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ホラーモキュメンタリー『封印映像41 田中』のネタバレなし感想
(C)2019 AT ENTERTAINMENT
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ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。

今回は、アットエンタテインメントさんのビデオシリーズ『封印映像』の41弾の感想を書いていきたいと思います。

以前まで、時折、鑑賞していたのですが、ここ最近は映画ばかりで、こういうモキュメンタリーのDVDシリーズをスルーしていたんですよね。

たまたまTSUTAYA DISCAS を眺めていると、新作っぽいのがあったので、レンタルしてみました。

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『封印映像41 田中』概要

製作:2019年日本

上映時間:56分

オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)

予告編動画

あらすじ

【ツーリング】

カメラを購入したツーリングが趣味の投稿者。

ある日、人気のツーリングコースへ赴く。

しかし、途中で道に迷ってしまい、たまたま通り過ぎた地元の男性に道を尋ねる。す

ると、その男性は投稿者に「あそこは、やめといた方がいいよ」と忠告するのだった。

【お葬式】

父親に買ってもらったビデオカメラで、家の様子を撮影する投稿者の娘。

この日は投稿者の実家で時間を過ごしていた。

その日、投稿者の妹が同級生の葬式に出席していた。

帰ってきた妹にお清めの塩を肩にかけるのだが、その後、家の中で惨劇がおこる。

【ビデオレター】

投稿者の別れた元夫から送られてきたビデオレター。

録画されていた映像の最後には、不可解なものが映り込んでいた。

時間が経過し、投稿者の娘の小学校の卒業式があり、その様子を撮影していた投稿者。

撮影中に、突然、謎の影が出現する。

【田中】

モキュメンタリーホラーが大好きな投稿者。

投稿者はあくまでディレクターとして撮影をしており、動画の投稿をおこなっていた。

本格的なホラー映像を自らの手で撮りたくなった投稿者は、曰くがあり、本当に入っていはいけないとされる家に後輩二人を連れて訪問する。

何も起きない事に落胆したディレクターは、後輩に無茶な要求を出し始める。

本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『封印映像41 田中』

会員の方であれば、見放題にて視聴可能。

配信期限がありますので、ご注意ください。

本ページの情報は2021年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

スタッフ

監修:鬼塚リュウジン



封印映像41 田中 [DVD]

おっさんのネタバレなし感想

久しぶりに鑑賞した『封印映像』。

今回の作品の特徴は、心霊よりも生きている人間が怖いという点ですね。

取り上げる恐怖をそちらに振るのは、個人的には良いのですが、約一時間という時間的制約のため、イマイチ、その恐怖をきちんと視聴者に伝える事ができなかったように感じます。


生者独特の恐さを描くには、投稿者や投稿映像に登場する関係者についての関係性や説明が不足し、さらに恐怖映像にまつわる背景が描ききれていない点が失敗でした。

短編でまとめるには、少し無理があり、恐怖シーンが登場しても、恐怖より先に「これはなに??」と首を傾げてしまうことに。


最初の【ツーリング】は、その点において、絶妙なバランスを保っていていました。

シンプルに製作した方が、わかりやすいし、より恐怖を感じるという事を再確認しました。

良いところ

今回、唯一よかった点が【ツーリング】でした。

最後はいつもの『封印映像』で、がっかりしつつも安心しました。

ラストに至るまでの空気感は、YouTubeの心霊系動画を観ているようで、普通に不気味です。

悪いところ

【ツーリング】以外のエピソードについては、心霊現象よりも、投稿者が怖いって感じでしたね。【お葬式】は投稿者ではなく投稿者の娘でしたけど。

【お葬式】の映像を撮影した娘は、喪服を見た事もなく、悲しんでいる人を平気で盗撮するという人間。

子供なので、ビデオカメラを買い与えた父親の罪は大きいかと。


【ビデオレター】【田中】については、投稿者がとにかく酷い。人間性を疑うレベルの人間。

【ビデオレター】の投稿者は、もしかすると、父親が亡くなった事を子供に伝えていない可能性があります。

どういう経緯で離婚したのか、わからない訳ですが、子供宛に録画したビデオレターを問答無用で処分しようとする姿勢に、凄くゾッとしました。

確かに元夫が元妻に対してのビデオレターを送っていないっぽいので、それも問題かもしれませんけどね。


そして、今回最もダメだったのが、【田中】です。

映像を撮影している男の性根が、本当に腐っていて、かなり不快でした。

何が不快なのかというと、この投稿者のように、自分さえよければ、他人は死んでも構わないという者が、リアルにいるというところですね。

リアルを感じさせるという点においては、本作のコンセプトにマッチしているので良いんですけど、それが恐怖ではなく、それを通り越して不快レベルになってしまった点が残念でした。

今回のネタバレなし感想のまとめ

あまり期待していなかったので、それほどダメージはないのですが、それでも腹の立つエピソードが多くて、なんだか疲れました。

正直、ホラー・フェイク・ドキュメンタリー作品としてはオススメできませんね。

とにかく不快感マックスな作品です。


という事で、今回は『封印映像41 田中』のネタバレなし感想でした。

それでは、今日はこの辺で。

しーゆー!

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