削がれてしまう可能性があります。
奇抜なアイデアであるがゆえに、ストーリー展開やキャラクターについて、どうしても無理が生じてしまいます。
そういった点を気にしてしまう人は、あまり期待しない方が良いですね。
鑑賞する前に、ご自身の鑑賞スタイルを確認してから、本作をお楽しみくださいませ。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
ヤフー映画『オールド』でレビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
大阪に戻ったときに、一度、終活した事もあって、色々と考えさせられるストーリーだと思いました。
派手な演出があまりなかったので、個人的には好きな映画なのですが、人にオススメしにくい作品ではありますね。
淡々とした映画がお好みの方には、オススメできる作品かもしれません。
という事で、今回は『オールド』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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