
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、日本のホラー映画『牛首村』のタイトルをパクリ……タイトルに便乗したスペインのホラー映画『豚首村』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
読み方は、おそらく『うしくびむら』で合ってる?
原題は『Sant Marti』(サンマルティ)で、伝わりづらいので、この便乗は、仕方ないのかもしれません。
目次
『豚首村』について
原題:『Sant Marti』
製作:2018年スペイン
日本公開日:劇場未公開
上映時間:1時間20分(80分)
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
年齢制限:R15+
予告編動画
簡単なあらすじ
「サンマルティ」。その村は、昔、豚の食肉処理で栄えていた村……。
男女4人が、あるロックフェスに参加するために車を走らせていた。
順調に行くはずだったのだが、山奥で、車が故障してしまう。
運よく通りかかった男性に近くの村を案内される。
その村は「サンマルティ」という、地図には掲載されていない場所だった。
村に到着し、早速、電話で助けを呼ぼうとするも、かなり前に電話がなくなってしまっていた。
おまけに、スマホの電波も届かない。
翌朝に修理工がやってくるという事で、4人は、仕方なく、「サンマルティ」のモーテルに宿泊することに。
それなりに楽しい夜を過ごす4人だったが、やがて村人たちの様子が少しずつおかしくなっていく。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ
監督・脚本:ダビド・C・ルイス、アルベルト・バレンシア
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
フェデ:ギリェム・フェルナンデス・バルス(水野駿太郎)
ライア:アンナ・フェラン(希山明里)
サンドラ:オルガ・ベルナルド(大谷理美)
ラファ:ダビド・エスタニ(伊藤聖将)
ロミ:ラウル・トルトサ(西垣俊作)

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おっさんのネタバレなし感想
雰囲気は悪くないけど不完全燃焼なホラー映画
以前、あまり期待しないで鑑賞したところ、個人的に面白かったホラー映画『風鳴村』。
その記憶があったので、少しだけ期待して、事前情報なしの状態で、本作を鑑賞しました。
結論からいうと、雰囲気は悪くないのですが、溜まったストレスがほとんど発散されずに終わる、悲しいホラー映画という感じですね。
物語展開が、かなりのスローペースで、約40分程度経過して、ようやくストーリーが進展。
それまでの展開は、面白い……とは言い辛く、なかなか厳しい鑑賞でございました。
では、物語が進展してから面白いのかというと、そうとは言えず。
舞台となる「サンマルティ」の村の説明はあるので、そこは良いのですが、前半とは変わって、テンポが早く、呆気なく、映画が終わる印象。
期待していた展開は、ほとんど用意されておらず、不完全燃焼感が残る、そんなホラーとなっております。
ちょっとオススメはできない映画で、時間があって、Z級映画をお探しの方にだけ、その存在を知らせたい……そんな感じでございます。
グロ描写、気まずいシーンがあります
本作には、グロ描写が用意されております。
それほど多くはなく、その演出に、特別なこだわりはありません。
そのため、グロ描写目当てでの鑑賞は、オススメできません。
また、中盤以降で、気まずいシーンが登場します。
ストーリーの進行上、予想できる展開ではありますが、そもそも必要なシーンではないので、誰かと鑑賞していると、ひたすら気まずい場面。
鑑賞する時は、可能であれば、一人で鑑賞することをオススメいたします。
実際の風習を題材にしているけれど、活かしきれていない映画
本作は、実話をベースに製作した作品ではありません。
しかし、実在したスペインの風習を基に作られた映画となっております。
ところが、その風習を活かしきれていなくて、単なる舞台装置に留まってしまっている点が、とても残念ですね。
村人が殺戮を繰り返す理由付けとして利用されており、そこに村全体の悲壮感というか、村の矜持が描写されておりません。
そのため、単なるスプラッター系のZ級ホラー映画になってしまっております。
結局のところ、スプラッター演出がやりたかっただけって感じで、勿体ない気持ちでいっぱいとなりました。
口コミレビューや評価
下記サイトで『豚首村』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
本作は、スペインの風習から、色々と膨らませていけば、もうちょっと別ベクトルのホラーになったような気がします。
あまりオススメしない映画ではありますが、お時間がある方で興味がおありの方は、チャレンジしてみても良いかもしれません。
という事で、今回は『豚首村』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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