ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
『リング』や『富江』などの懐かしい邦画ホラー作品に通じるなにかを感じ取れる『呪眼(のろいめ)』。
今回は、昔の日本ホラー映画の雰囲気を楽しむことができる作品『呪眼(のろいめ)』のネタバレあり感想を書いていきませぅ。
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目次
ネタバレなし感想
YouTubeで予告編動画を発見することができませんでした。代わりといってはなんですが、ネタバレなし感想では、YouTubeで見つけた『呪眼』という短編ホラーを紹介しております。興味のある方はぜひぜひ。
ネタバレあり感想
狂人がテーマだった?
なんらかの秘密を共有しているアパートの住人たちの中に、新しくメンバーとして入った主人公。
アパートの住人にとって、不利益をもたらす入居者を妖艶な女性である関川が殺していて、住人たちはその始末をしていた……のかな?
住人のことを詮索する主人公に対して、住人たちは排除することを決めるのですが、住人以上にクレイジーだった主人公は、自身の憧れであった関川さんを返り討ちにしてしまう。
で、完。
(´・ω・`)えっ??
見終わったときに思ったことは、一体この映画は何を描きたかったのだろう?ってことです。
本当の狂人は、普通の人を装っているんだよ?って事を言いたかったのかな?
それでも、主人公は最後に突然ぷっつんしてヒロインをやっちゃうのでまだあれですけど、アパートの人たちは本当に狂っていたのだろうか。
住人たちの行き過ぎた行動が劇中では特に描写されておらず、狂人さをアピールできていない点が残念でしたね。
住人のクレイジー感をもっと盛り込んでいれば、テーマもわかりやすかったかもしれず、なんとも惜しい映画って感じです。
狂人をテーマにするには、もっとこう、クレイジーが足りない!
精神世界のストーリー展開の方が良かった?
私は途中から、これってもしかして、主人公の深層心理の世界の話かな?って思いながら鑑賞しておりました。
罪の話や罰の話など、色々とでてきたので、主人公の良心が悪しき欲望と葛藤しているのかって、ちょっと深読みしていたんですよね。
アパートの住人たちは、実は主人公がかつて殺害してきた人々だったけど、深層心理の世界では主人公は、そのことに気がついていない……。
そんな展開かなーとか思っていたら、特にどんでん返しなく、主人公が一番狂ってましたというオチでした。
別にその着地点でも良いですが、散々、不穏な雰囲気を漂わせていたのだから、もうちょっと観念的なオチでも良かったように思うんですよね。
考察したくなるようなオチの方が、この映画の雰囲気にマッチしているような感じがします。
もうちょっと色々な要素を深掘りして欲しかったというのが、おっさんの正直な感想ですかね。
口コミレビューや評価
下記サイトで『呪眼(のろいめ)』レビューや評価をチェック!
今回のネタバレあり感想のまとめ
雰囲気だけは良かっただけに、ありきたりなラストに走ってしまって残念。
エンディングだけでも、もうちょっと良い感じに料理してくれていたら、主人公に共感できない部分をチャラにできたのになぁ。
という事で、今回は『呪眼(のろいめ)』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
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